シャルドネの果房の成熟状況
シャルドネの成熟は進み、7月28日の写真のまだ青い(緑)果粒は、8月6日にはかなり黄色味を帯びてきた。果粒の表面にはブルームといわれる白い粉状のろう物質が付いている。8月6日の果粒のブルームを拭い取ると果粒の透明感がかなり進んでいるため、果皮を透して中の種子が透けて見えるようになっている。 7月28日 8月6日ブルーム(bloom)は果粉といわれ、多くの果物の表面に形成されるが、ブドウやプルーンで分かりやすいと思う。これは指先で触れば取れる。ブドウ狩りでよくある話だが、ブルームを農薬が付着していると思っている人がいる。ブルームは果実が作り出すもので、果実中の水分の蒸散抑制果実の表面の水分をはじき、病気の予防などの働きがあるといわれている。