今後、いろいろな観点から、
日本のあり方、世界のあり方を考えて行きます。
*現在の福島原発の状況(冷温停止や除染技術など)
*天災と人災に対するリスクマネジメントの在り方
*エネルギー政策、安全保障の在り方
*複雑に絡みあった利権
日本の新聞では知り得ない情報、観点を織り込みながら、
私なりの意見を述べて行きたいと思います。
現時点の私の意見は、
『今すぐにでも原子炉は全部廃炉にしよう』
という立場です。
つまり、明確な期限付きの【脱原発】です。
その裏付けは、簡単に言うと、
『そもそも自分が出したごみ(放射性物質)を処理できないものを作るのはどうなのですか?』
『原子力エネルギーがなくても、日本がやっていける状況を作り出せるのではありませんか?』
『科学には限界がある。すべての科学者はそのことは知っているのじゃないですか?』
(原発の安全対策という点で)
これが、私の直感的意見です。
今後小さな軌道修正はあるかもしれませんが、
【脱原発】という方向性だけは変わることはありません。
そこから発生する、景気への影響、雇用、などなどは、
今まで恩恵を受けてきた私たちが増税という形で補うことは当然。
賠償に関しては、東電(株主を含む)、国、そして、私たち全員(増税という形で)で、
責任を負うことは明白です。
国債は論外でしょう。
なぜなら、私たちがこれまで恩恵を受けて来て、事故を起こし、
将来の世代にとんでもない重荷を背負っていただく上に、
そのコストを将来の世代に転嫁する、とはとんでもないことですから。
所得税にするか、法人税にするか、消費税にするかの議論は、
極端に言えばどうでもよく、
『復興税』としてさっさと実行する時期です。
2-3年ぐらいの期限付きでも構いません。
こんな時こそ、スピード感が必要です。
私は脱原発の方針が国策として明白になれば、、
個人や業界の意識が激変すると思います。
既にある技術を国として、どうシステム化するか、
という意識にも加速がつくでしょう。
又、新たな技術も導入されるでしょう。
もうそろそろ、個人(自治体、各種団体など)、政界、官僚、経済界、世界中の専門家が
『本気で手を結んでやろうじゃありませんか』
ということです。
いい意味での心の余裕は大切ですけどね。
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Last updated
2011.09.22 16:08:10
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