沈まぬ太陽
映画「沈まぬ太陽」を観ました。上映開始が10時半。そして終了が午後2時。一日が映画だけで終わってしまった感はありますが、見ごたえのある映画でした。全5巻の原作を読んだのはかなり前。余りにリアルな描写なので、某航空会社からクレームはつかないのだろうか、などと余計な心配をしながら読み進んだことを思い出しました。よく映画化できなぁ、と今回も感心しました。豪華な出演陣がそれぞれ素晴らしい演技を見せるなか、個人的には三浦友和さんの演技がとりわけ凄い、と感じました。周囲がうらやむような出世を果たしながら、本人としては 「一瞬のつまづきも命取り」 的な毎日。そんなプチ・エリートの疑心暗鬼や焦りを見事に表現していたと思います。素晴らしい。パチパチ…途中、10分間の休憩が入るのも新鮮で、面白かったです。