ヴィオラ弾きじゅんじゅんの独り言

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• Ｍフィル定例団員総会

  午後からは、Ｍフィルの定例団員総会へ。前向きな話題が少なすぎる。欝だ。このオケで活動していて、唯一辞めたくなる日。楽器さえ辞めたくなる日。内容は自主規制。

  2005年07月10日

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• Ｏフィル最終リハ。

  今日は朝からＯフィルのリハへ。昨日というか、今日日付が変わるくらいまでここに居たんですけど・・・。みたいな状況で、リハの会場へ。プロのエキストラさんがどっと増えたせいか、スタジオ内は人と楽器と椅子、譜面台でごった返している。っつーか、定員軽くオーバーしてるから、椅子も全く足りてない・・・。団員の方に、椅子を調達してもらって、やっと合奏の体型に。でも、狭いので普通のオケの並びとはかなり違ってた。隣の人と弓と楽器が当たらないように歪な大勢で合奏に突入。普段聴こえない音がかなり聞こえるためか、今までにはあまりなかったような音楽の展開。というか、アンサンブルの力関係が今までと違うみたい。ヴィオラも前回まではもう少し揃って弾いていたと思うけど、今日はなぜか一番遠い人で２拍近くズレてたようだ。本番のホールはもう少し弾きやすいものの、トラとしてはちょっと不安を残したままのリハとなってしまった。残り６日。出来ることをやりきって、本番を迎えたいと思う。

  2005年07月10日

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• Ｖフィル、定演。終了！

  今日は、午前中に明日のＭフィル定例団員総会用の資料を作成し、午後からＶフィルの本番へ。実は、今日、本番であることを妻には黙っていました。成り行きとは言え、オケの活動をこれ以上広げることが少なからず夫婦関係を良くない方向に向けてしまうから。でも、出かける前に打ち明けてしまった。と言うより、聞かれてしまったので、正直に答えましたよ。出かけようとする妻が「午後からどこへ行くの？」と言うので、テーブルの上に置いてあった、Ｖフィルの演奏会のチラシを指差し、「これ」「聴きに行くの？」と再度聞かれたので、「いや、出るの」と。またウソをついていただの、隠し事をしたのだのと散々言われましたが、まだ未来のことだったので、何とかその場はおさまりました。妻を送り出してから、いざ、会場へ。ステリハの時間ギリギリに到着かと思いきや、結構、余裕で着いたので、舞台袖で、苦手な箇所の最終チェック。っつーか、本番当日とは思えないくらいに、さらってます。（汗その甲斐あってか、本番が一番良く弾けてたと思います。前半の曲。エキストラが僕含めて６人も乗っていたのですが、みんなそれぞれ１箇所はヤッテましたよ。自分的には、事故もなく前半も終わり、あとは幻想だけだーと安心していたものの。。。。。、、、、、やっちまいましたよ。最後の最後。５楽章のめちゃくちゃ目立つところで・・・・。１小節早く入ってしまいました。リハでは一度も間違ったことがなかった場所だったのに・・・・。これはトラ代返上だーと思ったのですが、ちゃっかりレセプションでご馳走にまでなってきちゃいました。トラで行ってレセまで参加させてもらう楽団はあまりないのですが、ヴィオラのトラだけで固まって話が出来て、とっても楽しく、おいしいお酒になりました。帰りは大雨でびしょ濡れで帰ったんだけど、明日朝からまたここまで来るのかと思ったらちょっと鬱だった・・・。

  2005年07月09日

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• スコア購入

  今日は、楽天で10月の本番で演奏する曲のスコアを購入。そろそろ本番が立て続けに終わるので、その先の準備ということで。スコア　リムスキーコルサコフ　スペイン奇想曲実は、この曲、今回初めて演奏します。

  2005年07月04日

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• エキストラはしご

  今日は、午前中はＯフィル。午後はＶフィル。Ｏフィルは、本番まで２週間。２時間弱のリハーサル。ヴィオラが全員エキストラという不思議な状況。（どこかのオケのチェロみたい・・・。）今日は、先週じっくりリハーサル出来なかったイタリアが中心。やっとマエストロがやりたいテンポ観がつかめてきた感じ。結構、良い流れだ。が、なぜか４楽章は後半、重たく、かなりゆっくりになってしまった。オケ的に落ち着くテンポってのが偶にあるけど、それだろうか。個人的には最初のテンポのママか、或いは再現部でもうちょっとノリノリで進めたい。降り番だったフルート吹きに後で聞いたけど、トラだけなのにヴィオラはちゃんとパートの音として鳴ってたって。お世辞でもうれしい。ノセラレテ本番も頑張っちゃうもんねー。（気合だけ）表情はクールに、弾き方もクールに、心は熱く、結果としてお客さんが沸き上がるような演奏が出来たら良いな。（個人的願望）今日の衝撃的な出来事。身長が高く、横幅も広いヴィオリスト。Ｍフィルでは、すっかりデブキャラが定着している。（笑Ｍフィルでは座る位置によって、まるで高層ビル建設に反対する住民運動に遭うかのごとく、後ろに座る人からヤジ、批判が沸き起こる。今日の場合は、後ろからではない。前からだ。つまり指揮者から。これは正直マイッタ。「ホルンはどこへ行った？」と。上手側に陣取っていた細身の女性ホルン奏者が、私の影にすっぽり隠れていたらしい。これはマジで横幅を細める必要があると実感した瞬間だった。それはさておき、１０年ぶりのイタリア。どうなることやら。興味のある人は、是非、ホールへ！２プルの表に座ってる予定です。（いや、トップじゃなくてホント良かった。）午後のＶフィル。こちらもヴィオラの人材難で、どうやらやっと本番のメンバーが全員揃った模様。オファーが急だったので、練習参加もほとんど出来ない状況だったが、今日だけ、何とかこじ開けた。（ホント無理やりに）こちらも１０年ぶりになる幻想。前回に練習参加した時より、エキストラが増えたし、楽器も揃ってきたからか、やっとそれらしく聴こえるようになってきた。鐘の代役がピアノだった。なんか不思議な感じ。今日のリハーサル会場は、クラシックスペース１００という某プロオケの元リハーサル施設。現在は、フランチャイズで他のリハーサル施設が確保できたため、一般にレンタルしているという。かつてはロリン・マゼール等、世界の巨匠も訪れた場所らしい。ひな壇もあり、譜面台、椅子、バス椅子、指揮台等の基本的な設備に加え、フル・コンサートピアノ２台、コントラバス、ティンパニをはじめとする各種打楽器も貸してもらえる。駅も近く、環境としては申し分ない会場だ。但し、音響的には昔の小学校の音楽室のように穴の空いた防音用の壁なので、当然、響いくことは無い。会場はさておき、演奏は。。。。。本番まであと６日。最後まで頑張ります！

  2005年07月03日

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  デジタル・メモリ・プレイヤー購入

  今日は、妻と銀座へ。妻は、セール中のプランタンで洋服を買うと言うので、私は人ごみを避け、家電量販店へ。こちらも負けず劣らずの人ごみ。今日の目的は、最近流行のデジタル・メモリ・プレイヤーを購入すること。雑誌やネットの情報をいろいろ総合し、また、店頭の実物？と販売員の話を総合して、Rio（リオ）　デジタルオーディオプレーヤー　Unite 130 1GB（レッド）を購入。決め手は以下。・電池が内蔵されていること。・ボイスレコーディング機能があること。・ＵＳＢコネクタ内臓であること。・ＦＭチューナー内蔵（タイマー録音可能）であること。・ライン入力（シンクロ録音可能）あり。・重量が軽いこと。・デザイン性が優れていること。・ＤＲＡＭ機能搭載であること。・ファームウェアがアップデート可能なこと。売れ筋ナンバー２という商品でした。実は、直前まで、アイリバー　デジタルオーディオプレーヤー　iriver　iFP-899SE/ローズレッド（1GB）と迷っていました。でも、最終的にやはり電池が充電タイプが良いと言うことで、Rioに決定。早速、本番間近の曲たちをＣＤから録音しています。

  2005年07月02日

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• 新日本フィル　サントリーホール・シリーズ（第388回定期演奏会）

  今日で、６月も終わり。１年の半分が終わってしまいました。職場の打ち合わせを強引に１９時に終了し、ダッシュでサントリーホールへ。何とか開演に間に合った。（汗今シーズン最後の新日本フィル。曲目は、ウェーベルン作曲　管弦楽のための６つの小品モーツァルト作曲　ピアノ協奏曲第２０番そして、メインは、マーラー作曲　交響曲「大地の歌」指揮は、音楽監督のクリスチャン・アルミンク氏。モーツァルトのピアノ独奏は、予定していたティル・フェルナー氏が急病のため、ピンチヒッターとして登板した、シュテファン・ヴラダー氏。マーラーの歌手は、アルト　藤村実穂子さん。テノール　パーソルド・シュミット氏。コンサートマスターは、久々の登場？の豊嶋泰嗣氏。編成は１６型。（モーツァルトは、変形８型？）今月は、トリフォニー・シリーズに引き続いてのアルミンク＆新日本フィル。ほんの２週間前のことだが、すっごい前のように感じる。さて、今日の演奏。誰よりもアルミンク氏に気合が入っていたように感じた。前回のトリフォニーでのハルサイの時のアルミンク氏の印象とはまた違った、積極的かつ前向きな指揮ぶりに感動した。今日は、その指揮にオケが反応していたように感じた。今日のプログラム。正直、眠かった。今日は、最近では結構、客席が埋まっていた方だが、いびきもうるさかった。前半、ウェーベルンは、本当に小品。いつ始まって、いつ終わったかも分からないような曲があった。１曲目からそんな雰囲気。１９小節の短い曲はあっという間に終わっていた。一番印象に残っているのは、第４曲。６曲からなるこの曲で一番長い曲。打楽器中心の葬送行進曲だそうだ。前半、金管が登場するまで打楽器だけで終わってしまうのかと思った。バンダのチャイムが、寂しく鳴り響く。遠近感というか、情景を彷彿とする楽曲。中プロのモーツァルト。実は、Ｍフィルで数年前に演奏したことがある。最近ではアルゲリッチがアルミンク&新日本フィルで共演した模様をテレビで観た。今日のピアノ。ちょっといつもと雰囲気が違う。最初から最後まで弾きっぱなしだった。通常オケだけの部分もアドリブで通奏低音をずっと弾いていたのだ。そのテクニックたるや、唖然としか言いようがない。カデンツァもとてもモーツァルトとは思えないような技巧的な演奏だった。全体を通して、とても繊細に、時折聴き取れないほどの微妙な手加減で、音楽を進めていく。指揮のアルミンク氏も、必死にピアノの音を聴きながら、オケを操っていく。久々にピアニスト手元が見える位置に座っていたが、技巧的に非常に興味をそそる演奏だった。まるで鍵盤の上を歩いているような、また踊っているような巧みな指使いが印象的なピアニストだった。いずれにしても、とても呼吸のあった、素晴らしい演奏だった。後半のマーラー。私の記憶が確かならば、昨年、ＮＨＫホールでＮ響の演奏を聴いて依頼になる。この長大な曲。第５曲までは耐えられるが、第６曲は殆どの聴衆は安眠の世界へ。しかし、僕の場合は逆だった。アルトが歌う第２楽章や第４楽章は、本当に心地よく、ついつい舟を漕いでいたかも。。。。。終楽章は、同じくアルトが歌うのだが、なぜか終楽章だけ１部～間奏～２部のような構成になっており、長さも極端に長い。しかし、今日のアルトの藤村さんは、しっかりと聴かせてくれた。この曲で、ひとつ疑問なのだが、歌とオケのバランスはこれで良いのだろうか。ところどころオケが大きくて歌が聞き取れないような部分があったと思う。（席の関係で、声が聞こえなかっただけかも知れないが・・・。）欲を言えば、前プロにパリっとはじける様な曲が１曲入っていたら、もう少し楽に聴けたかなーと思う。来シーズンがとても楽しみ。

  2005年06月30日

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  カラヤン／ドヴォルザーク：交響曲第8番 ト長調 作品88

