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セミファイナルについて 前の日記に書いてしまったので きりよく最後まで書いとこう...てな感じですが。
最年長(といっても29才)で若白髪の目立つ テイラーが頂点に。 最後の結果発表の瞬間は、 何となく観ている私も満面の笑みになった。前日の夜は投票に参加したのだ。(笑) といってもテイラーとキャサリーン、双方に投票したんだけど。 キャサリーンはファイナルで 冒険を避けた。 守りにまわってしまったために、視聴者の私たちには新鮮味や驚きに欠けてしまった。 プレッシャー、きつかったんだろうなあ。 テイラーは あいかわらずのパフォーマンスで、好感が持てた。ずっと以前から 踊ったり(格好いいとはいえない)ステージと客席を走り回ったりしながら歌うこと度々だったけど、声に乱れがないのにいつも感心していた。息切れをしたり、ブレたり、キーを崩すということが無かったように思う。 どちらが勝っても負けても、本命だったクリスも含めて もうすっかり名前は売れてしまったし、業界がほっとかないだろう。 片耳が90%以上聞こえていないのに正確に歌い続けたエリオットも 偉かったなあ。 でも今回のシーズンで 一番影響があったのはもしかしたら、Daniel Powterかもしれない。 "You had a bad day” うわ。ライブでピアノを弾きながら歌っている映像、何度も観てしまう。 いい歌だ、ナチュラルで。 自分の言葉で、自分のメロディーで、 自分の演奏で 歌うアーティストには いつも惹かれる。 ところで 最後の放映、「アイドル」の12人が懐かしそうな曲をカバーしていたけれど その中の2曲を耳にして、ああ...と何だか せつなくなった。 カレン・カーペンター。 寂しさを覚えながら 思い返す。 多分今でも私の中で、彼女の歌声は特別なんだろう。 あの優しい、落ち着いたアルトの声は 他の誰とも比べられない。 カーペンターズのラストアルバムとして出された“Loveliness” を 持っていて、なかなか聴き返したり普段はしないのだけど、今日久しぶりに かけてみた。このCDタイトル、いつも “Loneliness” に見間違えてしまうのだ。 彼女の悲しそうな晩年を思ってしまう。 30代で早逝してしまった ニュースを新聞で目にした時、信じられない気がしたことを今も覚えている。 あの歌声を新たに聴くことは もうないということが ショックだった。 今日でも、 カーペンターズがカバーした曲を耳にすると 他の誰でもない、カレンの声だけが頭の中によみがえってしまう。 最新の アメリカン・アイドルなのに? 最後の最後は、心がカーペンターズに飛んでしまった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006.05.28 12:39:28
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