相談を持ちかけられる美しいマリアさん。


と、こういう切り出し方でわたくしたちのマリアさんに尋ねられたるナギお嬢さま、そのご相談の内容とは、""お金とはなんぞや？"たる、とっても意味の深そうなことだったり。


　
　お茶を入れつつ話を聞かれるマリアさん。


なんでもナギお嬢さま、3千円ごときの当選宝クジを燃やしたことで死ぬほど凹んだハヤテくんをごらんになって、ちょっぴり反省されているのだとか。

対してわたくしたちのマリアさん、可憐にも、'お金の価値は人それぞれ、なかなか額面通りではない'と諭されるのでございます。


　
　優しく諭すマリアさん。



ここでナギお嬢さま、かわいらしくも呼び鈴鳴らしてハヤテくんを喚ばれ、彼に誕生日プレゼントには何が欲しいか尋ねられるのでございました。

で、返ってきた答えってば"腕時計"。

「お嬢さまからわざわざいただくプレゼントなら、常に身につけておけるものがいいな」などという、スケコマシゼリフを添えて、彼は、大胆にも、そうのたまったりとかするのでありました。


そして、まんまとこれに納得しきったナギお嬢さま、今まで腰掛けていたエレガントチェアーから立ち上がり、仰々しく、約束されるのでございました。

そう、「私はお前の誕生日に・・・ 必ず腕時計をプレゼントする」と。


「ただしそれは・・・ ただの腕時計ではない。」



　
　何がなんだかわかんにゃいハヤテくんと、美しいマリアさん。




な、なんと、その腕時計、ナギお嬢さまが自らバイトとかして稼いだ金で買ってやるとか、そんなん。







な、なんだってぇーー!?




・・・そうは言っても高校生とはいえ13歳のちんちくりんなどそうそう雇ってくれるとこもなく、それでも懸命に探しまくったナギお嬢さま。そしてそれにつきあわされたハヤテくん。


　
　いっそどうたら言うてるふたりの吹き出しと、
　それらを黙って聞いて何かを思うマリアさん。


そう、騒がしくバイトを探すふたりをよそに、マリアさんは、静かに、そして美しく、何かを思っていたのでございます・・・!!



　　
　　何かを思うマリアさん。










・・・

一方ちょうど同じ頃、"喫茶どんぐり"。

タイミングよく、バイトが居なくて困っていたり。

そして思い浮かんだ有能バイトってば、そう、ハヤテくん。


浮かぶや否や、早速電話。


電話を受けたハヤテくん。


　
　大丈夫であるハヤテくんと、美しいマリアさん。


でも、やっぱし、執事の仕事があるわけで・・・。


　
　やっぱりおことわりするハヤテくんと、美しいマリアさん。


しかしここで、わたくしたちのマリアさんは、華麗な手つきで電話に代わられるのでございます。


　
　先日お手伝いしたマリアさんと、あとハヤテくん。


早速、本題について語られます。


　
　ナギお嬢さまとセットで契約、マリアさん。


そのまま、しっかりハナシをつけてくださいました。


　
　よろしくお願いマリアさん。


電話を切ったそのあとで、マリアさんは、美しくもおっしゃいました。


　
　ちょっとびっくりマリアさん。




「理由はどうあれ・・・
　あの子が自分からあんな事を言い出すなんて・・・
　思ってなくて・・・

　続くかどうかは相当、怪しいですけど・・・
　この挑戦を私は少し応援してあげたいから・・・」






　
　よろしくお願いマリアさん。















・・・

そうし迎えたバイト初日。

更衣室へと赴かれたナギお嬢さま。

そこには、なんと普通のバイト・西沢さんが・・・!!

さあ次回、どうなる!!?









マリアさんビーム　killer nyancon
おかね。

トラックバックお送り先

ゲームの戯言＋α　れろさま
マリアさんの優雅なご活躍を見て堪能しきってくださってます。あと、巡り巡ってメイドのハル子さんの心配とかもしてくださってます。

３６０度の方針転換　こいんさま
バイトの面接、不安になってハヤテくんを見るナギお嬢さまに、メロメロになっていらっしゃいます。あと「一休さん 大量殺人鬼」で検索ひっかかるのは十中八九うちのせいです。分かってはると思うけど。

tanabeebanatの日記　tanabeebanatさま
アニメの17話との関連性なども含めて、今回の話を考えてくださってます。

星の海へ行こう！　戒斗さま
ナギお嬢さまをアルバイトへと送り出されたマリアさんの姿に、"母親"を見いだしてくださってます。











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