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日本なら年賀状の準備に追われるところが、ここではクリスマスカード｡
一年に一度の挨拶をすべく今年も書かないと、と思う｡ この時期を逃すと音信不通になってしまうことが多々あるのだ。
今まで出会った人たちにやっぱりお礼を言いたい気持ちとか､ みんなのことが大好きよ! なんて思いが駆け巡るのが今の季節｡

それにしても、何でアメリカなんて遠くに来てしまったんだ? 今日はアッシジのプレゼーピオの風景を思い出して､ ああ､ナターレはアッシジに戻りたい､なんてしょげてしまった。お正月は日本が一番だし｡（イタリアでは花火をバンバンあげるのだけど、除夜の鐘で静かに年を越す文化に育った私には ちときついものがある）

去年の里帰りが遠い昔に思えないでもない今｡ つくづく親不孝者だなあと感じる｡
それでも､子供たち2人はアメリカ育ちの方がいいような気がして、日本に生活基盤を移す度胸は出ない｡ 子供を取巻く環境が今一つ不安で、気になる｡ ここだと、すんごい過保護に見えるアメリカ式子育てだけど､ ノビノビとは育つわな。

でも自分は日本で生まれ育って、よかったと思っている。
将来、子供たちは育った場所が最高に思えるんだろうか。 うーん。