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2007年04月の記事

全22件 (22件中 1-22件目)

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生還＆ＥＲその１

今日、病院より生還する。実は水曜日にＥＲに運ばれ、翌日帰宅させられ絶対安静だった。これが前回までの日記。が、その絶対安静中の金曜日夜に再度大量出血でＥＲに運ばれる。←いい加減自分でも体力的にも精神的にも疲れるさんで、今回はかなり危ない状態となり輸血＆緊急手術となり、両腕の20箇所ほど注射針による内出血と共に生還することができた。そこでこれまでの経緯と、思ったことを思い出しながら、そして自分の記録のためにも少しづつ書く。疲れるざんすから少しづつ。４月25日（水曜日）の朝はいつもと一緒だった。夫が出勤し、私は鉄剤とビタミンを摂る。いつもはその後、トイレの掃除をし、朝食を摂り、シャワーを浴び、犬の散歩に行く。が、その朝、また出血が始まった。まぁ、いつものことなので処理をし、シャワーを浴びた。が、その後横になって安静にしていたが再び出血がある。それもただ事じゃないほど大量に。気がついた時にはトイレの床に倒れていた。ただの貧血のレベルではなくなっていた。呼吸が落ち着いてから這い出る。電話で助けを求めようとするが、机の上にある電話に手が届かない。貧血で頭を起こせない状態。何度もトライしてやっと電話を手に入れることができた。そこで考える、どこへＴＥＬするか？９１１（アメリカの救急番号）か、夫か？まぁ、冷静に考えれば９１１にかければいいが、その時は気が動転していたので夫のオフィスにＴＥＬをした。普通であれば、ミーティングでオフィスにはいない時間帯だった。が、夫がミーティングをずるけていて電話が通じることに。“help”の一言でオフィスを飛び出した夫。それから約20分後帰宅して、救急車（９１１）を呼んでくれた。電話から約４分後、救急隊員達が到着。←ええ、消防署はとぉ～ってもご近所さんざんす。救急車ともう一台の車で、７～８人の隊員達が来てくれる。ストレッチャーに乗せられ、声をかけられる“○○, are you OK?” ○○は似ているようで大きく違う名前。私は◎◎。まぁ、そんなことはどうでもいいが。←貧血で倒れているが、頭だけはしっかりしている。救急車に乗せられると、いろんなことが一気に始まる。まず私の鼻に空気用のチューブがはめられると同時に、腕と身体に心拍計、血圧計が取り付けられる。そしてもう一方の腕には点滴用の針が刺された。その間も、気を失わせないように矢継ぎ早にたくさんの質問が飛んでくる。目を閉じていたが、決して気を失っていたわけではない。頭の中はフル回転していた。救急車がどの辺りでサイレンを鳴らし、どの辺りを通っているか全てわかっていたくらいである。ただ本当にだるくて目を開けないでいただけ。と、同時に二つの質問が飛んで来た。どちらに答えようかと一瞬迷った時、“○○, stay with me!”と頬をはたかれ、鎖骨の間をグリグリと押さえられる。大量出血による貧血の状態では、身体の動きが一気に鈍くなる。が、脳だけは疲れない。一度にたくさんのことを考えられる。これは残りのエネルギーを脳に集中させようとする、言い換えれば脳を最後まで生かすための、人間の本能的なものではないだろうかと思わされた。救急車が動き始めて３～４分後、サバーバン病院に到着。そうっ！この病院ともとぉ～ってもご近所さんざんす。続きはまた明日

2007/04/30

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お礼＆お知らせ

ついに恐れていたことが起こった。昨日、大量出血で救急車でＥＲに運ばれる。今は絶対安静。詳細は後程。今回のことでお世話になりました方々、どうもありがとうございました。またしばらくはメールが書けませんので、ご了承ください。ではでは

2007/04/27

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しゅじゅつのひどり

昨日は風邪と貧血でボロボロになっていた。夫が早く帰ってきて洗濯をしてくれた。そして今日は、子宮筋腫の担当医に会う。夫が来ると面倒臭いんで、１人で会う。どうやら私にはホルモン治療はあまり効かなかったようだ。んで、これからについて話をする。って、ただ単に私がこれからどうしたいか決めるだけ。このままもう一度ホルモンを打って筋腫が小さくなるのを待つか、すぐに手術をするかどうかと言うこと。厄介な筋腫を長く持ちたくないので、すぐ手術をすることにした。そこにコーディネーターのジニー登場。これは日本にはない職種。ドクターでもナースでもないコーディネーター。専門が細分化されているアメリカでは、治療がスムーズに行くように、コーディネーターが流れを説明したり関係クリニックへの調整をしてくれたりする。間に人が入ってややこしく感じるかもしれないが、コーディネート専門なので患者の質問にいつでも答えてくれるし、ドクターやナースも自分達の仕事に専念できるのである。それで手術をする前に、sonogramなどの２～３の検査をしなければならないことを説明してくれる。そんで、その検査は別のクリニックとなる。つまりクリニックのはしごさ。面倒臭いけどね。面倒臭いが、ジニーが検査をするクリニックまでついて来てくれて予約までしてくれた。検査は来週の頭。その結果を元に、Shady Groveにある大きな病院で手術をすることになる※。※アメリカのクリニックは本当に驚くほど簡素である。日本で言うところの小さな町医者より簡素。そこで患者を診察し、手術が必要な場合は大きな病院の手術室を使うことになる。つまり患者を自分のクリニックで診て、手術の時は別の大きな病院へ現地集合となる。患者もドクターも移動するのである。日本のような大病院もあるが、ほとんどがクリニック→病院が一般的。検査の予約の際、ジニーが私の手術の希望日を聞いた。私「別にいつでもいいけど、できればメモリアルデー間近がいいな」ジニー「バケーションに行かないの？」私「メモリアルデーはね、いつも夫の両親宅へ行かなくちゃならないのよ。そんで、それが嫌だから術後で何とか行かなくて済むようにしたいのよ」その途端、ジニーが私の腕を握るジニー「わかるわっ！嫌よねぇ～、義家族と過ごすのっ！まかせて！なるべくメモリアルデーに近い日に予約を入れてあげるわっ！」この話題は日米共通なのかすぐ連帯感が生まれる。とんとんと話が進む私「お願いねっ！」家に帰って早速夫にＴＥＬで知らせる。私「．．．．．と言うことで、私メモリアルデーにお義母さん達の所に行けないから、犬と一緒に行って来て」そう、１人にさせてくれよな夫「えっ．．．う～ん。わかった！メモリアルデーは行かないよ。その２週間後に皆で一緒に行こうよ！」なんでそうなるわけよっ！せっかくジニーと申し合わせて予約を取ろうとしてるのにっ！こうなったら、“いつまで経っても、術後経過がよくありません作戦”を使うしかない．．．夫とのＴＥＬが終わり、どよ～んとしているとＴＥＬがなる。誰だろう？Caller IDを見ると、義母からっ！まるで２人の会話を聞いていたようなタイミングの良さ。一層落ち込む。出ない。留守電が回り始める。義母「私よっ！どこにいるのっ？木曜日にはジョージアから家に帰るから、その時また電話するわっ！」偶然だとは思うが、あまりのタイミングの良さに夫をつい疑ってしまう。それよりアンタ、新しい家はどうなったのさ！？新しい家を探す予定で、ジョージアのアパートに住んで４ヶ月。まだ探せないの？それから毎週のＴＥＬもやめてくれる？電話で話したことが、翌日には親戚からご近所さんまで筒抜けじゃない！そんなんでメモリアルデーに誰が行きたいもんか！先週末、義両親は夫の妹のスーザンちへ行っていた。恐らく毎回のごとく、最後は義母とスーザンは大ゲンカしたに違いない。これで引っ越すのを止めるなんて言うなよな！P.S. いろんなソフトと一緒にホットメールを使っているとＰＣが落ちるので、明日改めて返信します。この場をかりて“済みません”