  今日は、２年ぶりにＳフィルのエキストラのオファーが来た。本番は１０月。久しぶりの芸劇だ。早速、予習開始！ということで、ＯフィルもＶフィルの曲も置いといてカラヤン／ドヴォルザーク：交響曲第8番 ト長調 作品88のＤＶＤを観る。実はこの曲。最初に弾いたのは、楽器を始めて１年経たない時。高校の部活で１楽章だけ演奏したことを思い出す。東京文化会館で。あの頃は、平気で１日１０時間くらい楽器を弾いていた。今考えると、とんでもない生活だった。その後も、あちこちのオケで何度も演奏している曲である。最近では、２年前に所属するＴ管弦楽団でやったばかり。ドヴォルザークという作曲家は、ヴィオラや第２バイオリンに１６分音符の刻みを多用する。しかしそれ以前の作曲家とは違い、その刻みが曲の進行をしていることが多く、刻み甲斐のある曲が多い。さて、今日の１枚はカラヤンの晩年の映像。「カラヤンの肖像」としてリリースされているシリーズの１枚。この時期のカラヤン＆ウィーン・フィルの演奏は、思いのほか楽譜に忠実に演奏しようという印象を受ける。今日もスコアを見ながら、（ＤＶＤなのに）聴いていたが、見落としが値がｐｐが忠実に演奏されており、前にｍｆで出てくる同じフレーズとは明確に弾き分けているのが分かった。ということで、２回続けて見てみる。２回目は、スコアは置いておき、映像に専念。ウィーン・フィルという楽団は、何て素晴らしいのでしょう！凡そ我々では思いもつかないようなボーイングをつけている。それが音楽的に、もっとも適していると彼等（コンマスの独断かも知れないが・・・）が判断した弓使い。圧巻です。もちろん、単純にそれを真似すれば良いということではないが、彼等だからこそ為しえる技なのでしょう。前にウィーン・フィルの先生を向かえて、ウィンナー・ボーイングのレッスンを受けたことがある。彼等は石の文化なので、ホールの残響空間を上手く利用した演奏法を長い歴史の中で開発した。（もしかしたらもっと昔、ジプシーの時からそういう奏法があったのかも知れない。）我々日本人は、木の文化。コンサートといえば、町にある劇場は長い間、講演や映画上映も行う多目的ホールが主流だったため、残響の無いデッドな空間での演奏法が発達してきた。現在では、日本の国内も優れたコンサートホールが増え、アマチュアでもそうした本物の奏法を身につけようという機運が高まっている。この映像には、歴史に残る名コンサートマスター、今は亡きゲルハルト・ヘッツェル氏が、コンマスの席で元気に演奏する姿も収められている。もちろん２楽章のソロも見逃せない！

  2005年06月27日

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• Ｏフィル　リハーサル参加

  今日は、午後からＯフィルのリハーサルへ。２回目の参加です。前回は、アンティックダンスだけしかやらなかったし、ヴィオラは独り弾きだったが、今回は、全曲、ヴィオラも自分含めて４人居ました。ちょっと安心。しかも、ピアノ協奏曲はソリストも来ていた。超美人！で腕も抜群！これは本番が期待できるなー。イタリアは10年ぶりになります。リハーサルでは本番のテンポよりも遅かったそうですが、本番はいったい、どんな驚愕スピードになるんでしょう。ある意味楽しみです。個人的に細かい課題はあるものの、大体の目処はついた感じ。残り２回しかリハーサルしかないけど、何とか本番には間に合いそうです。トップのお話を頂きましたが、辞退させて頂きました。次回の練習行けない可能性が高いので・・・。ごめんなさい。後ろでもバリバリ弾くつもりですので、お許しください。ということで、こちらも頑張っていきたいと思います！

  2005年06月26日

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• Ｍフィル　再聴会

  今日は、夕方からＭフィルの定演の録音を聴いて、反省する会に参加。スピーカーの質は結構良かった。（なんのこっちゃ？）しかし、演奏の質は、、、、、、演奏会の当日の日記には「大成功！」とか大々的に書いてみたものの、今日、録音を聴いてみて、かなり恥ずかしくなった。（汗もちろん録音の質が必ずしもライブを完全に再現できるものではないということは自覚した上で。課題が明確になるという点においては、こういう活動もアマオケの大事な要素であるが、あまりにもショックがデカイと逆にモチベーション下がったりすることもありえる。という意味で、今後も前向きにアマオケを続けていきたいと思っている人は、この録音聴いておくべきですね。今回の録音は、ホールに備え付けの３点吊りマイクでステレオ録音したもの。調整もそれほど本気でやっていないので、どうしても拾い易い音と拾いにくい音が出来てしまう。それにマイクの性能が関わって、内声があまり入っていないと感じた。もしくは、ヴィオラが弾けてないから聴こえないのか。どちらか。それを割り引いてもヴィオラについては、あまり良く聴こえなかった。要するに人数が少なかったからだろうと安易に考えた。（出来ればもう１プルト欲しかった。）これほどまでに弦のバランスが大事と感じたことはなかったかなー。今回の録音では、第１ヴァイオリンもチェロもベースもよく響いていた。内声が弱い分、どうしても全体としての音の厚みにかけていたように思う。あと、ヴィオラパートとしての反省は、個人個人のレベルでは結構弾いているはずなのに、他のパートと違って、パートとして聴こえてこない部分がある。録音聴いていても、明らかに自分の音と分かる音があった・・・。そんなに音立てすぎかな？？？？これはこのオケのヴィオラパート（と自分）にとっては今後、克服していかないとならない課題だな。もちろん個人個人の技術をアップしていくことも大切ですが。前向きに捉えて、また頑張っていきたいと思います。

  2005年06月25日

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• 師匠に電話・・・・。

  ヴィオラのレッスンにつこうと思って、師匠に電話。って、まだ決まったわけでもないのに師匠と呼んでいる・・・・。丁度、明日トレーナーをしているアマオケの本番があり、リハーサルに向かっている途中とのこと。７／１１以降に再度、ご連絡しレッスンして頂くことになりました。その筋では名の通った方です。頑張るぞ！！

  2005年06月25日

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• 東フィル　オール　ラヴェル　プログラム　＠サントリーホール

  まず、「ブラボー！！」と申し上げたい。今日は、また職場から徒歩でサントリーホールへ。２月連続で東京フィルハーモニー交響楽団のサントリー定期へ。指揮は、巨匠岩城宏之氏。３月のアンサンブル金沢以来でしょうか。曲目は、ラヴェル：バレエ音楽「マ・メール・ロワ」全曲 　 ：バレエ音楽「ダフニスとクロエ」全曲という、オール・ラヴェル・プログラム。岩城氏と言えば、年末にベートーヴェンの交響曲全曲を９時間かけて一気に演奏し、話題となった。彼はその時に既にオールラヴェルプログラムの構想があったと言う。今日の演奏。弦楽器は、前半が８型。後半は１６型。最近の東フィルでは、最高の演奏でした。っつーか、岩城さん、すごい。彼の棒は、すべて的確なんです。無駄が無い。今日の席は、一昨日座った席のわずか２席となり。Ｐブロックの最後列、ど真ん中。もちろん真正面に岩城さんの姿が。ヴィオラパートも良く見えました。よく聴こえました。今日のヴィオラのトップは、Ｓ田さんでしたでしょうか。客員首席奏者ってことですかね！？彼女のヴィオラを弾く姿は、何と言うか、とってもかっこいいですね。今日もソロが何箇所もありましたが、安定した素晴らしい演奏でした。彼女に弟子入りしたい感じです。本当に。

  2005年06月24日

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• 『Musical Baton』

  lemidoriさんからMusical Batonが回ってきました。噂では流行っていると聞いていましたが、こんなにも早く回ってくるとは・・・。詳しくは、こちらへ。では、早速。☆質問その１　ＰＣに入っている音楽ファイルの容量は？（Total Volume of Music Files on My Computer）　回答：1003Mb　　最近、整理してしまったのでかなりスッキリしました。　　なぜか職場のＰＣの中の方が多いかも知れません。ｗ☆質問その２　一番最近買ったＣＤは？　（The Last CD I bought）　回答：ヴィオリスト　清水直子さんのアルバムです。先日のコンサート会場で買いました。好きな演奏家の一人です。☆質問その３　今聞いている曲は？　（Song Playing Right Now）　回答：近く本番を予定している曲を聴いてイメージトレーニングしています。　　マスネ作曲　組曲第４番「絵のような風景」　　ベルリオーズ作曲　幻想交響曲　　ベルリオーズ作曲　序曲「宗教裁判官」　　グリーグ作曲　ピアノ協奏曲　　メンデルスゾーン作曲　交響曲第４番「イタリア」　　レスピーギ作曲　リュートのための古風な舞曲とアリア　第２組曲　　結構マイナーな曲ばっかりですね。（汗　　で、今、これに回答しながら聴いているのは、YUKIの「JOY」です。☆質問その４　よく聴く、または特別な思い入れのある５曲は？（Five Songs I Listen A Lot， or That Mean A Lot to Me）　回答：最近よく聴いているのは、質問３の曲ですね。　　　　特別な思い入れがある曲は、計画からなかなか演奏会が実現しないでいる　　　　ベートーヴェンの交響曲第九番「合唱つき」です。　　　　来年には実現の見込みらしいです。いつかは合唱もやってみたいですね。　　　　でも、今は、質問３の６曲で頭がいっぱいで、５曲も挙げられません。☆質問その５　次にバトンを渡す５人は？（Five people to whom I'm passing the baton）では、最近書き込みをしてくれたミュージシャンの方々を指名させて頂きます。世界的ヴィオリストの☆★NAO★☆Bratscheさん近くＣＤをリリース予定のken-nieさん演奏活動とともに後進の育成にも力を注いでおられるmiddiさん札響ヴィオラ奏者のあやこの部屋さん海外で研鑽を積み国内で活躍中のピアニストj-callasさんもし興味があったら、バトンを受け取ってくださいな。本番が近くてテンパリ気味なヴィオリストをさらしてしまいましたね・・・。

  2005年06月23日

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• ＮＨＫ交響楽団　サントリー定期

  今日は、いつものように歩いてサントリーホールへ。会社を出たのが遅かったため、開演ギリギリにホール入り。何とか間に合った。今日のお席は、Ｐブロック中央の最後列。なんか見晴らしが良い。この席。指揮者の真正面だし・・・。今日の指揮は、中国出身で現在は世界中で活躍しているタン・ドゥン氏。Ｎ響は久々だが、やっぱこのオケ平均年齢高そう。コンマスは、久々にお目にかかった堀正文さん。今日はハプニングが多かった。というか、リハーサルあんまりしてない？？と思った。特に前半。はっきり言うと、指揮が分かりづらい。１曲目は、プログラムではチャイコのロミジュリと書いてあったが、実はボロディンのダッタン人の踊り。指揮よりオケの方が、確実に先に行ってました。それか指揮者が一小節近く前を振っているか・・・・。（それはありえない。）Ｎ響だから何とかなったけど、アマチュアが彼の指揮を見ても誰一人理解不能だろう。今日の良かった点の一つ目は、打楽器が生き生きしていたこと。それに尽きる。１曲目は、打楽器のノリで何とかなった。が、２曲目。チャイコのロミジュリ。こちらはどうにもならなかった。ちょっと音楽的な理解に苦しむ演奏？久々に批判的な文章で申し訳ないけど、ちょっとＮ響らしくないなー。フルートのＮ野先生も、大事な場面でピヒョーとやっちまうし、ヴィオラのトップの方の弓が壊れるし（これはアクシデント）、最後のティンパニの一打ちは、先に終わっちゃうし・・・・。なんかバラバラ。皆が皆おっかなびっくり音を出している感じで、良いとこなしでした。きっとメインにリハーサル時間の大半を割いてしまったため、前・中はあまりリハーサルしてないと見た。その甲斐あってか（？）、メインはめちゃくちゃ素晴らしい出来だった。指揮者、タン・ドゥン氏の自作曲。「ザ・マップ：チェロとビデオとオーケストラのための協奏曲（２００２）」という曲。ソリストは、アンッシ・カルットゥネン氏。指揮者の気合の入り方も違う。っつーか、棒の振り方、前半と全く違うし。。。。正直、やれば出来るんじゃん！って思った。曲名から分かるとおり、この曲には独奏のチェロとビデオが登場する。曲のコンセプトとしては、様々な伝統が世界中で廃れている中で、ハイテクと伝統をオーケストラの力を使って融合して、新しい表現をしていく中で、伝統を蘇生させ再創造していこうというもの。曲名の「ザ・マップ」とは読んで字のごとくで、彼は音楽で地図を描いた。舞台にはいくつかのスクリーンと、舞台中央には大きなスクリーン。下手のバイオリンの後ろ側には、マルチメディア・コントローラーの奏者（？）が。曲は９楽章構成で、約４５分間の演奏。個人的には気に入りました。楽章ごとに、テーマを持っていて、それぞれ映像が流れる。中国の伝統の音楽。人々の姿。その映像と音に時空を超えて、ステージ上のオーケストラと独奏チェロが絡む。なんとも不思議な作品でした。奏法もいろいろ。弦もあっちこっち叩いたり擦ったりしてましたが、管もすごかった。木管も金管もマッピを外してマッピだけで吹いたり、ダブルリードなんかはリードだけ吹いてみたりしてましたよー。それから、金管楽器がシューっと息だけ吹き込んでみたり、木管がキーを皆でカチャカチャやったり、それはそれは多彩な演奏法でした。それそれ奏法名とかあるんでしょうかね。ＮＨＫのカメラも入っていたので、Ｎ響アワーでどのように放送されるのか、楽しみです。Ｎ響でこうした作品を扱うとは想像できなかったので、ある意味、新鮮でした。最後に、今日のＭＶＰは、何と言ってもパーカッションのＵ松さんです。

