オリックス・バファローズ日本一 全員で勝ち、泣き、笑った!!!
未だに夢を見ているよう。バファローズが日本一に登りつめたことが。「拙攻とミスの連続によって決まったシリーズ・・・」なんて意味のない評論が聞こえてきそうな今年の日本シリーズ。確かにそんなシーンも少なからずあったけれど、オリックスとヤクルトさんの熱戦はそんな見方を許さない素晴らしいシリーズでした。ヤクルト高津監督の涙に象徴されるように互いに死力を出し尽くした歴史に残る内容だったと思います。MVPはラオウ。個人的には比嘉さんとかワゲスパックさんにも何かの賞をあげたかったなあ・・・。今年リーグ連覇を目指したオリックス。レギュラーシーズンは出足が悪く、それでも気が付けばじりじりと首位争いに加わるも終盤はソフトバンクさんの優勝が時間の問題になっている中でのある意味幸運な同率での優勝。そしてCSを突破し臨んだ日本シリーズ。絶対的エース由伸で敗戦離脱。由伸で2勝は固くオリックス有利と言われた前評判が崩れ去り、2戦目は3-0勝利目前に追いつかれドロー。京セラでの第3戦は1-7の完敗。でもここから、わずか3安打ながら1-0の勝利、そして第5戦はシーソーゲームを9回裏正尚のHRでサヨナラ勝利。第6戦は3-0完勝。第7戦は5-0リードを8回に1点差に詰め寄られるも逃げ切って4勝2敗1分けで日本一を掴み取りました。何と言う波乱万丈のシーズンだったでしょう。とにかく、「全員で勝ち、笑い、泣いた」オリックス・バファローズ!!! おめでとうございます。