|
カテゴリ:あ
復活したハチベエ。
彼は学校に戻り、再び鎖島先生の前に現れる。 あの夜・・・ ・・・とにかく、楯つくつもりであるならば、徹底的に叩いてやるのみ。 鎖島先生、"サボリのバツ"とカコつけて、ムチャクチャなことをハチベエに押しつける。 ハチベエ、笑顔で快く承知する。そして、やり遂げてゆく・・・。 1人で頑張る姿を見て、「我も」とばかりに手伝おうとする仲間たち・・・。 しかしハチベエ、それらに対し礼を言いつつ丁重に断りを入れる。 そう・・・ ・・・ 体育館。 1人で床をモップがけしていたハチベエの前に、鎖島先生は現れる。 彼は、ハチベエに、戻ってきた真意を問いただす。 ハチベエは、語り始める。 「待ってるってね、言われたんですよ。」 「そんなコト言われたのオレ初めてで・・・ 涙が出るほど嬉しくて・・・ ここで戻らなかったらきっと一生後悔するだろうって・・・ そう思ったんですよ・・・」 「自分の全てを投げうってでも・・・ 彼女たちの幸せを守るためなら惜しくはない! その決意のほどをアンタに見せたいと思って ココに来たんです!」 ・・・鎖島先生の表情が、豹変する。 怒りの顔が、あらわになる・・・。 「オレがあの子を あの人を愛していなかったとでもいうのか!? ええ前田ァッ!!」 静かに返す、ハチベエ。 「だったら・・・ なんで守ってあげなかたんだ?」 殴る。無抵抗のハチベエにひたすらコブシをふるい続ける・・・。 「そんな目でオレを見るんじゃねぇっ!! オマエなんかに何がわかる!? オマエなんかに・・・ オマエなんかにぃいいいっ!!」 ・・・ 暴力の件が明るみに出て、解雇が決定された、鎖島先生・・・。 その情報を聞くや否や、ハチベエ、職員室へと走り出す・・・。 職員室にて猛抗議するハチベエに、鎖島先生は出くわす・・・。 もう、あのときの怒りの表情は、ない・・・。 むしろ、何かを悟ったとても穏やかな顔つき・・・。 ーーそうさ、 そうして彼は、学校を後にしていった。 おもろかったら押してーん。 web拍手 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
September 5, 2007 05:35:48 AM
[あ] カテゴリの最新記事
|