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先日のPEG-UX50発表後、ネット各所で喧々囂々の論争(?)が巻き起こっています。
そんなのを見ていろいろ思いました。今日はそんな四方山話。 こちらでも指摘されているようにその論点は主に2点です。 1.デザインがSL-C7x0、特にC750の「パクリ」では無いか? 2.CFスロットが無いのは通信するのに不便ではないか? こんな単純なことに対して、良くあれだけいろいろ議論になる物だと感心するほどの議論になっていますよね。 個人的な見解としては、1.に関しては開発時点で「パクった」かどうかは関係なく、すでに同じカテゴリーにSL-C750という製品が存在している以上、機構はともかくあのカラーリングでは出すべきではなかっただろうと思います。 例えばAppleとの裁判で有名になったSOTECe-oneにしたって、最終的にカラーリングを買えることで事態は収束しました。今製品の「色」というのはその製品の個性を考える上で非常に重要なファクターとなっています。同じカテゴリーでほぼ同じ形状の製品を後から出す場合に、同じカラーリングで出してしまっては「パクリ」といわれてしまっても何の反論もできないでしょう。 クラムシェルボディや液晶の反転などは別にパクるとかパクらないとかって言う程のことではない普通の機構です。これが特殊なアイデアであればとっくにSonyがVAIOGTやCLIENRの時に特許申請しているでしょう。 問題はやはりあのカラーリングなんだと思います。B5ノートPCも、シルバーに塗られた物は「VAIOのパクり」と言われたものです。結局そう言う見た目のイメージが大事なんですよね。 2.に関してですが、これは非常に面白かったですね。そこで良く分かったのはPDAユーザーには「自分がしている何かをより便利にやりたい人」と「PDAが提供する機能を使って何かをしたい人」に大別されるのが良く分かったことです。 今回の「CFなし、無線LAN&Bluetooth内蔵」というのは、前者にとっては不便以外の何者でもない場合は多いようです。CF一つあれば色々なことに柔軟に対応できますから、自分の好きなように使うこともできます。 動画再生をしたいときに、MSProの3倍のコストパフォーマンスのマイクロドライブを使うこともできるし、CFLANカードを使って有線LANに接続することもできます。主に言われているPHSカードだけがCFスロット搭載のメリットではないわけです。キモは「柔軟性」です。 しかし後者の考え方をする人にとっては、新たに内蔵された通信デバイスで何か便利に使うことが出来ることが一つ増えればそれはOKな訳です。PHSが使えないならホットスポットを使えば良いと考えるし、Bluetoothでいろんなデバイスに繋がるのは楽しそうだと考える。そうすると、別にCFスロットは必要ではないと考えるんですね。 まあこういう考え方も前向きというかFUNというか、新製品を楽しむには最適の考え方だと言えるでしょう。でもボクには今ひとつ理解できませんね。ボクはあくまでPDAを何かをする為のツールだとしか考えていませんから。 まあ、まだ実際に発売されたわけでも無いのでそんなに否定的になる必要もないと思います。その辺は山田@MNさまも言われていますが、まさに仰るとおりで、以外と頭で考えるよりも使ってみると気に入ったりする物ってありますね。 ただ、一般ユーザーは何万もする物を試しに1ヶ月使わせてもらうとかって言うことは出来ませんから、どうしても無難な選択になってしまいがちですけど。 まあ、いずれにしてもSonyの出す製品は相変わらずチャレンジングであるという意味では非常に評価できるとは思っています。ただ、やっぱりNX80の発売日から考えると、ちょっとユーザー軽視の製品発表ペースだなとは思いますけどね。 でもSony製品を買ってくれる人はそれでもバンバン買ってくれるから関係ないのかな?(^^; 今日は雨の休日、珍しく家のデスクトップから。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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