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カテゴリ:Cuore d'Italia
2006年のサンレモ音楽祭は、Poviaが1位に輝いた。
先ほどネットで最新記事を探したら、ロイター発で Il vincitore assoluto と見出しから そう出ていた。 そう、視聴者の多くが 私が抱いていたのと同じ気持ちでPoviaを見つめていたのだと 後から気がついた。 サンレモの優勝曲としては珍しく 軽いタッチの "Vorrei avere il becco"(しかも歌詞の中に出てくる言葉は piccione鳩 だの nonna、nonnoおばあちゃんおじいちゃん だの campagna田舎 だの、だ)、 最後の発表の瞬間には 見ているこっちがびっくりした。 わお。 ポビアのかちぃ。 小梅が横でそう言って ニカッとした。 よかったね。 いろんな人の名前を挙げてお礼を言うポビアが、恋人のテレーザさんにと 愛してるよ。これからも愛している。と言ったのが また彼らしかった。 4日目に お助けシンガーが 各アーティストにつき、少しアレンジを変えて歌ったのだが、ポビアについたのは Francesco Baccini。 彼も実は私の大のお気に入り。 I Nomadi も よかったよ。(伊織が太鼓のバチを口にくわえて大声で真似して歌っている。) こちらは名前に意味があって、nomade(砂漠などの遊牧民)の複数形。 古くからのグループで、ボーカルの男性が亡くなった後 新しい 今のボーカリストを迎えて成功している、と教えてくれたのは 夫だった。 Dove si va? Come si fa? どこに流れていくんだろう、どうなるんだろう... 自分の置かれた状況を、こんな彼らの歌詞に重ね合わせている自分がいる。 お祭りは終わった。 あ、でも3月8日は il giorno delle donne(女性の日)だ。 誰か私にミモザをくれい。 違うか。 結論出さないとなあ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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