|
テーマ:最近観た映画。(40103)
カテゴリ:政治・社会・環境
今日,マイケル・ムーアの「ボウリング・フォー・コロンバイン」をみた. メディアや政治家が人々に過剰を不安をあおる「不安ベースのアメリカ社会」が描かれていて,めちゃくちゃおもしろかった.
ミシガン州フリントで起きた6歳児の発砲事件. だけどけしてメディアは本質の問題をとらえようとしない.その裏にある貧困問題,銃社会.
今でも銃が合法にもてるアメリカはなにかおかしいように思えるが,実際にすんでいると感覚が鈍ってくる.何がいったい不安なのか? マイケル・ムーアがカナダにいって,彼はその答えを見つけた.アメリカと同じ銃社会のカナダ.だけど,アメリカと比べて銃殺害事件は圧倒的にすくない.人々は家の鍵をしめない.社会福祉の充実,人が人として生きる権利がそこにある.そう,カナダにあったのは「信頼ベースの社会」なのだ. 不安は目にみえないもの.9・11以降 「アメリカはテロリストから狙われている」といってブッシュは不安をあおるだけあおり,支持を獲得する.圧倒的な国民からの支持をバックに,国際法をむしして不法戦争をやってのけるアメリカ. 人をコントロールしやすい「不安」はなんなのか.そんなことを考えさせられた映画でした. お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.08.03 16:33:09
コメント(0) | コメントを書く
[政治・社会・環境] カテゴリの最新記事
|