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September 7, 2007
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カテゴリ:
大雪の日。

そんな日に、大安売りとかやってたせいで、外出していた桜子さん。

彼女はその帰り道に、雪に埋もれた変な人を発見するのでございました。

カラー

ていうか、谷山先輩。

どうやら、駅までの道に迷い、フラフラしてたら雪だるまになってたとか、そんなん。

で、もののついでに、すんごい熱とか出してたりとか。


なので桜子さん、家まで送ってゆきました。


家の前、すぐに家の人を呼ぼうとかする桜子さんを止め、谷山先輩は言いました。「今、家には誰もいないんだ・・・」


この言葉に、昔のあの、襲われかけたトラウマが頭をよぎる桜子さん。


 まさかまたそれが目的で私を家に・・・


そんな風にも思いましたが、目の前でめっさふらつく彼を見るに、おそらくそんな元気はないものかと。


と、いうわけで桜子さん、ちょっと怖いのはありますが、家に入って看病などを始めました。

体温計で確認すると、彼の熱ってば40℃以上。


 こんな先輩を一人残して帰るなんてできない・・・

 でも・・・

 この部屋は、あの時のまま・・・

 どうしてもあの時のこと 思い出してしまう・・・



ふと、手をふれられる感覚が・・・。


いやー


・・・実は、水が欲しいだけだったり。

すぐさま詫びる、桜子さん。


しかし、警戒するのは当然のこと。だってここは、桜子さんが傷つけられた、その場所なのだから・・・。

それを十分過ぎるほどに理解している谷山先輩、精一杯にほほえみかけて、「気にしないで」と言うのでした。


と、そんなところに目覚まし時計が鳴ってきたり。


時計を止める、桜子さん。


時計の脇には、見覚えのあるアクセサリー。


そう、クリスマスのときに自分が贈った、十字架模したアクセサリー・・・。


このアクセをきっかけに、そのクリスマスの日を懐かしそうに語り出す、谷山先輩。


「・・・

 でも本当に楽しかったよ。

 あんな楽しいクリスマスはオレ初めてだったし・・・



 たにやま




胸が、高鳴る・・・。



ひとみ



ちょっとだけ、席を外す。


深呼吸をして、落ち着かす。


じっくりと、心の中を、整理する。


 先輩・・・・・

 私のプレゼントしたもの、
 大切に以てくれてたんだ・・・

 誤解だったとはいえ、
 あんな一方的な別れ方をしたのに・・・

 それでも私のこと・・・



 さくらこ


 なんだかこのキモチ・・・

 あの頃と同じような感じに・・・







・・・

薬が効いてきたせいか、熱も下がって、だいぶ楽になってきた谷山先輩。

落ち着いてきたところで、ふと彼は、桜子さんに、進路の悩みを漏らすのでした。


普通の大学に行くか、それとも親を見習い、音楽の道を志すか・・・。


・・・先輩が何かに悩んで自分に相談するなんて、初めてのこと。

しかし桜子さんは、微笑みながらはっきりと、こう、返すのです。


「でもそれはやっぱり・・・
 先輩が自分で決めなじゃいけないことですよ。

 どちらを選んだとしても、
 どちらも間違いないと思いますよ。」



 こころ





・・・意外な顔をする、谷山先輩。

それから彼は、澄んだ目をして改めてこちらを見詰め、語り出しました。


「強くなったね桜子・・・

 昔の桜子はいつもオレにベッタリで、
 オレが決めなきゃ何もきめられない女の子だったのに・・・」













・・・

帰り道、桜子さんは思ってました。

 確かに前の私は先輩以外に頼れる人がいなくて、

 先輩にずっと頼りきってた・・・

 学校でつらい目にあっても、
 先輩がいてくれたから、つらい気持ちをごまかせてた・・・


 でも・・・

 それじゃあなんの解決にもならない・・・

 ごまかしたままじゃ、何も変わらない。



 ほんとう




で、帰宅。

おみやげのシュークリームも買ってきたし、ここはラブリーハチベエとガツンと一発さあ往かん、ラブコメ街道血ヘド吐くまで・・・!!


そして入っていったハチベエの部屋。




















うへへへへ
うへへへへ。








ふと、気配に気付いた愚かハチベエ16歳。とっさにコメント。







バカ
トランプがどうのこうのでやらしくない。1ミリも。









・・・桜子さん、今日も華麗にシバいてやるのでございました。ドンマイ。




















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最終更新日  September 11, 2007 11:00:15 PM
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