  2005年06月22日

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• Ｖフィル　初リハーサル参加

  今日は、昼からＶフィルのリハーサルに参加。エキストラという立場ですが、Ｖフィルへの参加は丁度２年ぶり。コンマスの方も変わってしまったのでしょうか。それとも今日のリハだけなのでしょうか。実は、殆ど浚えていない状況での合奏参加でした。一応は、危なそうなところだけはさらっていったつもりでしたが・・・・。今回のプログラム。ベルリオーズ／幻想交響曲ベルリオーズ／序曲「宗教裁判官」マスネ／組曲第４番「絵のような風景」幻想以外は、初になります。によって、最低限、音源とパート譜の確認などを含めてイメージトレーニングをしていったのはもちろんのこと、危ない箇所は、数回にわたって練習をしていきました。が、、、、、、合奏とは個人練とは全く違う。のですね。殆ど弾けないまま合奏が終わってしまいました。唯一の救いは、今日のリハーサルは幻想が中心であったこと。幻想は、数日前の日記にも書いたとおり１０年位前にやったことのある曲だったため、今日の合奏を通してかなり記憶がよみがえってきました。まだまだ課題は多いものの、何とか本番までには間に合わせられると確信しました。（ただし、指揮者が今日のリハについてだけセーブしていない前提。）ということで、短期間ではありますが、Ｖフィル＆Ｏフィル、頑張っていきたいと思います。因みに、どちらもチケットを頂けそうですので、ご希望の方はご連絡を！会場はいずれもアプリコです。

  2005年06月19日

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• 新日本フィル　トリフォニー・シリーズ（第387回定期演奏会）

  今日は、昼から形成外科に行って、そのまますみだトリフォニーホールへ。久しぶりのトリフォニー・シリーズ。今日の席は、１階中央やや右よりの前から３列目。このホールで、こんなに前の席で聴くのは初めてでしたが、いろいろなパートがとってもクリアーに聴こえてきました。ただ、最後列の打楽器がかなり遠い感じがしました。本日の弦の編成は、１６型。チェロは、２Ｄｉｖｉｓｉのためか、珍しく！二人の首席奏者が揃い踏み！曲目は、・ドヴォルジャーク作曲　チェロ協奏曲ロ短調op.104 ・ブリテン作曲　アメリカ序曲op.27 ・ストラヴィンスキー作曲　『春の祭典』 指揮は、３年の契約更新をした音楽監督のアルミンク氏。チェロの独奏は、初めてお目にかかりますダヴィド・ゲリンガス氏。前半のドヴォコンは、何と言っても、チェロの技巧に圧巻！この曲をこんなにらくらくと弾いてしまう人は、彼以外にはそんなに居ないでしょう。チェロのコンチェルトなのに、どうしてもヴィオラに目が行ってしまう・・・。もう宿業ですかね。今日は特に、距離的にも音響的にも座った位置的にも、ヴィオラに目が行きやすいこともあり、チェロの独奏は横耳に、ヴィオラに見入ってしまう場面が多かった。いかんいかん。そこで、ひとつ疑問。いまさらですが、どうしてあんなにやわらかい音色の音が出るのでしょうか。篠崎さん。教えて下さい！と声をかけたくなることも多かった。コンマスの崔氏も結構気合が入ってました。最後の方で、独奏チェロと一緒に弾く場面でも、ヴァイオリンの方が生き生きしてた。全体的に、前向きで好印象な音楽作りとなっていました。ソロのアンコールが１曲ありました。が、知らない曲でした。帰りに掲示を見忘れたので、曲名も分からず・・・。（誰か知ってたら教えて！）とにかく超絶技巧で、それだけでも圧巻でした。あと歌いながらチェロを弾いていました。これにも驚いた！今度はリサイタルで是非聴かせて欲しいです。後半は、、、まずアメリカ序曲。私の持っているブリテンばっかりのＣＤにも入っていない曲で、初めて聴きました。ニューヨークで書かれたアメリカ序曲なのに、全然アメリカっぽくない、実に不思議な曲。どうやらアメリカがテーマじゃなかったらしい。他の作品との混同を避けるために、アメリカで作曲されたことから後世に付けられたタイトルらしい。打楽器が多用されていたが、やはり打楽器群との距離のせいか、かなり遅れて聴こえた。いつもこんな感じなのだろうか。前から３列目で、このようだと客席最後列では相当な時差を持って聴こえるのだろうか。一度、聴いてみたい。メインは、ハルサイ。生演奏は確か初めてだったなー。ホルンがとってもかっこよかった。素晴らしい演奏でした。オケも頑張っていましたが、何と言ってもアルミンク氏の指揮も素晴らしかった！オケと指揮者の関係が理想形に近いのでしょう。とっても充実した音楽でした。アルミンクがオケを信じ切っているというか、凄い安心感を持って指揮をしているような気がしました。日本国内で今、一番注目を集めているオケだけありますね。今後の活躍にますます期待がかかります。さて、今日行った、トリフォニー・ホール。数年前にとある合唱団がここで定期演奏会をやった時に、ステージマネージャーをやらせて頂いたことを思い出します。ステージも広く、音響も素晴らしい。ですが、ひとつ欠点を見つけてしまいました。ホールの構造上仕方ないのですが、オケがステージの面（最前列）まで並んでいると、１列目つまり１ｓｔヴァイオリンの表の人や、チェロの表の人に十分に照明が当たっていないんです！本当は、サイドからソフトに明かりが入っていると良いのですが、このホールのサイドスポットは、もっと奥の方に位置しているため、前の方にまで光が届かないようです。お陰で、新日本フィル一の美女演奏家、堀○さんのお顔が真っ暗でよく見えませんでした。残念！次回から、出来ればコンマスの横に座ってもらいたいです。（無理ですが。）新日本フィルの今シーズンの定期も残すところ３０日のサントリーホール・シリーズと７月の名曲シリーズのみ。私はサントリーしか行けませんが、皆さん、頑張ってください。

  2005年06月18日

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• 爪床爪母切除術

  今日は、朝から普通に出勤。しかし、夕方から形成外科へ。挿入爪の根治治療手術のためだ。昨年１１月ごろからたびたび化膿していた足の爪の周りの状況が、うざかったので、再発防止のために、２月ごろから計画していた。とりあえずＭフィルが終わらないことには、ということでこの時期にしたのだが、それでもちょっと無理があったかな。何はともあれ、手術は無事に終了。１時間半ほどかかったであろうか。部分麻酔のため、ドクターの手元がすべて見える状態での手術であったため、かなり緊張したが、何とか終わってよかった。今はマダ麻酔が効いているので、普通に歩いて帰ってきたが、麻酔が切れるとどうなるのか・・・。かなり心配。とりあえず、緩めの靴を探しておこう。

  2005年06月15日

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• 弦切れる・・・。

  今日は、週末に予定されているＶフィルのリハーサルに備えて、個人練！ということで、Ｍフィル本番以来、初めて楽器ケースを開いて見ました。梅雨時ということで、相変わらず楽器のコンディションは悪い。Ｍフィル定演前からずっとそうだったのだが、湿度が高いためかペグが膨張して糸巻きが回らない。ガリガリ、ギコギコ言いながらの調弦。そんなときだった。ブチッ。あ、Ｇ線が切れてる？なぜ？？どうやらテンションいっぱいいっぱいだったよだが、無理に調弦をしていたので、切れてしまったらしい。どんな張り方をしていたのだ？？？いくつもの？？？が続く中、仕方なく、弦を張替え。新しく張った弦は、久しぶりのザイエックス。切れた弦は、コレルリのアリアンスだった。アリアンスの方が、かなり高かったのに・・・・・。しかし！値段に反比例して、ザイエックスの方が、調弦はし易いし、鳴りも格段に良かったりする。。。。なぜだ・・・・。さらに「？」がいっぱいになる中、やっぱり現実的に良い方を選びたいということで、Ａ線以外の３弦を全てザイエックスに変えてしまった。。。全体的に良い反応。なんか先週のＭフィルの本番を、最悪な状況で迎えてしまったのかと思うと、かなりショック。。。。。その分、ＶフィルとＯフィルで暴れようかな！？

  2005年06月14日

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• 音源調達！

  やっとＭフィルも終わったということで、今日は、休息のための有休休暇。昼近くまで寝ていたのだが、午後から掃除をしたり、ばたばたしていた。夕方から、昨日の本番会場のホールへ、泊めてきた車を取りに。帰りには、渋谷のタワーレコードによって、Ｖフィルの曲目の音源を調達。曲名も良く覚えていなかったが、車に積んでいたＭフィルの備品の中から、Ｖフィルのチラシを発見！ということで無事に購入できました。帰り道、早速、カーオーディオで試聴。ん？？これ、聴いたことある。。。。何と、序曲は、既にＣＤを持っていました・・・・。残念！しかも同じ指揮者、同じオケ、、、、、そして何と同じ録音でした。（アホ昔は同じＣＤを３枚も４枚も買ってしまうようなアホでしたが、久々の自分のアホさ加減に、思わず涙が出ました。気を取り直して、帰ってからは楽譜を目で追いながら、聴いてみる。思っていたよりも難しい？？というより、基礎が出来ている普通のヴィオラ弾きなら楽に弾けそうだが、基本のなっていない自分としては、苦手な音形が多い？？今日は、こんな時間になってしまったので、さらえないが、明日以降、また夜な夜なさらわないといかんな。音源調達＆イメトレもアマオケ活動の大事なプロセスですね。

