「おくりびと」という映画。
このタイトルに、ビビッと来た。
早速、観に行った。
「おくる」って何だろう?
これは、この世からあの世に旅立つ人を、おくる事。
そのおくる事を仕事にしているプロを、納棺師(のうかんし)と呼ぶ。
葬儀屋さんがこの仕事を兼ねていることもあるらしい。
私は、中学時代に、大好きなおばあちゃんを「おくった」ことがある。
あんなに素敵で、私を無条件にかわいがってくれたおばあちゃん。
愛とは無条件なんだ、とそんな事を子供ながらに感じていた。
納棺の時、おばあちゃんの頬に触れた。
しわくちゃな肌だったが、なんか、すべすべしていた。
そして、冷たくなっていた。
今でもおばあちゃんとは、毎年お盆に再会している。
愛犬ブン、愛犬ポチ、愛猫チロ、ともお会いする。
この映画を見て、人生の色々なことが、走馬灯の様に私の脳を通り過ぎた。
自分がおくられている姿を、もう一人の自分が見ていた。
「人はいつか、おくりびと、おくられびと。
あなたの大切な人を、どうおくりますか。
そして、どうおくられたいですか」
「人生は、限られた時間とエネルギーを何に使うか」
「どんな生き様を残したいか」
ちょっと変な言い方だけど、
今の自分の生き様、実は結構気に入っている。
きっと、自分を責めたり、後悔することが少なくなって来たからだろう。
やるからには、「本気、覚悟」ということを、実践しているからかもしれない。
ちょっと、かっこつけすぎちゃたかな?
でも、これ本音です。
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Last updated
2008.09.19 16:58:23
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