2007/04/25

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おんなってその２

以前書いた女の裏側について、もっと他の例はないかと聞かれた。まだ20代前半だった頃、某有名企業で、皆和気あいあいと結構毎日楽しく働いていた。と、そこへ新しい年上の派遣社員が派遣されてきた。彼女は、○○博やイベントなどがあるとナレコン（ナレーターコンパニオン）をするほど綺麗だった。いつも身だしなみに気を使い、身に付けているバッグはすべてヴィトンやブランド物で、そして美に対する追求は並々ならぬものがあった。美に対する追求とは、毎日スポーツジムに行き、フェイシャルに行っていた。顔に電流を流すと10年後の肌が違うと言うことだった。←10年後を知らないので、肌がどうなったかはわからない。とても完璧に見えた彼女だったが、なぜか彼女が加わるとその場の雰囲気が変わった。そして私を含め女子社員が、独身男性社員と話していると決まって彼女がやって来て話を取る。彼女は自分の美に自信があったため、若い男性社員が振り向いて当然と思っていた。そして趣味が、振り向かせるだけ振り向かせたら、振ると言うもの。私と同い年の男の子も射程距離だったそうな。（アンタ、何歳年違うかわかってる？）彼女の性格は、女同士だとすぐ見抜く。そして年配の社員も見抜くのである。気づかないのは若い男性社員だけ。ある日、ミーティングがあり参加していた。そのミーティングが終わりオヤジ達と雑談していると、ミーティング中からオフィスの反対側の若い社員がいる所を、蝶のごとくヒラヒラと飛んでいた例の彼女の話となった。その時、課長が一言課長「ありゃぁ、ボラだな」ボラァ？私「ボラって何？」課長は笑いながら自分の席に帰って行く ←実際はちゃんと敬語を使ってざんす私「ボラって何よ？」年配女性社員「ボラって魚のこと。ボラは、内臓をとっても腹の内側が真っ黒なのよ。つまり腹黒ってこと」へぇ～～～っ!!!! オヤジ見てないようで、見てるじゃん！オヤジを見直すそしてまた別の時、彼女に優しくされていた若い男性社員が上司に言ったらしい。彼女はブランド物ばかりもって、付き合うには大変そうだと。つまり高い女だと。その話を、オヤジ達と雑談している時に教えてくれた。すると別の上司が一言上司「あの子の財布の中身は1000円だな」私「なんで知ってんの？聞いたの？」これまたオヤジ達は笑って教えてくれない私「なんで知ってんだろうね？見たのかな？」年配女性社員「あれはね、高いブランド物ばかり持っているけど、人間としての中身は1000円程度の価値しかないってこと」ほぇぇぇ～～～!! やっぱ見る人は見るって言うけど本当ね。おそるべしオヤジ！その後、彼女がどうなったのかは知らない。４～５年後くらいまでは風の便りで聞いたことはあったが、その時はまだ、美を追求しながらブランド物を持ってヒラヒラしていたらしい。

2007/04/23

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はじめてのＥＲ

今日、アメリカで初めて患者としてＥＲに行く。夫が足の指の骨にヒビが入った時は付き添いで行った。日本では、胃痙攣などで何度か行ったことがある。なぜＥＲに行ったか？それは突然の出血のためだった。１月に３ヶ月分のホルモン治療を受けた。その時の説明では、３月からは完全に出血が止まり、その後２～３ヶ月は出血はないと言うものだった。が、昨日から出血量が増えて、貧血になったためＥＲに行った。もう自分は患者なんだからと、思いっきり部屋着の小汚い格好で行った。知った人に会うことはなかろうと。が、そこには夫のNAVYの友人がいた．．．いろいろ事情を聞いてくれ、すぐ見てもらえるように取り次いでくれた．．．私は小汚い格好だったんで、恥ずかしくて思いっきり気分の悪い格好をしてうつむいていた．．．夜のＥＲ、なぜにこうも一杯なのか！？待合室は人で溢れかえっていた。それもしゃきっと歩ける人ばかり。私は貧血と言うことで、車椅子に座る。嬉しそうに押してくれる夫。個室の診察室では、病院が用意した服に着替える。そして看護師が来て、心拍数と血圧を計る物を指先と腕にそれぞれ取り付け、血液を採取し、点滴をつけた。刺された針の数、４箇所。おまけに刺した後で血管を見失ったと、刺した針で探してくれた。痛かった．．．そう、痛かったのは私。が、注射針を刺す時、ボクは見たくない！と言いながら夫が目を背ける。アンタは痛くないでしょ！ヤツはなぜか血液関係に弱い。血液検査の結果はまったく問題なし。それどころか、血をあげられるほど充分あったそうな。恐らく今回は短時間で大量の出血があったんで、一時的な貧血らしかった。が、不思議なことがあると言われる。なんでも、私と同じホルモン治療を受けた別の患者が、今夜私と同じような症状（突然の出血による貧血）でＥＲに来ていたそうな。全くの偶然なのか．．．？そこへドクター登場。一応ＥＲ、緊急なのに握手と自己紹介から始まる。←看護師も同じだった。この辺りは日本と全く違うわよね。そう言えば、すぐ患者用の服に着替えるところ、心拍数や血圧測定器を取りつけるところも違う。万全には万全を期すって感じ。それからドクターが、これからする治療を全てはっきり説明してくれるところ、そして一つ一つのステップを言いながら進めてくれるところも違う。全く同じ治療をされても、知らされているのといないのでは安心度が違う。日本で胃痙攣でＥＲに行った時、アメリカと同じように待たされた。が、他の患者を診ていたのではなくて、どうやら寝ていて起きるのに時間がかかったらしい。それから「点滴しようか？どうする？原因はわからないね。一晩泊って行く？」と、患者の私に聞かれた。おりゃぁ医者じゃないんだから！ドクターから、私の担当医に連絡が行く。もしこれがもっと緊急を要したら、担当医が来るところだったが、今日のところはこのまま様子見をして、火曜日に担当医と会い、次の治療へと進んで行くことになった。それまでの間、もしもっと出血がひどくなったら今日のＥＲの担当医が診ることとなる。点滴が効いて来て、だんだん元気になる私。と、同時に口数も多くなる。心拍計についてなど、いろいろ質問する。冗談まで飛び交うようになる。ＥＲと言う緊急の場なのに、笑い声が多くなる。空港の別室、在日アメリカ大使館、移民局、病院等々、ありとあらゆる真面目な所で笑いが起こる。そして最後は笑いながらその場を後にするのである。ＥＲに来たのが、午後７時半頃。病院を後にしたのが、11時過ぎ。長かった．．．明日はゆっくりしよう。

2007/04/22

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うずまき

予約なんていつでもできると思っていた、ケネディセンターでの「オペラ座の怪人」。今日、予約しようとする。が、ボックス席は全て１席しか残ってなかった．．．次に良い席をネットで探すが、オペラ席のどこが良いか自分で悩むより、ケネディセンターの人に聞く方が早いのでＴＥＬをした。夫の誕生日のプレゼントにしたいこと、ボックス席の次に良い席を教えて欲しいこと等を伝える。さっそく、誕生日当日のオペラ席の良い席を押さえてくれた。面白かったのは、２人の身長を聞かれたこと。それによってよく見えるように、前の席が低いところなどを押さえてくれるようである。ネットで漠然と予約するより良いカモ。が、電話で予約した場合は、確か$19ほど手数料を取られる。ええ、次からは余裕をもってネットでボックス席予約するざんす。ところで次の日曜日まで、Ｇストリートファブリックでセールをしている。ＨＰでクーポン券をプリンとして持って行くと、さらに安くなる。さっそく布を買いに行く。今回は、バッグを保管するための布袋を作る予定。←布袋に入れてクローゼットに入れておけば、バッグが増えても夫は気づかない。そう、安いコットン生地でいいのさ。そして生地を探していると、一枚の生地が目に入る．．．こっこれは！この渦巻きはっ！！義母が私に送って来たＴシャツの柄とほぼ一緒！一気に脱力。義母と一緒に買い物に行った時、義母がこのバカボンのほっぺの渦巻模様のＴシャツを私用に買おうとした。頑としていらないと言い張る私。義母は周りの客を味方につけて「ソーキュート！」を連発した。それでも要らないと言う私。義母はやっと諦めた。かに見えた。実際は３ヶ月後の、私の誕生日にプレゼントとして送ってきやがった！包みを開けて呆然とする私、涙を流しながら大笑いする夫。カードには、このＴシャツを学校に着て行けと書いてあった。本当にケンカ売ってる？その後このＴシャツは、友人のお母さんにもらわれていった．．．今年も誕生日が近づきつつある．．．

