壬生義士伝
浅田次郎の壬生義士伝(文春文庫 上下巻 各660円)を読みました。京都と盛岡に行かなくっちゃ、と思いました。特に盛岡は隣県なので、近いうちにぜひ訪れて、吉村貫一郎一家の足跡をたどってみようと思います。盛岡には学生時代、野球の遠征でよく泊まりました。遠征というと、なぜか岩手に行くことが多かったですね。仲間と「じゃじゃ麺」や「冷麺」を食べに出かけたり、河川敷で身体を動かしたりしながら、「盛岡って、なかなかいい町だなぁ」と思ったものでした。冬はかなり寒いらしいですけどね。それにしても、浅田次郎の文章は心の幹に響きますね。ある時は不覚にも涙が出そうになり、またある時は不意を打たれて声を出して笑ってしまったり… 電車の中で読むのが多少苦しい本でした。五つ星(☆☆☆☆☆)です。