東京スタジアムグリーンパーク球場跡
武蔵野市に、かつて、プロ野球や東京六大学のリーグ戦が開催された五万人収容の野球場があったのだそうです。という話を小耳にはさみ、にわかには信じられずに現地を訪ねてみました。三鷹駅から30分ほどのんびり歩いて見つけたのがこの看板。本当にあったんだ…と独り感動。看板の周りはこんな感じ。都営住宅が立ち並び、球場の名残と言えるようなものは見当たりませんでした。戦後、神宮球場が米軍に接収されたため急遽作られたものの、ほどなくして神宮球場が返還されたこともあり、グリーンパーク球場が使われたのはわずか一年だったとのこと。せっかく作ったんだから壊さなくても、と残念に思いました。それでも三鷹駅から球場まで観客を運ぶための鉄道が運行されたり、当時は相当な盛り上がりだったようです。球場の解体と一緒に廃線になってしまった鉄道の跡地は広々とした公園まで続くきれいな緑道になっていました。鉄道好き×野球好きの私には堪らない歴史スポットでした。