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つばめ先生と親しくしている相手の男性・小野さんに対峙したハチベエ。
彼は、つばめ先生に悲しい笑顔をさせぬべく、彼女の過去・恋人との死別のことを話し、そして潔く引いてくれるよう頼むのでした。 しかし、それを聞いた小野さん、むしろ今すぐに彼女に会いに行くと、態度を硬変・・・。 ハチベエも、彼の気迫に押しやられ、そのまま一緒に寮に戻ってきたりとか。 食堂。そこでつばめ先生と会う、小野さん・・・。 つばめ先生の過去の深い傷を知ってしまった彼は、ここで自らにも過去のつらい出来事があったことを明かすのです。 そう、彼にも愛する妻がいた。 しかし彼女は娘が生まれてまもなく病気に倒れて、そのまま・・・。 彼女がもう助からないとわかったとき、 先のことなんて何も考えられなくなっていた・・・。 そんなある日、彼女は・・・、 子供の面倒をよろしく頼むとか、そういうことではない。ただ、 「私がいなくなっても、 あなたは幸せでいてね・・・」 当然、愛する人を失ってしまった悲しみを消したり、想いを捨てることなどできはしない。 でも、その思いをすべて胸に抱えて、これから生きることもできるハズ。 急にうつむき心を閉ざす、つばめ先生・・・。 そんな彼女を無理矢理抱えて全力疾走で、ハチベエは走っていきました。彼女の昔の恋人・司さんの墓前へと・・・。 そしてハチベエ、大声張り上げ、尋ねました。 彼女がこれからどうしたらいいか、目の前のお墓の下で静かに眠っておられる司さんに、尋ねるのでした。 そのハチベエの姿を見て、心打たれる、つばめ先生。 今の状況をみて、司はどう言うかなんて、そんなの手に取るように分かる・・・ きっと彼は、こう言うだろう・・・。 ・・・ こうして、今ある交際に、前向きに進み始めたつばめ先生と小野さん。 最後は自分が望んだことながら、やはし自分のもとから先生が遠く離れていってしまったことに涙をこぼして悲しむハチベエ。 彼の気持ちを察してくれた弓雁ちゃんのおもてなし・スキヤキにより、なんとか元気をふりしばり、明日にむかって前向きにすすもうとか、そんな方向にイクのでありました。 ・・・・・ 最近、シリアスパートとギャグパートが交互に出てきておりますこの「あいこら」。 シリアスパートについては、わたくしのように突飛なギャグを求めているようなひとには恐らくものたりない感じになっているんじゃないかと思うのですが、なんというか、この物語をキチンと終えていくためには、通っていかなあくてはならない道。 そのへんのことについては改めて文章だけでだらだらとせめていこうかと思いますので、のちほど。 とにかく、つばめ先生にも一区切りがついた今回、次は誰が丸くおさまっちゃうのか? あるいは誰か、新たなステキ人物がハチベエの前に出張ってくるのか? わくわくしながら待っていましょうね。 おもろかったら押してーん。 web拍手 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
September 22, 2007 07:13:12 PM
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