2007/04/20

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しょくれき

ここ最近、人材派遣会社に登録したりしている。メールに添付やＨＰを通して履歴書を送る。大体すぐ返事が来る。これですぐ仕事が来るか？いや問題が山積みさ。一番の問題がリファレンス。アメリカで就職する時は、必ずといっていいほどリファレンスを要求される。リファレンスとは、会社が社員を採用する際、その社員が以前勤めていた会社に連絡をして勤務ぶりを問い合わせることである。それが私のように国外から来た者にもちゃんと調べが入る。例え外国人であろうが、履歴書に書かれている会社にきちっと連絡が行く。ところが派遣社員、フリーランサーとして働いて来た私にはリファレンスで問い合わせてもらう会社がない。確かに付き合いの長かった会社はある。が、当時の社員は転勤で散らばっている。問い合せはかなり難しい。これが一番大きい問題である。その他の問題は業種がばらついているので、結局あんたは何な訳？ってことになる。それと日本とアメリカでは職種の呼び方が全然違っていることも。日本では事務職は一般事務。経理は経理。大体それくらいだろう。アメリカでは小さく細分され、いろいろな名前が付いているのである。そして自分のして来たことが、どれに当てはまるのかがわらない。日本では２年間だけ正社員をした。その後、派遣社員となり、フリーランサーとなり、チーママのような派遣会社のマネジャーをやったりしていた。職種も、一般事務はしたことがないが、ＰＣインストラクター、製図、ＣＡＤ、データ分析等々なんでもした。これをアメリカで説明しようとするとかなり難しい。昔、日本とアメリカを行ったり来たりしている時、空港で別室送りになったことがある。理由は入国目的。お約束のように“観光”と書いていた。もちろん観光もあったが、大学の下見も入っていた。そこで入国審査官に聞かれる「入国の目的は？」私「観光です」書類に“観光”とだけ書いたんで、それを変えるわけにいかない審査官「以前にも観光で入国しているよね？それでまた観光？」私「良い絵は何度見ても飽きない」このふざけた言葉が審査官を怒らせた次の瞬間、私の書類はクリアファイルに入れられ、その窓口は閉じられ、「ついて来い」の一言で別室に連れて行かれることに。当時、別室の怖さも知らずチョロチョロとついて行く。別室では、別の審査官が私に質問をするから正直に答えるようにと言われる。そこへANAの地上係員がやって来て通訳の有無を確認する。私「お願いします」審査官「通訳はいらない」私「話に行き違いがあってはいけないので、お願いします」審査官「要らない！」オレがいるっつってんだろ。が、却下．．．当時は本当に恐いもの知らずだった。今ならエヘエヘで媚びを売るだろうに。審査官はいろいろ質問しては、何やらＰＣに入力していた。それが気になる私。私「何入力してんの？ちょっと見せて」とＰＣモニターを自分の方に向ける。怒られたここのやり取りで一番問題になったのが、私の職種。その時の所持金、ＵＳドルで＄500ほど。これが少なすぎるそうな。んで、キャッシュカードやクレジットカードを使うことを説明。次が職種。いくら自分の職種を説明してもわかってもらえない。正社員ではないため、日本へ帰国する保証がなく、もしかした不法滞在で居座ると思われたらしい。まぁな、所持金が少なくて、安定した職種じゃなかったら思われても仕方ないかも。おまけに独身だったし．．．この職種でかなり疑われ、わかってもらうまでかなり時間を要する。で、結局何が問題だったかと言うと、書類の入国目的のところにきちっと“大学の下見”、“友人に会う”等を書き込んでいなかったため、“観光”だけでは滞在期間が長すぎると思われていたこと。この時点で、書類上ではすでに偽証罪となるそうな。最終的には入国できたが、もしここで審査官の心証を悪くしていたら入国拒否にあっていた可能性大。一度入国拒否になると、内容によるが３、５、10年、そして一生涯とアメリカの土を踏めなくなる。最後にカバンの中を見せろと言われる。私「嫌よ」カバンの中はぐちゃぐちゃだった審査官「見せなさい！」仕方なく時間をもらって、カバンの中を整理した。そして見せる審査官「もういいよ。行きなさい」かなり呆れられた。３人の審査官に笑われながら見送られる審査官「また来いよ」誰が来るかっ！？とまぁ、仕事を得るにも、アメリカに入国するにも職歴が足を引っ張る訳ですな。が、日本の家族からはチャランポランと言われた私の職歴が、実はアメリカではすごいことになる。例えば、日本で一社で一般事務歴10年と、チャランポラン歴10年だとすると、ほとんどの企業で後者が選ばれる。マジで。以前、スミソニアン博物館のインターンに応募した。その時、まず学内審査があった。フルタイムの学生という条件で落とされた。私はパートタイムだった。が、履歴書を添付して書類を提出したところ、学校からインターンの依頼が来た。それも３つのデパートメントから。他に３人の教授から仕事の話があった。そして今は、履歴書を送った派遣会社からは必ず連絡が来る。が、リファレンスですべてつまづいている．．．いつになったら働けることやら．．．

2007/04/19

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バージニア工科大学乱射事件

昨日、バージニア州のブラックスバーグにあるバージニア工科大学（ＶＴ）で乱射事件が起きて、32人の犠牲者を出した。この犯人は家族とともに韓国から移民した23歳の学生。で、犯人はまだ永住権（グリーンカード）保持者で市民権を取得していなかった※。そして永住権保持者が銃を保持することは違法である。※アメリカにずっと住むには、永住権を取得する必要がある。永住権保持だけでは一生涯アメリカに住めるが、国籍は元の国のままである。完全にアメリカ国籍となるためには、市民権を取得しなければならない。これは永住権を取って、数年して初めて市民権を申請できる。←野球選手の新庄の発言「オレ、アメ人になっちゃたから」んなこたぁ、あるわけない。野球選手は恐らくＯビザ（outstanding visa）ではないかと思われる。永住権以外で長期に渡ってアメリカに住むことのできるビザは、確かＥビザでジャーナリスト用だったと思う。この犯人は、日本人もたくさん住んでいるＤＣ郊外のフェアファックスのセンターヴィルの出身で、現在両親も住んでいる。ここの公立高校を卒業後、バージニア工科大学へ進学した。そして今回の犠牲者の中にはセンターヴィルの高校で一緒のクラスメートだった女子学生も含まれている。この犯人はどうやらうつ病だったらしく、薬を服用していたようだ。この辺りに、報道されているように女学生をストークしていたという裏付けがあるのかも。またこの犯人を知る学生によるとあるクラスが始まって教授が学生の出欠を取ったが、彼の名前が含まれていなかった。犯人は自分の名前を伝えたが、いつのまにかクラスから孤立して行ったらしい。あまりにも大人しく、全く目立たずそうなったらしい。これらの情報は、ワシントンポストラジオ（FM 107.7）より。ところで、バージニア工科大学とはどんな大学か？フットボールの強い学校である。それから今回の事件と関係があるかどうか分からないが、この大学は1970年代半ばまで黒人学生（アジア系も含まれていたのかは？）を受け入れていなかった。昨年末他界したフォード大統領によって黒人学生も受け入れられるようになった。（フォード大統領の葬儀の父ブッシュか現ブッシュのスピーチより）信じられないが、約30年前のことである。全米で公民権運動が盛んになったのは、60年代初頭のケネディ政権時代である。それから10年以上遅れていたのである。つまり街自体が、とても田舎でとても閉鎖的である。もしかしたら人種差別があったのかも知れない。一人の人間の心の奥底に溜まった物が、こんな形で出るとは．．．丸一日以上経つが、未だに何がどうして？という思いである。私も前セメスターまでずっと学校に行っていたが．．．やはりどう考えてもなぜ？という疑問しか出てこない。