  2005年06月13日

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• Ｍフィル定演　無事終了！

  とうとう来てしまった！今日は、１年間積み重ねてきた成果を出し切る日。朝から完璧すぎるのがちょっと恐ろしかった。今までの本番なら、朝から寝坊するとか、忘れ物をするとか、渋滞につかまって集合時間に遅れる等など、予期しない事故（？）が必ずあった。にも関わらず、今日は、朝から全て予定通り！想定の範囲内。８時に団長を車で迎えに行き、８時１０分にコンミスを乗せ、８時半にはホールの大道具搬入口に到着。完璧すぎる。こういう時は、ヤバイ。返って演奏で事故が起きるものだ。しかし、ステージリハーサルも無事終了。これは本当にヤバイ。もう事故れる場所がない。あと本番しかないから・・・・。ステリハ後、本番まで２時間。ゆっくりと休憩。お昼はなぜかコンビニのおにぎり。緊張感が抜けすぎてしまうほど、ゆっくりした休憩を過ごしたあと、いよいよ開場。お客様が早めに集りすぎて、早めに開場という知らせも入った。いつも多くのお客様がこうして早く駆けつけてくださる。ありがたいことだ。そして、いよいよ本番。ここまで無事故。いつでもこのステージに出て行く瞬間が最高だ。この何とも言えない緊張感が心地よい。未完成＆ブラ１というこの上ないプログラム。３年ぶりのヴィオラトップとしての演奏は、過去にない、思い出に残る演奏となった。本当に怖いくらいに、無事故の演奏会は続く。前半の未完成は、本当に美しい演奏となった。演奏しているのが心地よい、客席のお客さんは、１楽章から爆睡している人も居た。まだ演奏会始まって、１０分くらいなんですけど・・・。これはきっと演奏が心地よくて眠っているんだと、前向きに考えながら、演奏は続く。「未完成」後の休憩で、ロビーに出てみると、妻が居た。義父も予告なしで来て頂いていた。びっくり。前半の演奏は、好評だった。様々、関係者の方にご挨拶し、後半のステージへ。事故が起こるなら、もうこの曲しかない。学生時代の悪夢が頭をよぎる。昨日の日記には書かなかったが、そのときのコンミスが、実は今回、エキストラで出演していた。丁度１０年前の演奏会を思い出しながら、ブラームスの演奏が進んでいく。シューベルトとは全く違う、魂からの音律。チェロとの連携も完璧。コンミス！ずっとついていくよ！！やっぱ日ごろ６重奏でも一緒に演奏しているだけある。今回のトップ、Ｖｎ、Ｖａ、Ｖｃの４名。全部６重奏のメンバー。このメンバーで出来たこともうれしい。そして、問題の箇所へ。１０年前、見事に空中分解した箇所。しかし、何てことも無く、突破！行ける！これなら行ける！（どこへ？って感じだが。）このとき、今回の演奏が最高のものになると確信。気が付いてみると、スタンディングオベーションにブラボーの歓声。本当に昇華した、歓喜のフィナーレ。本当に最高に盛り上がった、素晴らしい演奏会だった。アマチュア故に、技術的にはまだまだ課題は多いことは言うまでも無い。しかし、今日聴きに来てくれた多くの聴衆の方の人生に少なからず影響を与えたと確信する。終演後のレセプションも、大盛り上がり。最高の祝杯となりました！また来年に向けて頑張っていこうと思います！！最後に、マエストロ、エキストラの皆さん始め、関係者の皆さんに感謝です。そして、一緒にこの本番作り上げたオケの仲間たちに感謝！感謝！これからも一緒にがんばろう！！

  2005年06月12日

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• ゲネプロ＠Ｍフィル

  いよいよ明日がＭフィル本番。今日は、午後からゲネプロへ。小学校の多目的室を練習場所に利用しているＭフィル。普段の練習では、溢れることはないが、この時ばかりは人と楽器で溢れ返っていました。この部屋が手狭になることなど、誰が予想したであろう。嬉しい悲鳴とはこのことだと思った。ゲネプロと言っても、通し練習はなし。細かく返しながら、注意点を一通り徹底して終了。今日は、先週の弦分奏という個人レッスンと３夜連続の闇練の甲斐があり、前回のマエストロのリハーサルまで抱えていた課題はクリアー。万全の状態で明日の本番を迎えられそうです。いろいろバタバタしたものの、ゲネプロ終了。その後は、レセプションのゲネプロへと皆で繰り出しました。本番前日なのに、散々呑んだくれて帰ったのは23時過ぎ。でも、こんなこと。本当に久しぶりなんです！だって、毎年、演奏に加えて、運営の作業が前日でも山ほど残っていて、徹夜状態で本番を迎えることばかりだったのだから。そういう意味では、今年のＭフィルでは、本当に楽させてもらいましたし、演奏にもいつも以上に力を注げました。明日の本番が、どうなるか。学生時代に別のオケでやって、本番で崩壊した苦い経験があるので、ちょっと心配ですが、きっと良い本番になるでしょう。お客さん、何人来てくれるかなぁ・・・。

  2005年06月11日

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• 闇練　第３夜

  今日は、今週初めに計画をした闇練の千秋楽。３日目にして、やっとブラームスの細かい音程のチェックを終える。と言っても、予定通りにいったわけではない。細かい音符の音程は思っていたよりも正確に取れていたが、どうもハーフポジョションからＤ線のＧの音を取る時に、どうしても低めになってしまう。こんなに大きい手なのに、と怒られてしまいそうだが、そういう時だけどうも指の開きが悪いらしい。それとももっと違うところに原因があるのか・・・。やっぱり独学には限界があるなー。ま、いまさら楽器の持ち方やら、ポジションやらを変えても、そう簡単には治らないと思うので、とりあえず、今回の本番に向けては、リスクが少ない方を選択しておこう・・・。今日は、先日オファーがあった、トラの件で楽譜が届いたので、さっそく、最初の１ページだけ弾いてみた。幻想は、約１０年ぶりだが、案の定、殆ど忘れていた。少しでも思い出せるように頑張ろう。

  2005年06月08日

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• 闇練　第２夜

  今日は、忙しく、楽器を弾く時間が無い可能性が高かった。が、それでは上達しないので、何とか目標を立てて取り組もうと朝、決意する。決意した時点での今日のプラン。１９時３０分　会社を出る。２０時　　　　帰宅。そこからすぐに練習開始。２１時　　　　食事２１時１５分　外出２３時３０分　帰宅。そこからすぐに練習再開。２６時　　　　就寝。今日は、風呂は省略。（っていつもだけど・・・。）というプランだったが、実際は、１９時４５分　会社を出る。　←この時点で既に１５分のloss。２０時１５分　帰宅。着替えてすぐに練習開始。２１時　　　　食事。２１時１５分　外出２４時１５分　帰宅。そこからすぐに練習再開。と思いきや。　　　　　　　メールチェック。返信等で、２５時近くに。　←これで１時間近くのloss。２５時すぎ　　やっと練習再開。２６時　　　　明日のことを考え、練習をやめ、そのまま就寝。結局、実質的に楽器を触れたのは、賞味１時間程度かなー。現実は、厳しい・・・。ということで、この日記は翌日書いているのでした。本番まで残り数日。出来る限りのことはやっておきたい。悔いを残したくないから。

  2005年06月07日

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• ブラ１　闇練

  今月は、仕事が暇だ。否、前から暇だ。ただ、早く帰れるだけだ。でも、それが大きかったりする。先月は、出勤日が少なかったお陰でひどい目にあった。。。ま、それはさておき。こういう時くらいは、アフターファイブ（うちの場合、アフターエイトくらいだが）を大事にしたい。いよいよ今週末に控えた、Ｍフィルの定演。先週の弦分奏でも克服できなかった箇所をひとつでも克服しようと、２１時ごろから自宅で個人練習。どうも本番が近くならないと気合が入らない。ダメ男。今考えると、去年の方が、運営的なことを抱えていて、多忙を極めていたけど、去年の方が、練習できていたような気がする。（あの事件があったから・・・。）今日は、ブラームスを一通り、確認。合奏では音程の違いもあまり分からないところも、独りで弾くと、結構、微妙な音程のズレに気付かされる。一通り音程を確認できるゆっくりなテンポでさらう。最近思うのだが、昔ほど楽譜が頭に入らなくなった。何度弾いても、初めて弾いた時のような錯覚さえある。（アル中だろうか・・・。）今日の成果は、どうだろう。６０点ほどだろうか。本当に最悪な状態だけは脱したということで。今週は金曜日以外毎日楽器を触れる。明日も頑張ろう。

  2005年06月06日

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• トラのオファー

  ２年ほど前にエキストラ出演したアマオケからトラのオファーが来た。本番は、何と！７月の前半。曲は、ベルリオーズ／幻想交響曲ベルリオーズ／序曲「宗教裁判官」マスネ／組曲第４番「絵のような風景」だそうだ。来月は、１５日にＯフィルの本番もあるので、週末は練習が目白押し。それでも良ければという条件付だったのにも関わらず、正式にオファーが来た。練習には可能な限り参加で良いということで、どこまで弾けるか分かりませんが、とりあえず、引き受けることにしました。（妻にはまだないしょ。Ｏフィルのことも）幻想は、確か二十歳の時にやったはず。そのときは、とっても興奮したなー。ヴィオラを４プルだけでやったのが記憶に残っている。その分、ちゃんと弾いてましたよ。僕でも。少しでもそのときの演奏に迫るような演奏をしたいです。御世話になりますが、よろしく！＞Ｖフィルのみなさん

  2005年06月05日

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• 弦分奏　最後の課題克服の日

  今日は、Ｍフィルの最後の弦分奏。Ｉ先生のレッスンだが、いつも緊張する。なぜだろう。何とも言えぬ、緊張感。ヴィオラのトップの席に座ると、何だか、蛇ににらまれた蛙の心境と言うか、何とも言えない気分になる。レッスンの内容は、定演の曲を全曲。音程とリズムを中心に、基本的な課題の洗い出しと、克服を行った。ゆっくりと。そして、じっくりと。半分くらいは、僕の個人レッスンだったというのは、被害妄想だろうか。お陰で、残りの１週間をどう過ごすべきか決まった。パートで合わなかった八分音符のニュアンスもいくらか揃ったし、音程もある程度揃ってきた。成果のあるレッスンだった。インペクとして、今回のレッスンにはいろいろと注文を付けさせてもらった甲斐もあり、先週までにマエストロからダメだしをくらった箇所は、ほぼ克服できたと思う。Ｉ先生、ありがとう。

  2005年06月04日

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• 日本フィル　第570回東京定期演奏会　第２夜

  今日は、何と！２日連続でサントリーホールへ。演目は、昨日と同じ！そうです。２日間シリーズの両日、同じコンサートへ行きました。なぜそうなったかって？？清水直子さんの演奏をもう一度聴きたかったというのは勿論ですが、チケットを買ったのを忘れて、もう１日のチケットを再度買ってしまったためです。今日は、夜予定が入ってしまったので、オケ仲間に譲ろうと思っていたのですが、結局、行ける人が見つからず、予定をずらして、自分で来たというわけです。昨日は１階席の前の方で、それこそソリストが目の前で演奏しているような素晴らしいお席でしたが、今日は、２階席。やや上手寄りのお席でした。昨日は、近すぎてソリストのお二人の位置関係もあまりよく分かりませんでしたが、今日は、上からだったので、よく分かりました。でも、若干、昨日よりもソリストの動けるスペースが確保されてたような気がしました。前プロの北爪氏作曲の初演曲「《様々な距離》について」も２回目に聴くということで、昨日よりもかなりよく理解できたような。でも、一部、昨日聴いた曲とは違うような、不思議な感じでしたが、やはりパーカッションは、生き生きしていました。今日のコンサート。前半の２曲については、非常に安心感のある演奏でした。昨日は、緊張感の方が勝っていた。（個人的には昨日の緊張感の方がスキですが。）後半は、昨日以上の大熱演でした。改めて、いつかやってみたいなーと思いました。ということで、今週の平日は、水曜日以外毎日サントリーホールへと通い詰めた夢のような一週間でした。自分の本番が続くので、しばらくコンサートはお預けです。

