カーテンコール
クラシックのコンサートに行ってきた。毎度のことながら、延々と続くカーテンコールの時間を、僕は少々ぎこちなく過ごしてしまう。素晴らしい演奏でした!という気持ちの表し方にしては、いささか儀式っぽくて心が上手く込められない。義務感、あるいはマナーとして強いられている感がなくもない。熱演を終えて疲れてもいるであろう演奏者を何回ステージに引き返させるべきなのか、このあたりが良くわからない、というのもある。例えて言えば…お葬式のときにお坊さんがお布施の金額をはっきり言わないから腹の探りあいになってしまう…。なんともスッキリしないこんな感覚が蘇ってきてしまう。やりたくなきゃやらなきゃいいんだろうけど、これもコンサートの一部だと思うと、なかなかそうもいかず。ふむ…