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クリスマスの話題をupする前に、誕生日のときの事を書いておきたかった。
なんでって？ 掲示板でいち早く、誕生日おめでとう、と書いてくださった方がいて、そこにシルバーパールが誕生石と記されてあった。12月といえば一般にはトルコ石。でもいつもピンとこなくて、誕生石にも宝石にも足は遠かった。気軽にこれいただくわ、てな世界でもないし。
でも、最近になってサファイアの青にすごく惹かれる。
去年の今頃、夫がサプライズでくれたサファイアの指輪があるのだが...ジルコニア（人造ダイヤ）を中心にドンっとおいて、小さい正方形のサファイアが申し訳程度に左右に一個ずつ。どう見ても肝心のサファイアは脇役｡
違うなあ...私が望むのは深い青のサファイアがovalの形で中心に､まわりに小さいダイヤモンドチップをおいて光を放ってもらう｡ 台はホワイトゴールドで雪の中の青､という感じが一番美しく思える｡

誕生日､異常に気を遣う夫はわざわざ休暇を取って私にサービスしようと努めていた｡ 普段の罪ほろぼしかしら。いえ、ここは素直に､サンキュー｡
ショッピングモールの宝石店でサファイアを見せてもらう｡ まあいい感じかな､と思うのは700ドル台｡ クリスマスセールで15パーセント以上下げますよ､と甘い言葉だけれど、それでも高い｡ もう一軒見てもいいデザインはなく、小梅の保育園のお迎え時間が来るのでモールにバイバイ｡

午後にもう一つの保育園に小梅を連れ､その足で気まぐれに夫は地元のローカル宝石店に連れて行ってくれた。感じのいいふっくらとした女性が 迎えてくれた｡
店内は意外とゴージャス｡ ちょっとオズオズと､ サファイアを見せてくださいと告げた｡ これはどう、あれは...。気軽にいろいろ、指にはめさせてくれる。
品番かしら、この6070ってのは...こっちは2900とか｡

これが値段であることに気がつくのに､さほど時間はかからなかった｡ （続く）