  2005年06月03日

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• 日本フィル　第570回東京定期演奏会　第１夜

  今日も信じられないくらい仕事を早く切り上げ、サントリーホールへ。今週３回目のサントリーホール。そろそろレセプショニストのお姉さん方にも、顔を覚えてもらいたいところだ。今日はあいにくの雨だったが、ベルリン・フィル主席ヴィオラ奏者の清水直子さんのコンサート、否、日本フィルのコンサートなので、朝から気分は良かった。日本フィルの演奏は、確か、高校生か大学生の時。現在の音楽監督である、小林研一郎さんが指揮で、グリーグのピアノ協奏曲やら、チャイコフスキーの１８１２年をやった時のことを思い出す。かれこれ１０年以上ぶりの日本フィルの演奏。今日の印象は、全体的に雑然とした感じ。プログラムは、以下。北爪道夫／《様々な距離》についてモーツァルト／ＶｎとＶａのための協奏交響曲ストラヴィンスキー／バレエ音楽《火の鳥》以上、３曲。指揮は、沼尻竜典氏。北爪氏の曲は、日本フィル・シリーズとして彼等が取り組んでいる作品の第３９作目。最後、調が解決しないまま終わってしまうのが、かなり印象的。終始パーカッションが生き生きと演奏していた。今日のプログラム。本命は、勿論モーツァルト。先週のヴィオラ・スペースに引き続き、清水直子さんの登場。ヴァイオリン・ソロの町田女史は、今回、お初にお目にかかります。この組み合わせ。誰が発案したのでしょうか。日本人ウケする組み合わせか？と思いきや、結構、空席が目立ちました。ヴィオラは、半音高く調弦して、明るい音色にして他のパートから浮き立つようにします。今日の清水さんも、とってもよく鳴っていました。表現力の幅が一人だけずば抜けていたように感じたのは私だけでしょうか。とっても素晴らしい演奏でした。後半の火の鳥。1910年版ということで、いくつの版があるのかは知りませんが、耳慣れているのとは違うと言うことだけは分かりました。弦のソロが多かった。今日の日本フィルの演奏も、躍動感があって、良かったです。ハープが３人というのも凄いですね。アマチュアでやるとしたら、トラが何人必要なんでしょうかね。経済的に無理です。でも、いつかこのような大きな曲もやってみたいです。今日は、良い音楽を聴けて、ぐっすり眠れそうです。そして、明日の楽しみ！

  2005年06月02日

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• ビデオ業者と打ち合わせ

  タイトルだけ見ると、まるで結婚披露宴の準備でもしているかのようですが、違います！（謎今日から６月ということで、仕事は早めに帰れるようになりました。朝は、遅めの１０時半に出勤だったのにも関わらず、１８時半には退社。こんな生活、いつまで続けられるのでしょう。（汗さて、今晩は、２回目の結婚式の（ウソ）Ｍフィルの本番を撮影してもらうビデオ業者と打ち合わせ。僕の紹介で、去年から撮影をして下さっているのですが、去年の大好評に引き続き！お友達価格で撮影を快く引き受けてくださいました。いつもありがとう！！＞Ｂさん、Ｎさん内容は、時間の流れと、機材の配置等々。正味１時間程度でしょうか。こういうの、結構好きなんだなと改めて認識。どっちかというより、ステージに居るよりもスタッフの方が向いてたりして！？と思ったりもする。打ち合わせ後は、一緒に打ち合わせに参加したＳさんと呑みながら反省会。オケの課題等々、結構話は広がった。しかし、いつもなら、この時期。僕がかなりテンパッテいる時期だ。今年の担当者は、それでもかなり耐えて、良くやっていると思う。そして、いつもこうして陰で支えてくれている人が居るからこそ、僕らは安心して活動できるのだと再認識をする。本当に、いつも、いつも、ありがとう。本番まで残りちょっとになったけど、最後まで一緒に頑張ろうネ！今日は、妹の誕生日。２４歳になったらしい。オレも歳をとったものだ・・・・。

  2005年06月01日

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• 東フィル　第７０７回定期演奏会

  今日も仕事をかなり早く切り上げ、サントリーホールへ。連日のコンサート、とても気持ち良い。今日のプログラムは、ルトスワフスキ作曲の交響曲第４番。（はじめて聴いた。）プロコフィエフ作曲のピアノ協奏曲第３番。（これもはじめて）ソリストは、韓国の、いや韓国が生んだ世界の新進ピアニスト、ソン・ヨルム。そして、メインは、Ｒ．シュトラウスの交響詩「ツァラトゥストラはかく語りき」の３曲。指揮は、若手の篠崎靖男氏。演奏は、東フィル。１６型の大編成。意外と迫力があった。ちょっとステージから遠い席だったので、遠鳴りしている観が否めないが、席の問題では仕方がない。さて、演奏は？東フィルは、前にも書いたかも知れないが、弦の弓使いが結構ばらばらで音にまとまりがないと感じる。先入観から、そう聴こえる（あるいは見える）のかも知れないが、人数の割りに、音は飛んでこないし、弦全体での一体感というか、まとまりが無い印象を受ける。（偉そうにごめんなさい。）前回の東フィル（確か４月？）が良かっただけに、今日の演奏は残念。ただ、選曲がやけに良かった。前半は初めて聞く曲２曲だったが、一瞬も気を抜けないというか、聴く側としても、結構、真剣に聴けた。なぜなら、曲解説が良かったから。最近、プログラムに掲載されている曲解説が面白い。東フィルだけじゃなく。昨日の新日本フィルのプログラムも、昨日は書かなかったが、実は、全部読めた。とっても聴衆の心を掴むというか、気を引く文章が冴えてるなーと思った。最近のプロオケ事情は良く分かりませんが、選曲ひとつとっても、プログラムの内容も、どれをとっても力を入れている観がある。企画力を問われているのだろうか。そういう意味で、東フィルは合併以来、新国立劇場との提携など、どちらかと言うと成功している部類かも知れない。でも、今日のお客さんの入りだと、ちょっと心配。今日の良かった点。指揮者、篠崎氏の渾身のタクト。そして、ピアノ協奏曲を見事に演奏した若干１６歳の新進ピアニスト　ソン・ヨルムさん。彼女のテクニックは、とても１６歳とは思えないかった。しなやかなタッチは、本当に世界級。彼女はきっと大物になるに違いない！彼女は、先週、同じ東フィルとラフマニノフ／ピアノ協奏曲第３番も共演しているというから、驚き！！ソロ・アンコールはショパンの別れの曲でした。一言、感動した。涙が出た。テクニックに感動したのではなく、彼女の心に感動。最高のアンコールだった。オケの演奏会なのに、オケの感想なしですが、今日はこの辺で。

  2005年05月31日

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• 新日本フィル　サントリーホール・シリーズ（第386回定期演奏会）

  今日は、朝から雨。雨の日の外出は気が滅入る。正直言って、会社にも行きたくないくらい。しかし、今朝は、朝から気分は晴れていた。新しい靴が雨に濡れる以外は。朝から車を車検に出しに行き、会社へ。途中の移動も雨だと憂鬱。けど、今日は全く違うルートから会社に行けるためちょっと楽しかった。何と！久々に都バスに乗ったのだ。独身時代に住んでいた地域をすり抜け、東京タワーの下を通り、職場近くのバス停で下車。普段とは違う景色で、あっという間の移動だった。夜は、久々に仕事を早めに切り上げて、サントリーホールへ。今シーズンのサントリー定期も残すところ今回を含めて２回。毎回のプログラムが本当に楽しみだ。今日のプログラムは以下の２曲。モーツァルト／交響曲第35番　ニ長調　Ｋ．３８５「ハフナー」ショスタコーヴィチ／交響曲第８番　ハ短調　作品６５指揮は、シュテファン・ザンデルリンク氏。ドイツの巨匠、クルト・ザンデルリンクの息子さん。そういえば、どこかで聞いたことがあるような・・・。今日一番の注目は（演奏のことじゃないけど）、新しくコンサートマスターに西江氏が就任したということ。今日は、彼がコンマスのサイドで弾いていた。そして、ソロ・コンサートマスターの豊嶋氏は、ゲスト・ソロ・コンサートマスターという肩書きに変わっていた。最近、どうも新日本フィルでは見かけないと思ったけど、恐らく、いろいろと忙しいのだろう。最近では、指揮活動をしているとも聞く。そして、ヴィオラも弾いているしね。今後、どのようなキャリア・パスを描いているのか、今後の活躍が楽しみだ。細かいことですが、演奏会で配布しているプログラムに、就任した人のインフォメーションだけじゃなくて、そういう異動のインフォメーションもすべきじゃないかなーと思いました。きっと彼はこの先どうなっちゃうの？と思っている人も居ると思います。さて、演奏についてですが、実は、ハフナーは１０年ほど前にＭフィルで演奏したことがあります。当時、確かトップで弾いてたような・・・・。そういう意味では、譜面が頭に入っている曲だったが、アマチュアではあまり使わないようなボーイングがついていて印象的だった。モーツァルトって、こうやって弾くの？？という感じ。こういう弓使いすれば、こういう音になるのかーと、とっても勉強になった。演奏は、とてもハツラツとした、前向きな演奏。モーツァルト特有の（？）刻みも、粒が揃っていて、心地よかった。皆が前向きに音を出していて、すごいなーと改めて思いました。メインのショスタコーヴィチは、実はＣＤでも聴いたことがなく、全くの初めての曲でした。やたら長い！５楽章あって、１楽章だけでも３０分近く演奏していたのではないでしょうか。全体でも１時間を越える超大作。モーツァルトとはまた違って、迫力のある演奏でした。今日は、特に弦の鳴りが良かった。指揮者があれだけ熱くなっていれば、当然オケも。とっても熱のこもった素晴らしい演奏だった。でも、１時間を越える曲となると、楽員の皆さんも集中力を維持するのがさぞかし大変だったでしょう。正直聴く方も疲れるんですよね。身体的に。（笑楽章の間に、客席の皆で立って伸びをするとか、対策が必要だ。もちろんそのときは、ステージも一緒にやって欲しいけど。私は、演奏の内容自体に対して批判したり、論評したりはあまりしたくないので、いつもこういうネタになってしまうのだけど、団体として非常に勢いがある集団だなーといつも思っています。また今後の活動に期待したいです。最後に、今日の意地悪。ショスタコーヴィッチで、お客さんにかなり近い某パートの絶世の美女演奏家、堀○さんが、休符を１小節間違えて、フライングしてましたよー。何でも完璧に見えるプロの演奏家でもこんなことがあるんだーと、逆に親近感が沸きました。今日の意地悪２。休憩後に楽員の方々がステージに現れたとき、同パートで上記の女性演奏家とプルトを組んでいた、新日本フィル一のイケメン演奏家、澤○さんが、慌ててパート譜を取りに戻るのを見てしまいました。きっと休憩中に必死にさらってたのかなーと思ったのですが、本当のところはどうだったのでしょうか。いずれにしても短いリハーサルで本番を迎えているんだろうなーと感じる一場面でした。

  2005年05月30日

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• ヴィオラ・スペース２００５　コンサート

  今日は、朝から天気が良かった。今週から妻が働くようになったので、予定が合うか心配だったが、結局、週末は何も予定がなくなったらしく、久しぶりに二人でコンサートへ。と言っても、今日のコンサートは、妻が理解できるかどうか。ちょっと心配。でも、理解するよりも音に触れる事が大事なので、強引に連れ出す。昼過ぎから出かける仕度にモタモタしていたため、家を出たのは、何と！会場時間が過ぎてから。慌てて車で、会場の紀尾井ホールへ向かう。実は、初めてこのホールに来た。しかも、ヴィオラ・スペース。実は、今回が初めてです。こんな時間が迫っている状況で、初めてのホールへ車で行くという、何ともリスキーな行動だったが、何とか開演時間には間に合った。この世界、狭いから、きっと誰かに会うだろうと思っていたら、やっぱり会いました！ついこの間、Ｍフィルのトラの依頼をしたんだけど、都合によりダメになってしまったＳさん。直接お会いしたのは、確か２年ぶりでしたが、お変わり無さそうで、良かった。それはさておき。演奏開始。曲目は、◆バルカウスカス：２つのモノローグ（2004）　＊世界初演　　　　演奏：今井信子さん◆J.S.バッハ：無伴奏チェロ組曲第３番 ハ長調 BWV1009　　演奏：川崎雅夫さん◆ノックス：”Viola Spaces”より"9 Fingers" "Harmonic Horizon" "Chiaro/scuro”　　演奏：ガース・ノックス／朝吹園子／大島　亮／小熊佐絵子／笠川　恵／原　麻理子／原　裕子◆モーツァルト：ヴィオラ協奏曲 イ長調 K.622（原曲：クラリネット協奏曲）　　　独奏：川本嘉子さん　　指揮：有田正広さん　　オケ：桐朋学園オーケストラのみなさん◆ヒンデミット：八重奏曲　　＊生誕110年記念　　クラ：近藤千花子さん　　ファゴット：黒木綾子さん　　ホルン：高橋臣宜さん　　ヴァイオリン：小栗まち絵さん　　ヴィオラ：清水直子さん／ガース・ノックスさん　　チェロ：辻本 玲さん　　ベース：黒木岩寿さんトータルの演奏時間は、結構長かった。ホールを出たのは、確か１７時半近かったはず。とっても充実した演奏会だった。妻にこのようなヴィオラのスペシャリストの演奏を生で聴かせたことがなかったため、本当はこんな音がするのかと感心していた様子。確かに、普段、同じ楽器とは思えないような音を聴かせ続けている。かも知れない。が、オレだって、一生懸命やってんだよー！ってことで、もっと楽器に触る時間を欲しい、今日この頃である。いずれにしても、世界最高峰のヴィオラの音色に酔いしれ、最高の一日でした。しかし、川本さん。自分の出番が終わったあと、すぐに衣装のまま客席で聴いておられましたね。何となくアットホームな感じがしました。その横には、店村先生の姿も。みんなでこのイベントを作っていらっしゃるんですね。来年は、公開レッスンにもお邪魔したいと思っております！