2007/04/18

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おんなって

先週、Balducci'sのあるWildwood Shopping Centerからクーポンが届いていた。日曜日の夕食はBalducci'sのサンドイッチを食べることが多いので、昨日もクーポンを持ってさっそく買いに行く。ここのサンドイッチのマイブームは、スモークドチキン＆アボカドサンド。たぁ～っぷりのアボカドが入ってこってりして美味しい。本当はボストンが好きだったが、今はもう作ってない。昔からいる店員だったらボストンサンドを知っているので作ってくれる。夫のお気に入りは、ツナサンドとオールドジョージタウンロードサンド。大体いつもこの内のどちらかが、月曜日のランチとなる。最近、あるブログを徹夜をして読んだ。ええ、暇人だす。もう本も出版されているようなので、ブログ情報を出しても大丈夫かと。それは「ボクの離婚バトル」と言う、壮絶な離婚劇のブログ。かいつまむと、結婚６（いや７だったかな？）年目で奥さんが浮気をしているらしいことを悟った著者が、事実を掴むため探偵を雇ったりする。そしてその奥さんの浮気の事実を元に弁護士に相談するが、奥さんが逆切れし異常な行動を繰り返すようになる。そして１年以上戦って、やっと離婚が成立すると言うもの。まぁ、読む限りこの奥さんは一時的にかもしれないが、精神的に病んでいるのではないかと思わされるほどの異常行動をする。が、同じ社内で知り合った時の奥さんは、皆から好かれるとても素敵な方だったらしい。が、が、が、女の裏表を知っている私から見ると、これは簡単に騙されちゃったのねって感じ。まぁ、女は猫かぶるのは本当に上手いもんね。私が働いた某有名会社での話。その日は朝からお腹の調子が悪かった。そしてついに時が来て、トイレにダッシュ。すっきりして、さて出ようかと思った時、目に入ったのがトイレについた汚れ。これはソソウをしてしまったと、慌てて掃除を始める。が、いくらブラシでこすっても落ちない！すでに乾いてこびりついていたっ！つまり私のソソウではないっ！そのトイレには掃除夫はおらず、使うのは某社の３人の女子社員だけ。このこびりつきは、その３人のうちの誰かの物さっ！そしてよく見ると、どのトイレも長い間掃除された形跡がない。おまけに洗面台の周りは髪の毛が無数に落ちていた。３人が３人とも可愛くて、その営業所では男性社員から可愛がられていた。が、このこびりつきの一件から、私の彼女達への見方が変わった。私が仕事をしている後ろの陰の方でささやき声が聞こえて来た。ＯＬ「んもぅ、お弁当作ってあげなぁい」そんなもん、いるか。きっと小汚いに違いない男性社員「え～、お願い、作って下さいよぉ」あんた、食べたらポンポンがピーピーになるでどうやらこの２人は社内恋愛中だったらしい。まぁ、知らぬが仏よな。朝のミーティングが終わると営業マン達は外に出て、営業所はＯＬ３人だけになる。すると、１人が引出しからラジカセとポテトチップスを取り出し、残りの２人が自分達のお菓子と椅子を持って集まる。そしてガンガンに曲をかける。ＯＬ１［やぁっぱ、キムタクよねぇ」男性社員がいる前とは打って変わって、どすの聞いた声になっているＯＬ２「シンゴチャンもいいじゃん」と、宴が始まるこの豹変ぶりにも驚いた。と、そこへＴＥＬがはいる。慌ててラジカセのボリュームを下げて、いつもの可愛い声で答えていた。トイレで会う彼女達は、何度もお化粧直しをし、何度も髪をとく。身だしなみには気を使うが、落ちた髪の毛を拾うことはない。夕方、外回りの営業マンが帰ってくる。またいつもの可愛いＯＬ３人組に戻る。ええ、誰も彼女達を悪く言う社員はいない。皆から好かれていた。そして来る日も、来る日も、トイレは相変わらず汚かった。もしこのＯＬ達と社内恋愛中の男性社員が、トイレや裏の顔の実態を知っても結婚するだろうか．．．この離婚バトルの著者も同じように、肝心なものが見えてなかったのではないだろうか。結婚何年経とうが、猫をかぶる人は上手くかぶる。そして離婚と言う言葉で初めて、その本性を現すのではないかと思う。夫婦喧嘩をしても“離婚”と言う言葉だけは決して言ってはいけないとよく聞く。うちは毎回言う。指輪が宙を舞う。怒って口を利かないで気持ちをわかって欲しいなんて幼稚な押し黙り作戦は使わない。察することができない相手には、思いっきり文句をたれる。本性出しまくり。もし離婚となったら、夫も私も二度と結婚はしないだろうと思う。特に夫は懲りてるに違いない．．．

2007/04/17

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ＰＣ

今日は何度もＰＣが落ちる．．．さっき書いた日記も登録する前に落ちてしまった．．もうそろそろＰＣの買い替え時かもしれない。まぁ、このＰＣも７年目だし、今年買い替えるか．．．ところでＰＣってただの機械だが、使っている人を結構反映している。日本で働いていた時は、100社以上の会社で働いてたくさんのＰＣを使った。んで、ＰＣを使うと、その持ち主（職場限定）の性格が良くわかる。ある意味プロファイルできるかもしれない。私の場合、仕事上で大量のＰＣを使ったのであくまでも職場限定。ある会社に行って、ある社員のＰＣを使う。少し使えば、その社員が仕事ができるかどうかもわかってしまう。某社に行った時の話。某社員のＰＣを使うことになった。んで、いろいろ入力するが、全く漢字変換されない。例えば“四面楚歌”と入力したいとする※。“しめんそか”と打っても、市綿疎課とか出てくる。気が短い私は、20分もＰＣを使うと文句を言いだす。そしてこのＰＣは新しいのか？とか、この社員は新人か？とか聞き始める。最後には怒ってＰＣを換えてもらう。←この会社とは何年も付き合いがあったんで、ワガママが言えた。※四面楚歌などの四字熟語は初っ端から変換される。単語登録する必要はない。あくまで例え。その社員は入社３年で、ずっと同じＰＣを使い続けてリサーチ結果を入力しているそうな。つまりこの持ち主は、四面楚歌がきちっと出ないことに疑問を持たず、次回きちっと一発で出せるように単語登録もしていない。他の社員と同じような仕事内容で、同じようなことを入力しても、一字一字変換するので同僚より何倍も時間をかけているのである。もしこの社員が毎日遅くまで残業をしていたとしても、同情の余地はない。それに恐らく出世しても、ある程度のところで頭打ちがあるだろう。まぁ、入社３年目の社員だったらまだいいが、これが係長、課長あたりになって、自分が入力環境を整えてなくて残業になり、部下が帰るに帰られない状態だったら悲惨さ。が、この現状に疑問を抱いてなかった、この社員はこんな上司になる可能性充分。反対に、同じ会社の他の課の社員のＰＣは、入力で躓くことが一度もなかった。この会社は専門用語たっぷりの職種だったが、彼女のＰＣには全ての専門用語が単語登録してあった。だから一日で、他の社員より仕事がかなり速い。何百台も使って来たＰＣの中で一番だった。彼女が男だったらねぇ．．．と、さっき書いた日記とは全く関係ない内容になってしまった。ところで今週またフリーメーソン関係の施設に行ってみるつもり。んで、いろいろ検索していると出て来た、フリーメーソンのＨＰ。中に詳しい説明と写真がてんこもり。私の写真よりGood!http://www.scottishrite.org/右上の“VISITORS”にマウスを当てて、一番下の“Virtual tour”をクリックすると、各階の写真と説明が見られる。

2007/04/16

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ＤＣさくらまつり

今日初めてＤＣの桜まつりに行く。まぁ、こっちに住んで結構経つのに、桜まつりに行くのは初めて。今まで行かなかった理由は、ただ単に人込みが嫌いなだけ。んで、今日はいつものように昼過ぎまで本を読んでいた。ところが思い立ってまつりに行くことに。夫の運転する車で、いざ出発！！が、案の定、渋滞の方へと運転して行く。他に空いている道があるのに、他の車の後をついて行く。んで、やっぱり人込みは嫌いだだのなんだのと言っている。自分でその中に入っていっている癖に。おまけにとぉーくの方に車を停めるし．．．まつりは結構な人出だった。人込みの中を歩くのが苦手な夫とは、どんどん距離が開く。何度も止まって夫を待つ。そこで夫に言う、私が夫の後をついて行くから好きな所に行けと。ヤツはもう動かない。あ～あ．．．それからまつりに来た一番の目的、屋台に出ている日本食を食べに行く。行きつけのお寿司屋さんが屋台を出していて、そこの列に並ぶが、ヤツはこれまたどんどん順番を抜かされて行く。仕方なく、食べる場所取りをさせ、すべて私が並んで買うことに。横で嬉しそうにうな重を食べている夫を眺める。本当に生活力ないよなぁ．．．なぁ～んか疲れる．．．それにしても、夫に限らず他のアメリカ人達も本当にトロい。特に列に並んで物を買う時。自分の番が来てもトロトロしている。こっちはかなりイラつく。例えて言うなら、日本の地下鉄で切符を買う時、ずっと列に並んでいて自分の番が来た時初めて、目的地の料金を探し始めるといった感じ。ホントうそやろぉ～って感じでイラつく。ちなみにメニューは４種類で、目の前に出来上がっていて指差すだけでいいのに。どうしてそんなに迷う？買うものを決めてから並び直せ!!って文句が口から出そうになる。が、そこにはお店のよく知っている人がいるので我慢する。←今日のまつりもこの人に誘われた。おまけに列なんて関係ないわぁ～って感じでアメリカ女が横から注文する。それから人の持っているものを指して「なぁ～に？なぁ～に？それはなにぃ？ちょっと食べさせて」勘弁してくれぇ～。日本のまつりや夜店の方が、人出は多いがきちっとしていると思う。そして振り向くと、私のバッグを持って食べ物を待っている夫が遠くに見える．．．今日のヒット。ＡＴＭ日本で言うＣＤ。それも移動式？これがポツン、ポツンと自動販売機のごとくテントに設置してある。日本じゃ考えられないよね。何だか感動して撮影。ちなみにアメリカのＡＴＭ（ＣＤ）って、基本的に引出し専用で、ほとんどの機械で入金できない。入金する時は、窓口でするか、現金を専用封筒に入れて金額を記入し、外の入金口に落とすだけ。中で行員が数えてＰＣ入力する。これが超大国で先進国のアメリカの実態。コインまで入金できる日本のＣＤって恐らく世界一だと思う。そして帰りに、スタバに寄る。例によって夫は椅子に座って待っている。並ぶのは私。そして手に入れたホットチョコレートを嬉しそうに飲んでいた．．．やっぱまつりはこれ一回でお腹一杯さ．．．二度と行かないかも．．．疲れた．．．

