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2005.12.29
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カテゴリ:カテゴリ未分類
25日の朝、疲れた身体を無理やり起こして(といっても7:20am)身支度...のつもりが、子供たちが意外とすぐ後に目を覚ました。
うわあああ! サンタさん、来たんだー!
そーう、お母さん気がつかなかったよ。
ベッドに置いてあったの、これー!
そしてタカタカと居間に行き、さらに わああああ!
サンタさん、いーっぱいプレゼント置いてくれたんだー! ツリーの下に!
... そこの追加分はパパとママから、とか ちょっと言ってみたけれど、聞いてない。小梅の目の前でトイ○ラスで買ったお絵描き自在、洗濯機で洗えばまたきれいになってもとどおりというクマちゃんもあるじゃないか。でも小梅はサンタさんが足してくれたプレゼントだと、敢えて言う。
伊織もつたない言葉遣いで、サンタさーん、サンタさーん、とおおはしゃぎ。

夫も起きてきて子供たちが包みを次々開けるのをゆったりと手伝っていた。
その間私は着替えをして、子供たちにもほら、ジーザスに会いに行こ、遊ぶのはあとでゆっくりしよう、と促した。
小梅の身支度をして、伊織の方は夫が着替えをしてあげて、...もう8:45くらいになっていた。通っている教会のミサは9:00amのみ。ここからハイウェイで20分強かかる。
クリスマスデイくらいは、夫が一緒に来るものとばかり思っていた。 というか、前日のイブに モールに行って、土曜のミサの時間帯に間に合うよう戻る、みたいなことを言っていたから(車は一台で)その時点で一緒に行くことに疑いを持っていなかった。
行かないよ、自分は。

そこで衝突が起きてしまった。

夫は家族代々カトリック、というかもともとイタリア系なんで それが彼らにとっては自然だった。だけど夫が、というかベッタリ系の彼の下の姉がサルベーション○ーミーに入れ込む。とはいえここはお葬式とかいうのは請け負っておらず、彼女はいいとこ取りでカトリックに在籍しておいてカトリックから心は離れている。
夫は従来のカトリックの教えには反抗心いっぱいで、下の姉の影響もあって、そして私がカトリック信仰を持てば持つほど、アンチカトリックになっていった。カトリック信者として在籍したまま、ここ、あそことプロテスタント系にばかり関わりたがった。ただ何も決めたくなく、ジプシーのような今が続いている。下の姉も彼も、死去という際には葬式はカトリックで挙げてもらうつもりでいるし、、墓地も母親が眠るカトリックの墓地にもう二人とも名前を刻んである。(苦笑)

今の教皇、ベネディクト16世が就任後に、fai da te(DIY;do it yourself)型の宗教観は自身を救えない、と明言された。 ああ、大丈夫だ、今度の教皇様も。そう感じた。芯のところでヨハネパウロ2世教皇とつながっている。

カトリックは三つの柱を持っている。清貧と貞潔と従順。この中で簡単そうで意外と難しいのが従順であると思う。
結構、わからないことや納得いかないことが心に芽生えると、自分がそれに従うより教義そのものを否定して自分を通しがちになるらしい。

私が通う教会はイタリアから移民した人たちが教区のメンバーとして残り続けるところ。第一朗読はイタリア語を使っていたりする。数少ない、イタリアの教会の名残をとどめるところで、私は好きだ。
ここで夫と私は結婚式を挙げてもらった。イタリア語で結婚式を挙げられる神父様を探して見つけたのがここだった。当時在職されていた神父様の名はMangiafico。微笑ましいぞ。イチジクを食え。と直訳でそういう意味の名字だ。(ちなみに、Mangiapane;パンを食え という名字の信徒さんもその教区には いる。)

行かない。夫のことだからそう言っても全然不思議はなかったのだけど、そしてそれは いつものことなんだけれど、イエズスの誕生を祝うその日は、家族4人で教会に、と思っていたからショックだった。夫はなじる。君は僕の行く教会にはこないじゃないか。 無宗派を装うプロテスタント系の場所を夫は好む。そこに半年以上夫にあわせて同席したりしたけれど、そこに欠けているものが多すぎて、大きすぎて、虚しかった。

結局終始気まずく、終わってしまったクリスマスの当日だった。
クリスマスディナーもお昼の時間に作れず、お寿司を夫が買いに行った。
夕方になってのろのろと、下準備した鶏と豚を一緒にローストした。
これはこれで、どちらも柔らかく、おいしく仕上がった。
23日に焼いて24日の朝にデコレーションをした苺たっぷりのクリスマスケーキもおいしくできていた。

子供たち、大喜び。 夫は、ムッツリ。主菜に手をつけない反抗ぶり。

でも本当は、最高の祝日の美しいミサの機会を逃して、一番心寂しかったのは彼だったような気がする。

放っといてあげないと いけなかった。神様が個人の自由意志を尊重されているのだから。

来年からは そっとしとこ。





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最終更新日  2005.12.29 14:15:12
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