  2005年05月28日

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  ディープ・ブルー

  今日は、楽天で予約をしていた「ディープ・ブルー スペシャル・エディション」が、発売日の27日を待たずして届きました。全部を見る時間は無かったので、メイキングの一部を見ましたが、ベルリン・フィルの録音場面で、世界の名だたるトップ・プレイヤーの表情が映し出され、本作で音楽を担当したジョージ・フェントンが指揮する指揮台の目の前には、何と、本作の映像がモニターで表示されているではないですか。画を見ながら音楽を付けていく過程がよく分かりました。それにしてもベルリン・フィルは素晴らしい！長い歴史の中で、映画音楽は初挑戦というから驚きです。歴史が長いだけに、敬遠されてきたのでしょうか。まだ本編は見ていませんが、素晴らしい映像と共に、素晴らしい音楽も楽しみです。

  2005年05月25日

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• 夕方からリハーサル

  今日は、夕方からＭフィルのリハーサルでした。本番まであと僅か。にも関わらず、課題山積み、てんこ盛状態。（謎今更、音程やら、テンポやらで、パート抜き出して練習している始末。本当に間に合うのでしょうか。かなり心配になってきました。本番が近づけば、近づくほどに、運営等の準備作業も大詰め。去年は、直前まで徹夜続きだったなー。妻にかなり怒られましたが。今年は、運営から外れたこともあり、そういう作業は無いものの、立場上、やっぱり忙しい。オーケストラを日々動かしていくっていうのは、大変なことです。どちらかと言うと、イベンターなので、やっている瞬間は、結構楽しいのですが、現実生活に戻ると、結構、鬱です。こういう時には、久々にＣＤなんか聞いてみると、気分転換になるのかなー。早速、モーツァルト・セラピーしてみよう。

  2005年05月21日

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  モーツァルト・セラピーのススメ

  今日は、月に１度の会社の社員会。２月からスタートしたチーム対抗、５分間プレゼン大会が行われる。毎月、各チームから１名代表が自由なテーマでプレゼンテーションを行い、人に伝える練習を兼ねて、勝負をする。経営者が総評を行い、大体の優劣がつけられる。今回は、リーダーとして自分が登壇。選んだテーマは、「モーツァルト・セラピー」メカニズムと効果を紹介するという内容で、概ね好評。発表の方は、規定時間通り終了し、その後、質疑でかなりの質問があがった。どれも想定の範囲内で、多少、予定時間をオーバーして無事に終了。久々に人前でまともな発表をして、緊張したが、やって良かった。内容について、詳細は省きますが、音楽療法として一番認められているのが、モーツァルト・セラピーだそうです。楽天でももちろん売られているようです。モーツァルト・セラピー・シリーズ子供のためのモーツァルト・セラピー・シリーズモーツァルト療法・シリーズ

  2005年05月20日

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• 今日は個人練

  今日は、朝から出かけて戻ったのは夕方。ここぞとばかりに３日連続の夕食準備。料理ははっきり言って得意ですが、結婚後、なかなか自分でする機会もなく、偶の休日くらいはということで、「青梗菜と鶏肉のカシューナッツ炒め」に挑戦。それはさておき、食事後は、DVD鑑賞後、ずっと終わらなかったエキストラ様へのパート譜作成に追われる。製本は既にしてあったものの、ボーイング等を記入しだしてから早５日目。ボーイングそのものがおかしかったり、記入してあることの意味が分からなかったり、いろいろと考えながら転記していたのですが、等々、ボーイングの修正に着手。結構、無茶な弓順が多かったです。今となっては。変更箇所を、次回の合奏で、メンバーに周知するのも結構億劫だっだりするのですが、何とか一通り、自分でも納得できるボーイングになりました。今回の演奏会。ヴィオラのトップは久々なのですが、ポリシーとして、３つ以上の重音は全てDIVISIの方針。ただ、どう振り分けるかが、結構、ポイントになっていて、パート譜の記述が結構不親切だったりするとかなり書き込みが増えてしまいます。そこまで書かなくとも理解できるスキルがお互いにあれば良いのですが、そこはアマチュアなので、なかなかそうも行かず、いろいろと書き込みをしなくてはなりません。と、いろいろと書きましたが、そんな作業も、実は缶ビールを飲みながらの作業なので、実際のところはどうか分かりません。（笑深夜になって時間切れってことで、練習終了。明日は、もう少し自分のためになる練習をしたいと思います。では、今日はこの辺で。

  2005年05月04日

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  気になる１枚

  今日は、TSUTAYAに行ってきたのですが、そろそろ出てるかと思って探した「ディープ・ブルー スペシャル・エディション」はまだ発売前でした。発売は、5/27だそうです。そろそろ各ショップで、予約を開始している模様。早速、楽天で予約しました。では、今日は、これから借りてきた「アイ・ロボット」を鑑賞です。

  2005年05月03日

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• 日本演奏連盟第17回クラシックフェスティバル

  今日は、日本演奏連盟主催の第17回クラシックフェスティバルを鑑賞しにサントリーホールへ向かった。19時開演なのに職場を出たのは、18時50分。徒歩で向かったが、何とか間に合った。今日のプログラムは、ちょっと面白い。「～弦楽のためのアダージョ～」というタイトルを付したこのコンサートは３部形式。世界を舞台に活躍している若手の演奏家が集ってさまざまな曲を披露する。特に弦楽器主体だったためか、そのお弟子さん達と思える楽器ケースを持ったお客さんが結構居た。ヴァイオリニスト海野義雄さんが企画構成、司会、指揮を担当。出演者のプロフィールを見ると、ヴァイオリン奏者の殆どが彼の門下であった。１階席の一番最後列で聴いたが、良く鳴っていた。ヴィオラは、日本を代表する４名手。須田さんは、最近、東フィルでもよくお見かけしますが、若いのに、とっても表現力豊かで、いつも尊敬してしまう。「ヴィオラスペース10周年記念アルバム」にも参加されているんですね。世界の岡田先生のお弟子さんでもあるそうです。松実さん、百武さんの演奏は実は、今回が始めて。松美さんについては、座った席からだと丁度、百武さんの陰になって、何も見えませんでした。残念！川崎さんは、先日Ｎ響を定年退職されたばかりですが、やっぱり年の功というか、存在感のある演奏でした。ともかく皆さん、すごい上手でした。どうしたらあんな音が出せるようになるのでしょうか。誰か教えて下さい！【プログラム】～第１部～　　コレルリ：サラバンド、ジークとバディネリ（Pinelli編）　　ヴィヴァルディ：４つのヴァイオリンとチェロのための協奏曲　作品３-10より＜１楽章＞　　Ｊ．Ｓ．バッハ：Ｇ線上のアリア　　モーツァルト：セレナータ・ノットゥルナ　Ｋ.239より＜２・３楽章＞～第２部～　　サン＝サーンス：白鳥　　パガニーニ：ヴァイオリンとギターのための＜カンタービレ＞ニ長調　　マーラー：アダージェット　　マスカーニ：歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」より＜間奏曲＞～第３部～　　アルビノーニ＝ジャゾット：弦楽とオルガンのためのアダージョ　　チャイコフスキー：弦楽セレナード　ハ長調【出演者】指揮・ヴァイオリン　　海野　義雄　　　　　　ハープ　　篠崎　史子　　　　　　ギター　　荘村　清志　　　　　　チェロ　　向山佳絵子　　　　ティンパニ　　有賀　誠門　　　　　オルガン　　井上　圭子　　　ヴァイオリン　　山口　裕之　恵藤久美子　鈴木亜久里　　　　　　　　　　　小林すぎ野　高田はるみ　青木　　調　　　　　　　　　　　横山奈加子　平岡　陽子　川口　静華　　　　　　　　　 　 近藤　　薫　中川　直子　　　　　ヴィオラ　　川崎　和憲　百武　由紀　松実　健太　須田　祥子　　　　　　チェロ　　藤村　俊介　海野ユキ恵　　　コントラバス　　池松　　宏　西山　真二（敬称略）

  2005年04月27日

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• 合宿・前夜

  明日からＭフィルの合宿。今年も例によって、前日から合宿所に乗り込む。と言っても、今年は、例年のように昼間から遊んでからではないけどっ。夕方、仕事を早めに切り上げて、自宅近くの駅に集合し、マイカーでいざ河口湖へ。今回は、うちの車にベースが２本も同乗していきました。お陰で、人は２人しか乗れなかったけど、まぁ、もともと楽器を運ぶために買った車なので、返って嬉しかったりもする。道も空いており、順調に河口湖へ。２０時過ぎにファミレスで皆でお食事。そうこうしている間に、高速バスで来たマエストロから連絡が。コンビニで今晩用のお酒を買い込み、いざ、宿へ。到着は、２１時半ごろでした。当然、この時間から練習できるわけもなく、お部屋の案内をして頂いて、荷物を降ろしたら、そのまま下の広間で、前夜祭開始！宿のご主人と女将さんもご一緒に呑みながら、語らいました。世間は狭いものですねー。明日から参加予定のエキストラの方が、ここの女将さんとお知り合いだと言うではありませんか！でも、呑んでいくうちに、話もはずみ、ここに居るマエストロ、私の人間関係も徐々に関係があることが分かり、盛り上がりも最高潮に！結局、ご主人と女将さんが引き上げた後も呑み＆語らい続け、結局朝の６時まで呑んでいました。これで合宿が本当に成り立つのかという不安を抱えつつの前夜。でも、大事なこともちゃんと話せたので良しとしましょう。

  2005年04月22日

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  レオポルド・ストコフスキー指揮　ロンドン・フィル　シューベルト「未完成」

  今日は、６月にＭフィルでやるシューベルトの「未完成」のＤＶＤを見ました。来週末に合宿があるので、それの予習ってことで。タクトが大巨匠だけに、大巨匠なりの演奏でした。オケは、ロンドン・フィルハーモニック・オーケストラ。なぜか、演奏面、音楽面以外に目が行ってしまった。まず、このオケは女性がみんなワンピース。しかもスカート丈は、皆ひざのちょっと下くらい。間違いなく揃いの衣装なんですが、なぜ、足が見える丈なのか、理解不能。続いて、楽器の配置。なんでしょう。この配置は。昔のオケはみんなこうだったのでしょうか。まるでオケピット。指揮者を囲むように、下手側から１ｓｔヴァイオリン、２ｎｄヴァイオリン、ヴィオラと続きます。文章だけ見ると普通のようですが、ここからが違う。このヴィオラまでで指揮者を囲めてしまっているのです。そのヴィオラの後ろ。つまり上手側に倍管編成の木管が、４本かける４パート。舞台正面に、まるで木管がひな壇に乗っているように、ホルンとトランペット、トロンボーンが並ぶ。その上の段に一列にチェロがずらーーーっと並んで、更にそろ後ろの最上段にベースが一列にずらり。ティンパニは、その上手側に居りました。本当にまるでオケピットでの体制を舞台上に広げた感じ。しかもこれ。ライブ録画のようです。こんなこともあるんですね。そして、何より目を疑ったのは、弦のボーイングがバラバラ。オペラ専門のオケなら、こんなことは普通でしょうが。仮にもシンフォニーのコンサートですよ。これ。イギリスではこんなもんなんでしょうか。どなたかイギリスのオケ事情に詳しい方、是非、教えて下さい。全く音楽面には言及していませんが、全体的には大巨匠なりの演奏でしたとだけ申し上げておきます。（別に批判じゃありませんよー。）十分、参考になる演奏でした。レオポルド・ストコフスキー（期間限定）【TOBW-93021】 =>20%OFF!《発売日：04/11/17》