2007/04/15

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いえのつごう

日本で主婦がＦＸの利益４億円の所得隠しだと。元本がいくらかわからないが、まぁＦＸはちゃんとしていれば儲かるのよ。先週からパートを探すことにした。私が家でのんべんだらりとしているのを、夫が嫌がるから。どうやら私の収入はどうでもいいらしい。←今の状況でパートに出ると、税金をかなり払うことになる。が、とりあえず退屈な人間になるなってことらしい。んで、近所の派遣会社をリストアップし、登録することに。と言っても、仕事があるとは思っていない。まず、筋腫の手術で２～３週間働けない。５月の終わりの週は義両親宅へ行くと言っているので、仕事はできない。おまけに秋に２～３週間日本へ帰るので働けない。それから９月から学校へ戻るかもしれないのに。こんな条件で長期の仕事があるはずがない。あっても単発ね。が、あるところはある。それは学校。何度もインターンとして働きに来いと言われている。でも学校は嫌いなのさ。大体、駐車スペースを探すところからすでに疲れている。それよりも近所の、できれば歩いて行けるところがいいのさ。働くのは良いが、通勤に時間と労力を使うのは嫌ざんす。特にパートだし。まぁ、初っ端からやる気が失せてる。日本にいたころ、某派遣会社の某部門のマネジャーをしていた。まぁ、契約のチーママみたいなもん。自分のフリーランスの仕事も兼ねていた。毎日いろんな人が登録に来ていた。そこでいつも不思議だったのが“主婦”の存在。このことで私はたくさんの主婦派遣社員を敵に回し、嫌われていた。当時、何十人もの派遣社員とともに現場にいた。すると主婦派遣社員がやって来て言う「家の都合で明日お休みをください」と。私「家の都合って何ですか？」問い詰めるのではなくて、純粋に“家の都合”がわからなかった彼女「そこまで聞くんですかっ！？」？？？ “家の都合”って人に言えないことなんだろうか？そんなに怒ることなんだろうか？んで、この彼女、登録の際には「休みは要りません。一生懸命働きますので、仕事をください」と言っていた。それが仕事が始まって二週間経たないうちに、“家の都合”で休みをくださいか．．．ちゃんと週２日は休んでいるはずなのに。それから“家の都合”が大きな疑問となる。友人達に聞きまわる。・住んでいる社宅のゴミ出し場の掃除当番が回って来た時・病院へ行く時・来客がある時・子供の参観日等々、教えてくれた。だったらそれぞれを理由で言えばいいのに．．．事前に言ってもらえれば、他のスタッフで穴埋めができるので別に怒りはしないのに．．．なぜかいつも決まって前日の、それも退社時に言われるのよねぇ。んで、水戸黄門の印篭のごとく、この“家の都合”がまかり通る。私にとっては不思議だったわ。当時は携帯に追いかけられる生活をしていた。電車の中、車の運転中、食事中、歯医者の治療中、ありとあらゆる時間に仕事の電話が鳴った。対応できない時は、その都度ちゃんと理由を言っていた。そして毎日、派遣先の女性部長と一緒に夜中の１時、２時まで現場にいた。そんな時は決まってしょーもない話をしていた。ある時、彼女に将来どうするのかと聞かれた。私「結婚して、主婦になって、派遣社員になって、トートバッグを手に“家の都合”で休みをとりたい」アホかと言われる。でもやってみたいもん！んで、結婚した、一応今は専業主婦、そしてこの度派遣会社に登録する。それもアメリカの会社だけ。日系では働かないと、アメリカ留学を思い立った時から決めていた。こっちの学校へ行くのに、わざわざ日系で働きたくない。アメリカの企業でアメリカ人と同じ土俵に立って働きたい。そしてもし今回の登録で仕事があれば、試してみたい“家の都合”を。アホだとは思うがやってみたいのさ。

2007/04/13

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くぃ～ん？

最近、ジョイスとよく犬の散歩をする。何気に散歩時間が同じようである。ジョイスは母親の歳くらいである。今日も彼女に会う。んで、ここ最近義母のことで相談に乗ってもらう。最初は、平均的なアメリカ人の姑はどうなのかと聞いてみた。答えは、どうやらうちの義母は平均的ではないそうな。干渉しすぎ、英語で言うところのtoo noisy!まぁな、一週間に一回はＴＥＬしてくるし、二週間に一回はカードを送ってくるもんな。前は毎週送って来ていた。とにかく私達のことは漏らさず知りたいって感じさ。そしてMe! Me! Me! All about Me!!! だもんな。いろいろ対抗してくるし．．．こっちに来てから私は腰痛になった。ずっとデイバッグで重たいテキストを背負っていたから。かなり痛い時は、まともに立てない歩けない。カトちゃんペッのような歩き方になる。それを夫が腕を持って支えてくれていた。←実は支えながら小声で、chimp chimp（チンパンジー）と私のことを呼んでいたのだが．．．それに対抗して、義母は腕が痛いと言い出した。皆がいる時に限って少し腕を動かしては、痛いぃ～と言う。しらける私。夫と義母と三人で映画「ラストサムライ」を観に行った。←当然席は、義母が真ん中だす。だって自分が中心だから。勝本（渡辺謙）の息子が死ぬ場面から涙腺が緩んでくる私。最後のバトルでは涙ボロボロ。と、それまでカラカラの目で観ていた義母が急に鼻水をすすり上げながらビービー泣き始めた。しらける私。映画が終わった時、渡辺謙かトムクルーズのどちらが“ラストサムライ”だったかで夫と言い合う。夫はトムクルーズ。私、渡辺謙。すると「勝本がラストサムライよぅ～」とビービー泣きながら参加してくる義母。しらける私。去年、体調が悪く血液検査をした。結果はド貧血で、全身麻酔の癌検診をした（結果は子宮筋腫だった）。その事を義母が知った。二週間後、深刻な声で電話してくる。どうやら義母も対抗して検査を受けたと。その結果が、骨密度が減っていた。つまり骨粗鬆症になりかけだったそうな。あんた歳いくつ？別に減っててもおかしくないのよぉ！そして今年、１月にホルモン治療を受けた。義母の命で私に付添った夫から聞き出す義母。義母も病院へ行った。←もうこの頃は、義母の症状を聞いても覚えていない。私の子宮筋腫の手術が春（４月か５月）になると知ると、義母も４月か５月に手術を受けると言い出した。何のことはない、老齢による失禁。で、なんで今なのさ？失禁の手術なんていつでもいいじゃん！なんでいつも人が何かすると、同じような大した事ないことをするのさ？まぁ、自分が一番で、常に皆のアテンションが欲しいのよね。そんなことをジョイスに話す。映画“The Queen”を観たかと聞く。？？？映画の中で、一家（だったかな？）にQueenは２人は要らないってくだりがあってダイアナ妃を落として行く内容があるらしい（私は見逃していた）。つまり義両親宅では、義母がQueenあるいはBossであるってことを示したい行動だろうとのこと。これはアメリカ人家庭にはよくあることだそうな。まぁ、犬のように順列をつけたがるのね。でもうちの義母の場合は、too noisyだそうな。こんな場合、夫が間に入ってきっちり義母に言わない限り変わらないだろうとのこと。まぁな、これが頼りになる夫だったら苦労はしてないって。こんなヤツだからこそ、私が苦労してるのさ。前回の大きな夫婦げんかの時も、なぜわざわざ義両親へＴＥＬしたか？義母へこれ以上干渉してくるなら離婚をすると言う脅しさ。もちろん離婚は避けたいが、義母がいろいろ知りたいためプリティプリティボーイにいろいろ言い含めて聞き出すことが気に食わんわけさ。義母は私が気づいていることを知らないが、何年も前からちゃんと気づいてるざんす、あんたがブラックメールだってことを。夫に言っても埒が明かないんで、直接義母へ警告したまで。はぁ～．．．それにしても疲れる．．．本当に引っ越してね

2007/04/12

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いぬ

うちの犬は肥えすぎ、痩せなきゃならない。んで、先週からジャーキーやチーズなしのドッグフードとミルクだけにした。まぁ、ダイエットの辛さは知っているんで、週末だけはジャーキーなどをやる。犬と言う生き物は頭が良い（か、飼い主の私が悪いのか）。んで、ゲームをしかけてくる。飼い主を見透かしているので、わざと与えたエサを食べない。飼い主は他のものをやる。気に入らなければ食べない。お気に入りがもらえるまで繰り返す。これを犬のゲームと言うらしい。今まで、この手でたくさんのものを手に入れたうちの犬。それらを全て丁寧に隠していた。チーズは10本くらい！本当に犬ではなくて人間だったら、いくら貯蓄できたことか！？そして今ダイエットでひもじくなると出して食べる。が、チーズは硬くなって食べられたものじゃない。その古いチーズのせいかこの所、夜中にトイレに何度も起こしてくれる。そのたび外に連れて行く。昨日は３回．．．おまけに昨夜は、ドライブに行こうと車の周りから離れなかった．．．ぼけて昼夜逆転してるのか．．．そして今夜も、今連れていったばかり。ええ、かなり寝不足ざんす。明日は全てチーズを探し出して、この夜の徘徊を止めさせなければ．．．

