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2006.07.15
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一昨日の水曜日、近頃足を向けていなかったDVセンターから お誘いの電話が鳴った。

伊織の ear infection や 天候の悪さ、車のエアコンを動かすためのベルトがぶっちぎれて修理が必要だった、疲れていた、行く気にならない、などなどで 3ー4回 すっぽかしていたけれど、DCFに散々おどされて DVセンターには行くようにと言われたため、その日は行く事に決めていたのだ。

「今日はファイナンシャル アドバイザーが シングルマザーのためのアドバイスをしてくれるから」 そう担当のネッラは言った。


意外や意外、参加マザーは私を入れて3人だった。一人は離婚して、一番上が16才というお母さん。
あと一人は ミステリーなのだけれど、結婚歴はないまま 4才と1才の女の子たちを抱えながら、今現在ほとんど臨月の若い女性。結婚してなくて...パートナーというか、 boy friend から身体的な虐待を受けていたはずで...3人目を妊娠中。 ...なんで? というのが私の正直な気持ち。 彼女、20代半ばといったところか。


専門のファイナンシャルアドバイザーの女性は、割とわかりやすく女性の経済的な弱さを説明して、 今からの節約や貯蓄の大切さを データを挙げながら説明してくれた。

日本人ですからね、 私。 そんなの当たり前じゃない、 と思うことが多かった。
アメリカ人の消費感覚からすると すごーく地味な事を言ってたかも知れないけど。


で、時間もあったし、参加者3名だけだし(笑)一人一人に個人的な状況を訊ねるアドバイザーさん。

ミステリアスな若い彼女。
食費にどのくらい使う? うーん、140ドルくらい。

すごい。節約家だ。月に140ドル? 私でも300ドルは使っているだろうなあ...。

ちょっと見直しかけた時に、 彼女は言い足した。 え、月? 140ドルは週よ。

週140ドルって... 何をそんなに買うんだよ!???
しかもシングルマザーだろうが、収入がほとんどない。(多分彼女は 全くないとみた)

子供のスナックとか...ジュースとか、 いろいろいるし...。

別に彼女、私と会話しているわけじゃない。 アドバイザーさんが詳細を聞いているだけなんだけど、彼女の話を聞いていると どうも倹約の仕方も知らず、貯金もまったくなさそうだ。
彼女が話せば話すほど、経済的ににっちもさっちも行かなくなるのは目に見えていそうで、こちらがハラハラしてしまう。 2人のちびちゃんとこれから赤ちゃんがもう一人増えるんだよ!?

思うに、彼女の場合 社会福祉+家族(母親)依存型 なのだ。



もう一人の女性は40代半ばという感じで、 苦労してもう何年、というムードが滲み出ている。話し振りはまるで日本人女性のようにソフトでシャイな感じで、ああ、こんな女性が元夫に虐げられてきたんだなあ、と改めて考えさせられる。 彼女のせいじゃないのに、ずっと社会的に弱い立場に置かれているんだ。 なんだか自分の行く先を見ているようで、せつなくなってくる。

彼女の場合は、やはりシンプルに 経済的に好転しない日々、先行きへの不安。
そうよね。 激しく同感。財布の紐を握る夫と別れて、一人で子供たちを育てるのは容易なことじゃない。


さてと。アドバイザーのサラは こちらを向いた。 あなたは?


しょうがない。 正直に言ってしまえ。


結婚して6年が経った事、夫のDV、現在プロテクティブ・オーダーで彼が家に戻れない事、離婚に向けていること、 家にローンはないこと、貯蓄の実態、私の倹約振り、そしてDCFのスタッフが私に語った事。


Oh! Oh! Very good!!


いや、良くないんです。夫が家計を全部管理して、共同名義の口座にはそんなに入れていないはず。 彼の個人名義にお金が入っているはずです。 DCFは私が働きに出て収入を入れないと、彼が同居権も握って家も向こうに行くかもって行ってます。貯蓄は彼の名前だから、私に渡す義務はないし、と...。



... Who told you?


いきなり、サラもネッラも キョトンとした。


彼の個人名だろうが、 貯蓄の半分は あなたのものよ。
それに、子供たち まだ小さいじゃない。 大事な事は、あなたが子供の面倒を見ているって事よ。
当然、動けないでしょう?



そおおおおだよねえええええ!!!!!



実際、DCFのワーカーたちが語って私に言い聞かせた 悪夢のような先行きの展開は、私の弁護士も誰も言わなかった。 DCF側は、もし夫が 「良い」弁護士を雇って、彼が「良い」 人物であると証明したら、と言ったが、それは O・J・シンプソンやマイケル・ジャクソンに無罪を勝ち取らせた レベルの弁護士を雇う事に近い。 暴力歴約10年の夫が 36週の加害者教育コースで「改心した」「もう暴力はふるわないであろう」なんて判断すること自体、無理があると思うのだが。(↑ でもやり手の弁護士なら そう持っていく、そこがアメリカ)



というわけで。その日の会合は私を安堵させた。
DCFがやってきて私を泣かせたときは、そこから約1週間、勉強も手につかなかったのだ、不安で。


私の節約の説明を聞いて、サラは よく心得ていると感じたらしい。


アメリカでは確かに、私は経済のシステムを 何も知らない。 CDって何、Saving account とChecking account の違いも。 そうつぶやいた私に、彼女は言った。

私が助けてあげられると思う。
連絡先を教えてね。


援軍、登場。 といったところか。


今まで夫頼みばかりで 一切を彼に任せていたところから、一歩一歩こうして、他の人たちの手を借りながら 動こうとしている。



昨日、指輪をはずした。
今まで何度か 悔しさや やりきれなさから はずしてみた事があったけれど、その頃は離婚に対して心の準備はできていなかった。


でも、昨日は なんだか サッパリした。 スーパーに行く時だけ、そこで働く 夫のいとこの目に触れる事を懸念して はめたりもしたけれど。


今日は もうはめなかった。



何だか、心が楽になってきた。










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最終更新日  2006.07.15 11:43:57
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