  2005年04月17日

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• ジュニア・オケ録音会参加

  今日は、午後から、所属するアマ・オケのジュニアが録音会をするということで、エキストラ参加してきました。久々に会った、中学生、高校生達は、生き生きした姿で、僕を迎えてくれた。14時からリハーサル。曲は、短い曲（アレンジ物）２曲だが、初めての録音会ということもあり、真剣なリハーサルが続く。本番は、１曲につき２回のみ。５分もない短い曲だが、１曲に２時間以上も繰り返しリハーサルを重ねる。指導者陣も一際指導に力が入る。長いリハーサルを経て、いざ、本番。それぞれに課題もあったようだが、無事に録音終了。今回のような企画は、とっても大事だと思った。ある意味、演奏の質は、技術的に考えれば、まだまだ未熟な彼らだ。しかし、音符のひとつひとつにどんな思いを込めていくのか。一音一音を本当に魂を込める思いで演奏することの大切さを、先輩たちが体当たりで伝えていく場面は、本当に有意義だった。一回りも二回りも成長した録音会であっただろう。そして、また、実は、彼らを指導した我々シニアにとっても、とても貴重な経験になったことは間違いない。こうした絆を大切に、更に精進していきたいと改めて思った。

  2005年04月17日

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• アンサンブル金沢　第20回東京定期公演

  今日は、仕事を早めに切り上げ、定時ダッシュでサントリーホールへ。オーケストラ・アンサンブル金沢の東京定期公演。曲目は、・宮成道雄（池辺晋一郎編曲）「春の海」・ブルッフ　ヴァイオリン協奏曲第1番・ブラームス　交響曲第1番というプログラム。指揮は、巨匠・岩城宏之氏。「春の海」は、30名近い筝楽奏者が、オーケストラの前面で、まるで協奏曲のような隊形で、一斉に「春の海」を奏でる。それに相呼応するように西洋の楽壇が相槌を打つ。まさに東洋と西洋のコラボレーション。今日の席は、前から２列目のほぼ中央ということもあり、箏の迫力たるや、これまでに感じたこともないようなステレオ効果の際立った演奏だった。日本の音楽は、目配せや、呼吸で合わせるということをこれほど嫌っていたのかというほど、各奏者が、一切、他人の呼吸を感じないまま、或いは、敢えて感じないように、我が心の音律を表現しているようでもあった。オケにも筝楽にもそれぞれに若干の課題を残しつつではあったが、新しい可能性に満ち溢れた演奏であった。興味深かったのは、恐らく、筝楽は２パートあったのだが、まるでオケの１ｓｔヴァイオリンと２ｎｄヴァイオリンのごとく、パート分けがしてあり、それぞれトップ奏者のような方が、リーダーシップを取っていたことである。目配せするわけでもなく、アウフタクトで大きく息をするわけでもなく、身体を揺するわけでもなく、それぞれのリーダーの方が、ある意味、存在感というか、呼吸というか、何か西洋音楽では言い知れぬ何かでリーダーシップを取り、ひとつの音楽を奏でているのが印象的だった。と、ここまでは西洋音楽をやっている日本人の感覚。その後は、凄かった。「春の海」なのに、西洋のオケ側は、西洋のまま。トライアングルは、リズムを刻むは、打楽器も大活躍。本来ならば、尺八が登場する場面も、オーボエやクラが、遠慮がちな節回しで応酬していた。日本人が演奏しているのだから、もっと大袈裟に拳を回して演奏してもらったも良かったのだが、そこまではさすがに無かった。が、それはそれで印象的な演奏であった。続いての曲目は、ブルッフのヴァイオリン協奏曲。ソリストは、アン・アキコ・マイヤース。彼女らしい、芸術的な、また情熱的な演奏だった。何と言えば良いのでしょう。彼女の独特な音楽観というか、世界観というか。常に前向きで、ちょっと攻撃的とも言える演奏。僕は、かなり好感が持てました。細かい音符や、アウフタクトが弱すぎる！？というほど、繊細な表現をしていましたが、前から２列目だったので、彼女の息遣い、足音、体重の移動さえも目の当たりにする距離で、全てに満足いく演奏だったと思います。テンポは、一般的な速さ。ただ、音楽の幹の部分は、これでもかというほど、強調して演奏されており、かなりの名演だったと思います。彼女の演奏中の移動範囲というか、それだけ力が入っているのだと思うけど、１ｓｔヴァイオリンの１プルト目の譜面台にブツカルのではないかと思うほど、力いっぱい動き回っての演奏だった。正直言って、そのパワーには何とも言えない力強さや、熱さを感じた。ここだけの話。一瞬にして彼女に惚れた。彼女からのプレゼント。ソロのアンコールは、何と！「荒城の月」しかも日本語で紹介をしてくれた。日本の心である「荒城の月」が、彼女の手に掛かるとこんなにも（西洋流の）芸術的に、そして、技巧的になるのが不思議なほど、素晴らしいアレンジで圧巻。ちょっと日本人の心からは、離れ過ぎている観も否めないが、彼女なりに日本の独特な心理というか、心を感じながら演奏してくれたんだと思う。ずっと彼女の演奏を聴いていたかったのだが、なかなかそうはいかず、休憩を挟んで後半は、ブラームス。対向配置を取る体型で、変形８型という、ブラームスを演奏するには、少し小さめの編成でした。今日のコンサートは、実は、６月にＭフィルでブラームスの１番を演奏するために、その仲間と、勉強のために行ったのですが、丁度我々も対向配置で演奏する予定となっているため、とても参考になりました。演奏自体は、全体的にテンポは、速め。岩城氏といえば、大巨匠と言われるほどのマエストロ。それなりにお歳も召されている。しかし、演奏そのものは、その高齢から言われるネガティブな部分は、全く感じさせない前向きな演奏だった。彼ほどの年代なら、ともするとテンポもゆっくり、ただただ熱いだけのブラームスかと思いきや、まるで３０代の指揮者が体力任せに、早いタクトを振り回しているかのごとく、しかし、さすがはマエストロ。早いテンポの中でも、歌うべき所は歌い、鳴らすべきところは鳴らし、とても好感の持てる演奏だった。我々アマチュア奏者としては、気になるボーイングの課題もある程度、克服。（っつーか、盗んだだけ！？）ブラームスの交響曲第１番については、これまで複数のビデオ等で、弓の運びを勉強してきたが、残念ながら答えは導き出せて居ません。だって、見るボーイングがすべて異なるから。いったい、何が正しくて、何が間違っているのか。その答えは、出せないまま、今日のコンサートは終わった。いずれにしても大きな収穫のあった演奏会だった。今後は、ボーイングの見直しを含めて、より良い演奏をするために、様々な意見交換をしていきたいと思う。まだ誰にも言ってませんが、もしＭフィルでこの日記を見ている人が居たら、意見交換をしませう。では、そろそろ４時になるので、この辺で。

  2005年03月22日

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• ＹＵＫＩの長男が急逝

  今日は、訃報が相次ぐ。元ジュディマリのＹＵＫＩの長男が急死というニュースが入ってきた。実は、ヴィオラもさることながら、ＹＵＫＩの大ファンのＶｉｏｌｉｓｔとしては、何とも言えない、（ここだけの話ですが、ジュディマリ時代から含めてすべてのアルバムを持っています。）さぞ、悲しみが深いことであろう。あれだけ愛してやまない息子が、ある日、突然、息をしなくなったのだから。死因は、乳幼児突然死症候群という。僕には、子供は居ません。しかし、この悲しみは、きっと底知れる悲しみであろう。報道によれば、来週からのライブツアーは、予定通り開催されるという。それも彼女らしい、選択であろう。悲しみに負けず、強く、生きていくことが彼女にとって、亡き息子への恩返しなのだから。僕も負けずに強く生きていきたい。いや、生き抜いていきたい。

  2005年03月18日

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• 東京シティ・フィル　第187回定期演奏会

  今日は、通院のため少し早めに会社を出て、そのまま東京オペラシティ・コンサートホールへ。オークションで落札したチケットを片手に、久々のタケミツ・メモリアル。実は、今晩の演奏会。チケットを落札した時から乗り気では無かった。だったら、落札するな！と思われるかも知れませんが、落札額が約１０００円。かなりお安い感があって落札してみたものの、後から分かったのですが、落札したチケットの定価は、何と！５００円。Ｘ席とか言う訳の分からないチケットだったのです。仕事的にも山場だし、今晩は、サントリーホールでも興味のある演奏会やってるし。でも、しょうがないから言ってきました。初台まで。シティ・フィルは数年ぶり。学生時代にやってたオケの大先輩がプレイヤーとしている。今晩も、前髪を振り乱しながら、熱く、必死に弾いてました。曲目は、マーラーの交響曲第５番。生演奏を聴くのは、初めてです。指揮は、巨匠・飯守泰次郎氏。彼のタクトも、初めて。コンサート開始前に、30分以上も指揮者自身によるプレ・トークがあり、マーラーの５番の主要なパートを、自身でピアノを弾きながら、解説してくれました。予定の３０分を超える力説で、この曲にかける思いというか、今晩の意気込みがとっても感じられるお話で、とても楽しみに本番を迎えることが出来ました。が、、、、、、、今日のトランペットの１番さんは、退場ものだったと思いますよー。僕の耳がおかしいのなら申し訳ないですが、ドアタマのみならず、ところどころ、パフッってやってませんでした！？！？やはり出だしの最初の一音は、演奏者にとっても聴衆にとってもとっても大事だということを痛感いたしました。それ以外は、とっても良かったです。とにかく熱狂的な、情熱的な、熱い演奏でした。個人的には、４楽章の有名な弦のメロディーがやはり気に入りました。ホルンのソロ奏者、ハーピスト。最高！！肝心のヴィオラは、席の都合で、全く見えず、音はバンバン聴こえてたんですが・・・・。あと、セカンド・ヴァイオリンのトップの方が、ノリノリで弾いているのがとっても気に入りました。ヴィオラ裏切って、弟子入りしようかと思ったくらい。（謎）東京シティ・フィルは、普段どんな活動をしているのか、分かりませんが、今晩の定期演奏会のために、かなり準備がしてあったというか、時間をかけて創りこんできたということが感じられる演奏でした。最近のプロ・オケって、忙しさにかまけて、数時間のリハーサルで本番を迎えたりすることが多いじゃないですが。なんか、やっつけ仕事みたいな。今晩の演奏には、そんなことは全く感じられませんでしたよー。何よりも、ステージに居る楽員の皆さん、そして、指揮者が一体となって、演奏していたと思います。個々の問題は、さておき、そういう部分で、今日のコンサートは行って良かったと思いました。この日記。「コンサート・レビュー」と言いながら、演奏のことについては、あまり具体的に言及されないのが、気になりますが、そんなところです。さて、今日は、もうひとつ話題を。最近、コンサートと言えば、殆どサントリーホールが多かったのですが、機会があって続けてタケミツ・メモリアルに行きました。これまでは１階席にしか座ったことが無かったのですが、今日の席。Ｘ席とか言って、３階の一番奥の方に、壁際に一列に並んでいる席なのですが、座席がステージの方向を向いていない事を除いては、音響的にも良く聴こえました。大概、どのホールに言っても、管と弦のバランスが悪く聴こえたり、場合によっては、席によって聴こえて来る音が大きく違ったりすることが多いのですが、今日の席は、よくミックスされて聴こえて、満足でした。きっと３階席の正面なんかは、見た目もバッチリでかなり良い環境なんだろうなーと想像します。あと、今日は、ひとつ疑問が。プログラムの最後の方にあるメンバー表を見たところ、１ｓｔヴァイオリンの楽員数は、９名。今晩の弦の編成は、１６型。ということは、半分近くがエキストラだったのでしょうか。それにしては、よくまとまった演奏でした。プロにも常トラみたいな人が居るのかな！？この楽団は、弦の人数は、本当に絞って居るみたいですが、エキストラ交じりで良くここまで完成度の高い音楽が出来るなーと感心しました。まー、団員が大勢居て、何でも自前で出来れば良いということではないと思うんですけどねー。現実、どこかのプロオケさんでは、かなりの人数を抱えてるからか、弦の後ろの方で弾いている人なんか、弾く気があるのかないのか分からないような方が結構居る場合もあるので、今日のシティ・フィルの演奏では、そのような方が、一人も見受けられず、本当に感心していたんです。逆に、人数が少ない分、アシキリラインが明確になるので、緊張感があって、積極的な活動が出来ているのかも知れませんね。ちょっと長くなりました。連休は、本番が立て続けに予定されています。ガンバロー！！っと。