2007/04/11

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じけんぼ

昨日ローカル誌を買う。そこには去年ダウンタウンベセスダで起きた強盗事件のあらましが書いてあった。←昨日、寝る前に見つけて読んだので斜め読み。ダウンタウンベセスダにあるスムージーキングに覆面をした強盗が押し入った。そこには店員一人とアルバイト一人がいた。奪った金額は＄463（約５万ちょっと）。ここまでは普通にある強盗事件。が、少し違うのは、この犯人の持っていたバッグはVera Bradleyと言って、最近日本でも人気が出て来た、キルティングでできたブランドバッグ。んで、犯人達は近所の公立進学校（ホイットマン）に通う高校生５人組み。その一人はスムージーキングのバイトで、強盗の手引きをしている。皆成績優秀でアスリートとしても秀でていて、多くの大学から奨学金の誘いが来るほどの生徒達。おまけに皆ベセスダ在住で、親はリッチでお小遣いにも困っていない。なのになぜたった$463のために強盗をしたのか。ここでベセスダの説明。ベセスダは去年のConsensusだったかstatistics※（ソースが探し出せない）だったかで、高学歴の人の割合が全米二位。一位は、隣のチェビーチェイス。高学歴とは、ベセスダの人口の83％以上が最低学卒であるそうな。そして複数のMSやPh.Dは当たり前ってこと。←ええ、こっちでディグリーのない私はしっかり皆さんの足を引っ張ってるざんすよ。おまけに中間年収が、確か$107K（約1200万）でお金持ちがたぁ～くさん住んでるざんす。こんな地域だと成功した頭の良いお金持ちが住むので、当然公立校校自体が良く、その中でもホイットマンのレベルは全米でトップクラス。アメリカの高校は義務教育なんで、公立校校の授業料はほとんどタダ。だからかなり無理してでも、良い地域に住む人が多い。ちなみにアメリカの不動産価格は、高校生のＳＡＴと密接な関係がある。毎年ＳＡＴの結果が発表されると、点数の高い高校がある地域の不動産価格が跳ね上がる。まぁ、ベセスダはそんなところざんす。うちは本当に皆さんの足を引っ張っているが．．．※信頼できるソースを探す時は、.gov、.mil、.eduから探すといい。っつーか、論文を書く時にこれ以外のbibliographyを受け付けてもらえなかった。.orgも最近は信用がなくなっているらしい。グーグルを使って.govのデータを探す時は、google.com/unclesamで検索するとアメリカ政府専用のグーグル画面に飛んで行く。検索が早くできる。話を強盗に戻して。この強盗の計画を立てたリーダー格の高校生は、ほとんどＡの成績優秀で、アスリートとしてもアスリートオブザイヤーだか何だかに選ばれ、ワシントンポストにも載り、各大学から奨学金の提示がされるほどであった。そして判決は、一人を除いて皆執行猶予付きであった。例えおもちゃでも、本物に見える銃を店員に向けたのにである。このグループの５人の内３人は前科もある。この雑誌はこの部分を大きく取り上げている。他の例として、41歳の男がデパートでパンツを万引きした。６年の実刑。万引きで６年。銃を突き付けた強盗で執行猶予。そこには、この５人の高校生強盗は全員が白人であったこと。万引き男は黒人。両親が１時間$350（約４万ちょっと）の弁護士料を払えるほどのベセスダの裕福層であったことなどで刑が軽くなったのではと疑問を投げかけている。そしてこの少年達はあまり罪の意識がないようである。この辺りは神経科医の、思春期は男の子の脳の発達が、女の子に比べて遅いなどの、どうでもいいような見苦しいまでの意見を出している。が、彼らはこの先一回でも間違いを犯したら刑務所行きである。リーダー格の高校生が間違いを犯したら（雑誌では犯すだろうと明言している）、７年の実刑となる。←本来なら、現時点で実刑でなければならないが。う～ん、まぁね、ここら辺のぼっちんやじょんは鼻持ちならないよね。わかるわかる。夏にBalducci'sなんかでバイトしてる高校生見るとよくわかるわ。何だか、ベセスダでの生活を維持させるため共働きで、きちんと躾ることを躾てないってのがよくわかる。ここの裕福層って言っても、大半がどちらかが仕事を辞めてしまったら維持できないレベルであると、ワシントンポストだかに書いてあったっけ。確か５人のうち４人の親が$15,000（約170万）の保釈金がその日に用意できなくて、子供達は刑務所で夜を過ごしたのよねぇ。それから弁護士料等を払うため、父親の車を売ったり。貯蓄って癖がついてないから、とっさの時の現金がないのよね。何だか薄っぺらい裕福層よね。まぁ、夜中の一回の斜め読みなんで、すべて拾えてないかもしれないが．．．

2007/04/10

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おっとのそうだいなけいかく

先日、夫が改まってリタイア後のプランを話した。リタイア後は、毎年日本に４～５ヶ月住みたいそうな。それも温泉旅館に。夫にはお気に入りの温泉旅館がある。米子の皆生温泉内にある白扇旅館。この温泉の最上階は、客室専用露天風呂がつき、日本海に面している。が、一泊の値段は高い時で、一人３万近く。２人で５～６万。里帰りする時は毎回行くが、お金があっと言う間に飛んで行く。ここに４～５ヶ月泊りたいそうな。一体いくらいるわけよ！？そこで夫が言う。一緒にがんばって貯金して欲しいと。それから長く宿泊するわけだから、値引きがあるはずと。この夫の“はず”を信じたらとんでもないことになる。今までも、痛い目を何度もみてきた。ヤツと一緒にいると、常に最悪のことを考えて行動しなければならない。と言うことは、５万×４ヶ月＝約600万それ以外に何だかんだで合計700万ほどいることになる。アメリカでの生活費を含め、年間1200万ほどをリタイアして、どうベネフィットで算出するか？まぁ、約6000万ほど貯金額があって年20％で運用すると、不可能ではない数字である。ＦＸであれば十分可能な数字で、おつりがくる。そう考えると、あながち無謀な計画でもない。が、温泉街って昼間は何もない。朝食と夕食は豪華だが、昼食はよくラーメンを食べに行っていた。まぁ、昼間は退屈な場所なのさ。それを４ヶ月も続けるのかと聞く。夫はしばらく考えて、滞在期間を２週間にしようと言い出す。４ヶ月が急に２週間に短縮された。あんた本当にちゃんと計画してる！？これが夫のリタイア後の、壮大な計画である。温泉宿の泊まり歩き。んで、今は貯蓄の時期なので、シミッタレタ生活をしてヤツの計画に協力しろってことね。やぁ～よ。シミッタレタ生活を長くしていると、その内アワビやイクラの美味しさを忘れてしまいそうで、温泉旅館に行っても楽しめそうにないもんね。おまけにその頃、歯が丈夫で硬いものを食べられるかどうかもわからないのに。私は私で今を楽しむから、あんたはあんたでシミッタレタ生活をしてくれよ。

