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結婚してからというもの、私の生活のキーパーソンはやはり夫だと認めないわけにいかない。というのも、生活場所が自国でないがために エンエン今に至るまで困ることだらけだからだ。英語はどこまでも外国語として私の前に立ちふさがる。家庭内の公用語はイタリア語(これもかなり怪しいレベルである)、私の英語力が改善ないし向上する見込みは 差しあたってない。
しかしだ。この夫、血だけは100%南イタリアで かなりの癇癪持ちだ。いつも怒っている。何でもかんでも彼の神経に障るらしい。ただ血のつながった家族に対しては非常に丁寧で礼儀正しい。 ドメスティックバイオレンスの問題が我が家には残っている。実際過去の事を詳細に取り上げたらひどいものだから掘り返したくはないし、そうするつもりもないけれど、マリッジカウンセリングをしている現在も、カウンセラーの前でも怒っている。カウンセリング中怒って部屋から飛び出したもんだから、仕方なくカウンセラーに問われるままに彼の怒りを分析していた。ところどころカウンセラーさんの質問内容がよくわからないなりに、自分の思うところを話していた...。「怒りというものは、 罪につながっているような気がします」 そうなのだ。怒りは、ある種の罪だと私は思う。そして怒っている人は、自分が怒るという主体性からはずれて、次には怒りにその人自身が支配されてしまう。もはや自分を抑えられず、度を失ってより悪い方向に向けて走っていくのだ。 His anger might cost his life... こう発した私の言葉に、 カウンセラーさんが懸念を示した。 (His anger might cost) even your life. ふう。ため息が出る。 今のところ、 自分にできる限り前向きに努力している。(と感じる。)かなり重いものを抱えている気がするけれど...。 忍耐によって、あなたは命を勝ち取りなさい。 そんな聖書の一節が 心によぎる。 忍耐強い方が、怒って腕力をぶんぶん振り回すよりも ずっとずっと強いんだよ。知ってた? って、ホレ、怒っているそこのあなた(夫)に言ってやりたい。そんな事言ったらまた怒るから言わないけど。 怒るな。 ...忍耐には内面の強さが要求される。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005.11.22 05:49:16
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