  2005年03月18日

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• 【訃報】指揮者ガリー・ベルティーニさん逝去

  　読売新聞等の報道によると、指揮者のガリー・ベルティーニさん（７７歳）が１７日、イスラエルのテルアビブで逝去した。　旧ソ連モルドバで生まれ、幼少時にイスラエル移住し育った。ミラノのベルディ音楽院、パリ音楽院などで学び、メシアン、ブーランジェらに師事した。１９５８年、イスラエル・フィルを指揮して楽壇デビューし、６５年にはイスラエル室内管弦楽団を創設。その後、世界各地の著名オーケストラや歌劇場で活躍を続けた。デトロイト交響楽団音楽顧問などを歴任。マーラーの演奏の世界的権威で、緻密な音楽づくりに定評があった。演奏はエネルギッシュで評価が高く、９０、９１年にケルン放送交響楽団を率いて行った交響曲全曲公演で、日本にマーラー・ブームを起こした。　　９８年に都響の第４代音楽監督に就任。マーラーの交響曲全曲演奏会を行うなど活発な活動を続けた。今月で退任し、桂冠（けいかん）指揮者に就任する予定だった。昨年５月にマーラーの交響曲第８番などを、同響で指揮したのが最後の来日となった。 ----------------------------------------------　私個人としても、彼が指揮した都響のブラームスを聴いたことがある。かなりの熱演で、大感動の演奏会だったことを記憶している。ご冥福をお祈りいたします。

  2005年03月18日

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  今井信子　ヴィオラ・ブーケ

  今日の１枚は、今井信子さんのヴィオラ・ブーケ。発売はかなり前で、2000年4月。録音は、1994年。世界の第一線で活躍する女流ソロ・ヴィオラ奏者としてその名を挙げた彼女のアルバム。ヴィオラによる小品の花束＝ヴィオラ・ブーケというタイトル。ヴァイオリンやチェロで同じ曲を聴くよりも、ヴィオラの音色の方が、何となく心に沁みてくるような素晴らしい選曲をされている。本当に１曲、１曲に彼女のハートというか、温かい何かを感じられる演奏。僕もあんな音色が出せる演奏者になりたい。どれだけの道のりがあって、この世界のノブコ・イマイに辿りついたのか。このＣＤから溢れでる音律は、人の心を揺り動かすパワーを持って、時には力強く、時には華やかに、そして、何よりも美しく迫ってくる。しかし、きっとそこに至る道は、決して、華々しいものでもなかっただろう。地道な、そして、弛みない努力があったに違いない。僕も、技術的には遠く及ばないが、人に音楽を聴かせる立場として、一生懸命精進していきたい。そして、何でも良いから、人の心に熱いものが残る演奏がしたい。収められている曲は以下。メロディ～なつかしい土地の思い出より(チャイコフスキー)、夢のあとに(フォーレ)、愛のあいさつ作品12(エルガー)、ラプソディ～ヘブライ組曲より(ブロッホ)、愛の喜び(クライスラー)、美しきロスマリン(クライスラー)、愛の悲しみ(クライスラー)、アダージョ～アダージョとアレグロ作品70より(シューマン)、スケルツォ～F.A.E.ソナタより(ブラームス)、パントマイム～恋は魔術師より(ファリャ)、浜辺の歌(成田為三／編曲：毛利蔵人)、Ｇ線上のアリア～管弦楽組曲第３番：アリア(J.S.バッハ)、アダージョ(コダーイ)、半音階的幻想曲(J.S.バッハ／編曲：コダーイ)、ラルゴ～ヴァイオリン・ソナタト短調より(エックレス)、アダージョ～ヴァイオリン・ソナタ 第３番より(ブラームス)共演者は、ピアノのローランド・ポンティネン因みに、中でも一番のお気に入りの曲は、「浜辺の歌」「愛のあいさつ」は他の楽器で演奏するより断然ヴィオラがお勧めです！

  2005年03月09日

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• 管分奏見学

  今日は、所属するＭフィルの管分奏の日でした。久々に何も予定のない日でしたが、会場の使用承諾書を自分で持っていたため、開始時間に練習会場へ。エキストラさんに渡すパート譜の製本をしながら、しばし見学。管分奏を後ろから見学させてもらうのは、実は初体験。いつもは一緒に弾いていて気付かないことが沢山あった。（良い意味でも、悪い意味でも。）一番衝撃的だったのが、管楽器は思いのほか、体力使って演奏してるなーと感じた瞬間。８小節くらいかけてｐからｆへクレッシェンドするはずところが、途中、半分くらいのところからクレッシェンドしなくなっているように聞こえた。どうやら途中でバテテいたようだ。そうれもそうだろう。同じアマチュアの演奏者。毎日楽器の練習をすることなど到底不可能だ。吹き続けなければ、肺活量も減ってしまうだろう。弦は、練習をしなくても維持できるというわけではないが、管の方が、切実だと感じた出来事だった。因みに、弦の場合。練習を欠くと、必要な筋肉を動かさなくなるため、例えば使える弓の幅が狭くなるなどの現象が発生します。これは、カーボン弓に変えてから感じたことですが、日々のボーイングの練習。かなり大切です。動かさないとそれだけ、筋肉が衰えるんですね。軽いカーボン弓に変わって、楽に運弓が出来るようになってからは、弓の使える幅が各段に広がったと思います。今まで運動不足であまり使われなかった筋肉が動くようになると、今度は、重い木の弓に戻っても、その筋肉は動くわけです。ウェイトトレーニングも軽いところから徐々に重くしていきますが、こうした積み重ねって、意外と、楽器でも同じなんだなーと感じました。管で言えば、ロングトーン。弦で言えば、ボーイングの日々の積み重ねが、上達への近道なのだと改めて思いました。さぁ、練習しーよぉっと。

  2005年03月06日

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• 新日本フィル　サントリーホール・シリーズ（第382回定期演奏会）

  今日は、仕事を早めに切り上げ、サントリーホールへ。定期会員となって２年目。毎回のプログラムがとても練られていて好感が持てる。今晩の指揮者は、フランス・ブリュッヘンさん。彼は、古楽器を使用して演奏する18世紀オーケストラの創設者で、指揮者として活躍されている。曲目は、オール・シューベルトで、未完成とグレートの２曲プロ。彼は、何と！モダン楽器で演奏する新日本フィルにノン・ヴィブラート奏法をさせた。それはそれですごく新鮮だった。オーケストラの配置も、いわゆる対抗配置。弦が下手から、１ｓｔヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、セカンドバイオリンと並んでおり、金管は、木管を挟んで下手にホルン。上手にトランペットとトロンボーンを配置し、さらにそれを取り囲むように正面一番の奥に一列にベースが配置されていた。本当は、これがオリジナルなのかも知れないが、私にとっては、何もかもが新鮮で、とても良いコンサートでした。ノン・ヴィブラートは、よほど音程が良くないと、これは無理だ！と思ったのは、私だけでしょうか。しかし、さすがは日本屈指のオーケストラ。澄んだ音で、ばっちり聴かせてくれました。ｐｐやｐｐｐのところは、聴衆も息を殺して聴き入っていた。ただ、残念ながら時節柄、風邪が流行っており、そういうところに限って、咳の音が響いていたのが、お互いに残念。ブリュッヘンさん、今度は、もっと温かい時期に来てくれないかなーと思いました。実は、未完成は今年６月に演奏するので、とても楽しみにして行ったのですが、参考にならないくらい素晴らしい演奏でした。とても真似できません。（汗そして、また練習をしなきゃと思うコンサートでした。

  2005年02月25日

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• 新日本フィル　公開リハーサル

  今日は、朝から会社をサボって、すみだトリフォニーホールへ。何と！新日本フィルの携帯サイトから応募した「公開リハーサルペアご招待」が当たっってしまったのだ！応募２回目にして初当選。嬉しい限りだ。ペアのお相手は、平日の昼間ということもあり、私のヴィオラの師匠（現在、専業主婦）をお誘いした。指揮は、今月の定期を振るフランス・ブリュッヘンさん。日本のオーケストラとの共演は初めてという。予定の曲目は、トリフォニー・シリーズのメイン・プログラムであるシューマンの交響曲第２番。朝10時30から12時45分までのリハーサル。ひと楽章ずつ、１回通してから、何箇所か反すリハーサルだった。席とステージの距離がちょっとあった性か、肝心なブリュッヘンさんの声はあまり聞こえませんでした。２楽章。プロのオケでも「捕まる」ってことがあるのかと思った。（笑）１ｓｔヴァイオリンに繰り返し、指示を出していたが、後ろの方の奏者までは理解が及んでいなかったような印象。淡々とリハーサルは進み、１時間足らずで予定の曲は終了してしまった。「残念・・・。もう終わりか・・・。」と思っていると、休憩を挟んで、中プロのモーツァルトのリハーサルを行うとのこと。一転して「ラッキー」となった。モーツァルトは、交響曲第３１番「パリ」。この曲は、以前に演奏したことがあったので、ある程度、譜面が頭に残っていた。２楽章のAndanteは、モーツァルトが書き直したため初演稿と改定稿の２種類があるが、後者を演奏するのがポピュラーだが、ブリュッヘンさんは、何と！両方やったのである。最初、それに分からず、昔演奏したはずの２楽章が全く聞き覚えの無い曲だったので、意味不明状態であったが、３楽章目に出てきたのが、聴きなれた２楽章だったので、からくりが分かった。しかも、１８世紀オーケストラの創設者であるブリュッヘンさん。さすがですね。ノン・ヴィブラート奏法をオケに指示していました。素朴な澄んだ音色がとても印象的でした。さて、リハーサルは、順調に進み。モーツァルトもわずか４０分足らずで終了。そろそろ予定の時間が来て、終わりかと思いきや、前プロのリハーサルも続けて行うとのこと。１曲だけの予定が、１回分のコンサートの全てのプログラムを聴けてしまった。舞台上の転換のために５分ほどの休憩の後に、今月のトリフォニー・シリーズの前プロであるラモー作曲の歌劇「ナイス」から序曲とシャコンヌを。こちらの曲は、作曲者も知らなかったが、ラモーは、バッハやヘンデルと同じ時代にパリで活躍していたらしい。楽器の配置も、当時を意識してか、とても覚えられないような配置だった。いわゆる対抗配置とも違う。何かファゴットが前の方に居て、ベースが上手と下手に分かれて立ってて・・・。今日は、初めてプロのオーケストラのリハーサルを目の当たりに出来てとっても嬉しかった。また機会があれば、見学させてもらいたい。

  2005年02月17日

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• ゲネプロ

  今日は、明日の本番のゲネプロがあった。曲目は、・ムソルグスキー（ラヴェル編）／展覧会の絵・Ｒ．シュトラウス／ホルン協奏曲・モーツァルト／交響曲第３８番「プラハ」そして、アンコール（曲名はヒミツ）久々に大編成のオーケストラでの演奏ということで、結構、楽しんでリハーサルできました。今日がゲネプロであるにも関わらず、まだ全員が揃ったことがないらしい。明日の本番がどうなることやら・・・・。個人個人、いろいろな課題を抱えつつのゲネプロ。明日の本番は夜。残された時間を、最後の最後まであきらめず、ひとつでも課題を克服して本番を迎えたい。そして、晴天と多くのお客様のご来場を祈る。

  2005年02月11日

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