2007/04/09

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ふりーめーそん

昨日、メガミリオンが当る！が、＄３．．．でも当たりは当たり。もしかしたらやっとくじ運が出て来たのかも。トイレ掃除の成果がでたか！？それとも風水で金運が良くなると言われている長財布を使い始めたせいか！？元々私にはくじ運はない。どちらかと言えば、私が買ったり、何かしたことで周りの人が利益を得るタイプ。お昼休憩中に宝くじを買いに行こうとしたら、会社のオヤジにも買って来てくれと頼まれた。買って来た。そして好きなのを選ばせた。オヤジは組違いの100万ほどが当たった。私は全部はずれ。某株が放出される時、抽選で株を買うことができた。締め切り前日に友人に教える。彼女は家族の名前を使い４組申し込んだ。私は３組。彼女は２組み当たり、私ははずれ。他の抽選株も、私のを友人にあげた。彼女は200万ほど儲かった。仕事のパーティーでビンゴゲームをした。例のオヤジの宝くじの件を知っている同僚は、私からビンゴカードを受取ると良いかもと言いながら、私の持っていたビンゴカードをとった。彼女は２番で上がりティファニーの景品をもらっていた。私は上りがでない最後の２人のうちの一人で、残念賞で裁縫セットだった。もっと他にもある。里帰りの時、友人から宝くじを買うように頼まれることがある。金運が良くなりそうだからと、私に財布を買って送って欲しいと頼まれることがある。美奈ちゃん、金運良くなったぁ？まぁ、私には宝くじのような物には縁がない。自分で働いたり、投資してお金を増やすしかないようである。でも今回のメガミリオンの＄３の当たりは、大きな当たりの前兆だと良いなぁ．．．ところでフリーメーソン二日続けて行ったが、やはりガイドによって教えてもらえることはかなり違う。初日は、33ディグリーをもったベテランフリーメーソンメンバー。そして二日目は、おじいさんがメンバーだったと言う、大学生くらいの女の子。内容は全く違った。もちろんベテランメンバーのガイドの方が良いに決まってる。まずフリーメーソンの感想は、う～ん．．．ガイドは怪しい団体ではありませんって言っていたが、どうも雰囲気がねぇ．．．大体、建物に入るのにもベルを押して、中から開けてもらわないと入られない。それから勝手に歩き回ることはできず、ガイドがつくことになる。どこでも写真を撮って良いですよって言いながら、ずっと見張られてる雰囲気。スミソニアンの博物館と比べたら、かなり閉鎖的なイメージよね。んで、フリーメーソンは1717年６月24日に、イギリスのロンドンで結成された。イギリスの石工職人達がお互いを助け合うグループを作ったことが起源である。それが徐々に変化して、現在では友愛団体に変貌したらしい。と言うことになっているが、なぜエジプトとの繋がりがあるのか！？この辺がねぇ、ガイドさんに聞いたけどはっきりしないのよねぇ。ガイド曰く、古代のソロモン王と繋がっているそう。もともとソロモン王はイスラエルの王で、エジプト王の娘と結婚しているので、エジプトの物が多いそうな。ってすべてエジプトのものやん！スフィンクスのような像。古代エジプトの女性の像。至るところに使われているヘビの装飾品。壁や天井のデザイン等々。で、なんで1717年当時の石工職人が、ソロモン王と関係があるわけ？また十字軍との関係は？等々、疑問が次から次から湧いてくるわけで、それをまとめて二日目に聞こうとしたが、ガイドはおねぇちゃんで詳しいことは分からないようであった。そしてフリーメーソンとアメリカの関係。まぁ、フリーメーソンがアメリカの基盤って言っても過言ではないだろう。と言うのも、初代大統領のジョージワシントンを始めとする、歴代15人の大統領がフリーメーソンメンバー。ナショナルアーカイブにある“独立宣言書”に署名した人ほとんどがフリーメーソンメンバー。“自由の女神”はフランスのフリーメーソンから贈られたもの。そしてＤＣに至っては、街並みからすべてフリーメーソンのピエールランファンによるデザイン。それから16thストリートにあるフリーメーソンアメリカ本部は、コングレス、つまりアメリカ議会の管轄で、ナショナル大聖堂と同じ扱いだそうな。と言うことは、これから先、アメリカで何かフリーメーソン関係のものが見つかっても、謎でも何でもないってことよね。そしてフリーメーソンに入る寄付金は、１日に＄３mil（約３億５千万円）!!!!! ←ベテランガイドは＄３milと言い、おねぇちゃんは＄２milと言った。で、ベテランの数字を採用。１日よっ！たった１日で＄３mil！それが毎日寄付されるんだって!!くじ運のない私からみたら本当に羨ましい数字よ！っつぅーか、どんでもない数字さっ！ところでこの絵画は、初代大統領ジョージワシントンが宣誓した時の様子。場所はニューヨーク。後ろに見える壁は、1600年代に入植したオランダ人が築いたもの。そして現在は、この壁から名前をとったウォール街となっている。ワシントンは右手を聖書に置いて宣誓している。これ以来、大統領が選出され、ホワイトハウスのオーバルルームに入って一番にすることは、聖書に手を置き宣誓することだそうだ。が、聖書を拒否した大統領が何人かいるそうな。その一人が現在のジョージ W. ブッシュ。

2007/04/08

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ふりーめーそんつあーつづき

今日、昨日のツアーの残りを見に、またフリーメーソンへ行く。またまずは外観から。正面後ろ正面のスフィンクス（？）屋根の上のガーゴイルフリーメーソンのシンボルでもある、二つの頭を持つ鷹ロビーにある古代エジプト人女性の像ランプフット距離がありすぎてボケる。猫足のようなランプフットヘビがついたランプアメリカの歴史コレクションルームアメリカの歴史コレクションルームゴチャゴチャしているが、展示物はスミソニアンより濃いかもアメリカの歴史コレクションルーム15人の歴代大統領達がフリーメーソンのメンバーである。各大統領が生前いろんな書類にサインしたペンも展示されている。フリーメーソンのメンバーには、フランクリンルーズベルト大統領もいる。つまり第二次大戦中に数多くの書類にサインしたペンが展示されている可能性が高い（恐らく複数本あっただろうから、断定できないけど）昨年末に逝去したフォード大統領もメンバー。写真右端にある白い顔は、リンカーン大統領のデスマスク。フォードシアターにも同じような物がある。この後、一番大きい図書室を見るが、デジカメが電池切れのため画像はない。図書室には、信じられないほどの古い原書がたくさんある。触るのには許可がいる。それからメンバーから寄付された、フリーメーソン用の宝飾品にはデカイダイヤモンドがキラキラしていた。その中の一つの指輪には細工がされていて、指輪の表面が蓋になっていて中に秘密（って何？）が隠せるそうな。その宝飾品のショーケースだけは防弾ガラスとなっていて、至近距離で撃ってもガラスは割れないそうな。感想はまた明日～。ところで、昨日のガイドの方によると、４月16日までＤＣでロケをしている“National Treasure 2”のロケが、フリーメーソン付近であるかも知れないってことを言っていた。ただガイドの身なので、はっきりはわからないそうだが。

2007/04/06

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ふりーめーそんつあー

ＤＣにあるフリーメーソンアメリカ本部にに行く。ツアーに参加するが、参加者は私一人。まぁ、一対一でいろいろ説明してもらえるもんねぇ。が、途中で一組のカップルが参加して、合計３人でツアーをしてもらう。ツアーには時間がいろいろあるようで、私は駐車時間ギリギリの１時間半から２時間のツアーをお願いする。が、話し過ぎてかなりスローな進みとなり、結局最後までたどり着けなかった。んで、明日もう一度来いと言われる。フリーメーソンの外観ここには一対のスフィンクスのような彫像がある。フリーメーソンで重要な数字は“３３”。この数字を元に、この建物は作られている。外の柱の数、３３本。そして誰でも入れるが、なぜかドアは鍵がかかっていてベルを鳴らして中から開けてもらう。中へ入ったところのロビーここで署名し、ツアーをお願いする。来た目的などを聞かれたが、正直に今ダンブラウンの本を読んでいること、そして実際に自分の目で見たい事を伝える。笑われた．．．先ずは、ビデオを見てツアー開始。基本的にこの建物は石でできており、外観はライムストーン（石灰岩）、そして内部の床や柱はマーブル（大理石）で、鉄は一切使われていない。このロビーを過ぎて、エレベーターで２階へ。壁は砕いたライムストーンを固めて造られていて、話し声は響かないが、唯一この台を叩いた時は音が天井に跳ね返り響く。壁の奥は空洞になっている。この台から天井までが33ｍ。この椅子の後ろにパイプオルガンがあり、音は壁の裏の空洞を通って、天井から聞こえてくる。←弾いてもらうこの部屋は、二年ごとの会議を開く会議室（？）である。フリーメーソンには１～33、グランドマスター、もう一つあったかな？までの階級が分けられており、各地の33ディグリーのメンバーが33人集まって会議を開く。天井は建物の一番高い部分である。階級が上がる時、ここで戴冠式のように任命される。任命される時、使用される刀（？）ここで一組のカップルがツアーに加わる。天井この部屋では、二階の部屋よりも重要で位の高いメンバーだけ33名集まって重要事項の決定をする。ジョージワシントンのバンケットルーム（？）フリーメーソンには、メンバー用のコインがある。フリーメーソンの図書館でも蔵書はとぉっても少なかった。フリーメーソンには４つか５つの図書館があり、一般に公開されている。弱小ＦＢＩを犯罪捜査のエキスパート組織に作り替えたエドガーフーバーもフリーメーソンのメンバーだった。フーバーの部屋。フーバーが生前、実際に使用していた机。この電話はフーバー仕様に重く造られている。昔のＦＢＩの指紋照合の風景。もしたった一度でも、指紋照合でミスをしたら、その場で首だったそうな。バージニアにある、ＦＢＩ養成学校。映画“羊達の沈黙”に出てくる。フーバーとＦＢＩの歴史がこの部屋に飾られている。アメリカではケネディ一家はロイヤルファミリー的な扱いをされているが、フーバーにとってはただの犯罪者の家系だったようだ。貧しいアイルランド移民としてアメリカに渡って来た初代ケネディ。ケネディ大統領の父親のジョゼフケネディは禁酒法時代、ウィスキーのレシピを盗んだ。そのレシピを元にウィスキーを密造し莫大な財をなす。その財のお陰で息子は大統領になった。これをずっと追っていたのがＦＢＩ長官のフーバー。皮肉なことに、のちにジョン＆ロバートケネディによって長官の座を追われそうになる。フーバーは生涯独身を通す。一説にはゲイであると言われている。と、ツアーがここまで来た時、閉館の時間になった。残りは、また明日～

2007/04/05

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ＤＣのじゅうたい

ここ最近ずっと火曜日は電話で半日近く潰れる。日本からだったり、アメリカやカナダの友人とペータラクータラ話す。今日も午前中は長話しをする。まぁ、お互い愚痴が多いが．．．そして午後は用事があって、ＤＣへ車で出かける。が、すっげー渋滞。16th ストリートを南下するコースをとったが、ホワイトハウスの２ブロック前から流れが止まる。動かない。その辺りから、バスに挟まれて身動きが取れなくなる。何がなんだかわからないまま、15th ストリートに入るが、これまた全く動かない。周りの車はほとんどが、他州ナンバー。Ｇストリートを超えた辺りからやっと気づく。そうみぃんな、タイダルベイズンの桜を目指しているのだと。で、車の少ない方、少ない方へと進んで行くと国会議事堂や最高裁判所まで来てしまった。普段、16th ストリートを通ると、ホワイトハウスまで約30分、国会議事堂まで約35分で行ける。それが今日は１時間半もかかった。それも目的地と反対の方向に．．．引き返すこの時点でトイレに行きたくなるが、渋滞で車が動かない．．．限界に近づいた頃やっと公文書館の前に車を停めることができた。公文書館はここ数年で入り口が変わって一つになった。そして今日は観光客の人出で50メートルほどの行列ができていて、この行列を待って用を足すほどの余裕はない．．．向かいの彫刻公園（？）のレストランに飛び込んで用を足す。この時期には、もう二度とＫストリート以南には車では行かない。国会議事堂最高裁判所公文書館そして街角で見つけたセグウェイに乗る警官。妙にかわいかったりして今ＤＣをゴソゴソしているのには理由がある。まぁ、単純な理由で、今読んでいる小説の内容を追ってみたいと思うだけ。そうよ、夫の言うようにのんべんだらりと有り余る時間があるのよ。どうせ暇人で、こうやって時間潰しをしているのよ。←かなりネガティブ小説“Angels & Demons”の舞台はヨーロッパだが、フリーメーソンやアメリカの＄１札に描かれているピラミッドの由来などのなぞ解きがされる。そしてそのピラミッドや、その上の目の由来などを自分で調べてみるつもり。ちなみにこの目は初代大統領のジョージワシントンの目だそうな（ディスカバリーチャンネルより）。なんて思っていると、偶然にもニコラスケイジ主演の“National Treasure ２”のロケがＤＣで行われているそうな。このロケは4/16くらいまでＤＣで撮影されるそうな。“National Treasure １”の映画はちと期待外れだったが、内容的にはアメリカの隠された歴史が出て来て、それを自分で追ってみるのも楽しいかも。16th ストリートにあるフリーメーソンアメリカ本部辺りは閑散としていたので、人込みにもまれることなく楽しめるのではないだろうか。明日行ってみようかなぁ～。

2007/04/04

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どくしょといぬのけんこうしんだん

昨夜ブログを書いた後、すぐ寝るつもりが読みかけのダンブラウンの“Angels & Demons”をチョロチョロ読む。気がつくと午前６時！慌てて寝るが、起きたのは８時。いつ夫が出かけたのか知らない．．．“Angels & Demons”は、ダヴィンチコードの前のストーリーで、主人公のロバートラングドンの初めての冒険である。ダヴィンチコードと同じように、最初はかなり退屈。←だから去年の里帰りの際ダレス空港で買ったのに、一年間読み進まなかった。が、一端死体が見つかると、後は引き込まれるように読んでしまう。ダヴィンチコードで言えば、ルーヴル美術館で館長の他殺体が見つかり、そこに暗号が隠されていて、それを主人公のロバートラングドンが解き始める箇所である。そして今回の舞台は、スイスのジュネーブにあるＣＥＲＮ（Conseil Europeen pour la Recherche Nucleaire 欧州原子核共同研究所）で、そこの物理学者兼聖職者が無残な惨殺体となって発見される。その胸には“Illuminati”と傷つけられていた。この“Illuminati”の意味を解読するために、アメリカにいたラングドンが呼ばれることになる。Illuminatiとは、古くはガリレオなどの科学者達の集団で、アンチ宗教団体であった。そしてローマ教会によって迫害される。と言うのも、自然科学全般は神の存在を否定するものである。宗教家が言うところの神による奇跡は、科学的に証明される。それでは教会としては面白くない。と言うことで弾圧が起こった。そのIlluminatiの科学者達が救いを求めたのが、フリーメーソンである。科学者達はフリーメーソンによって守られながら、活動を継続していった。そしてこの殺された物理学者兼聖職者には、養女（Vittoria）がおり、ラングドンはVittoriaと共に謎を解き明かすと言うもの。今は２人がイタリアに行き、さぁ、これからってところでとまっている。今日も少し読み進もう。確かこのストーリーは、トムハンクスの主演で今年映画化されるはずだったよな。そして本の次回作は、恐らくＤＣが舞台のフリーメーソンに関することらしい。これは楽しみぃ～♪ところで今日は、犬の一年に一回の健康診断に行く。うちのばぁちゃん犬はとにかくドライブが大好きで、ドライブに行くためなら何十台もある車の中から確実にうちの車を探し出すほどの車好き。秋から春にかけて、気温が低い時期はスタバに行く時はいつも連れて行き、ショッピングにもついて来る。私が買い物をしている間は、じっと車の中で寝ている。今日も嬉しそうに車に乗り込む。が、行き先は犬の大嫌いな動物病院。んで、動物病院に着いた時は車から降りようとしない。無理矢理引き摺り下ろすが、シッポは垂れたまま。まったく情けない。体重、目、歯、身体と一通り診てもらう。去年までは血液検査までしてもらっていた。が、怖がりなのでかなりのストレスになるようでやめた。それと最近後ろ足を引きずっていたので気になっていたが、どうやらねじったようで薬をもらう。三週間ほどで治るようである。それ以外は問題もなく、まったくの健康体だそうな。ただ肥えたので体重を減らすように言われる。一昨年、去勢をして以来肥えた。その分を減らすように言われた。まぁ、飼い主の私も痩せなくちゃいけないんで、一緒にがんばろうか．．．それにしてもこの犬、家に帰ってから私をずっと無視し続ける．．．夫にはシッポを振りながら寄って行くくせに、私が呼んでも知らん顔される。まったく

2007/04/03

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はるがきた

昨日、桜の名勝となった近所のケンウッドに出かける。ケンウッドは条例で、各家に１本以上の桜の木を植えることを義務づけられている。そしてこの辺りは百年以上の歴史があり、古い桜の木がたくさんある。花粉症のくせに、花見をしたがる私。が、ＤＣの桜の名勝のタイダルベイズンは、人が多いのであまり好きではない。花が終わり、サクランボの時期になったらランチを持ってピクニックに行く。昨日のケンウッドは、例年より人出が少なく交通渋滞もなかった。もしかしたら、来週末がピークと思われているのかもしれない。が、昨日の時点ですでに八部咲きであった。各家の周りには“No Parking”の注意書きが貼ってあり、観光客が駐車するのをいやがる家が大半だが、No Parkingの張り紙のない家では、家の人が作ったクッキーやレモネードを売ってしっかり商売をしていた。私は桜の花を撮るふりをしながら、何気に気に入った家の写真を撮る。将来、家を買う時の参考にするつもり。ケンウッドの街自体がこんな感じそろそろ満開の桜萌える春と言う表現がぴったりの花が、名前は知らないそして今晩は雷雨になりそうである。まさに「あすありと思ふ心の徒桜、夜半に嵐の吹かぬものかは」となりそうなので、昨日見に行っていて良かった。今日はエイプリルフール。夜、スタバに行き、帰ってから夫に言う。スタバで働くことにしたと。だから夜帰りが遅くなるから、自分で夕食を作って食べてくれと。もちろん大ウソ。あれだけもっと努力しろとか、目標を持てとか、毎日のんべんだらりと過ごすなと言っていたくせに急に慌てふためく夫。そして心配する。私をではなくて、自分の夕食を。んで、言う、働かなくていいと。そこでエイプリルフールでウソとばらす。ヤツはキーキー言う。毎年まんまと騙される夫。純粋と言うのか単純と言うのか．．．はぁ．．．まぁでもヤツのお陰で働くことにするか。働くことは嫌いじゃないの。実際、日本では働き蜂だったし。ただ、一旦働き出したら家庭は顧みないだろうと思うだけ。まぁ、夫のことはないがしろになるだろうなぁ．．．とりあえずは、派遣会社に登録に行こうっと！ところで先週、加湿器をBed Bath & Beyondで買った。その時、20％オフのクーポン券を持って行くのを忘れた。すると、次回レシートとクーポンを持って行くと、差額を返してくれるそうな。金曜日にさっそく期限切れ※のクーポンとレシートを持って行く。＄21返って来た!!!※ベッドバスは、期限切れのクーポン券でも使用可能。

2007/04/02

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