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2006.08.01
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↑ 写真は、地元のイタリアン・アメリカンフェスティバル (2回目の)のひとこま。
体型はアメリカ人で、ルックはイタリア人で、専ら話しているのは 米語かイタリア南部の方言。...
ここではそれが普通ですが... ヘンよね。(笑)



話は、 いきなり2週間前に溯る。

日曜日、 ミサが終わって ひととおり親しい人たちと挨拶を交わした。
そこの教会で 秘書業務をこなしていた、でも本職は ラテン語とイタリア語の教師だったジョーさんが言った。

ひなた、小学校でイタリア語を教えてみたい?


あっはっは と笑いながら、日本人の私を雇ってくれるところがあるんだったらね、そう返した。

ああ、でも あなたはよくわかっているから、イタリア語。それに簡単な会話とかなら問題無いでしょう。St.Thomas School が次年度(この9月)からパートタイマーのイタリア語教師を探している。
まず あなたに話を持っていってみようかと思って。


その親切さに内心、涙が出そうだった。
ジョーさんは 6年前、その教会で結婚式を挙げるため、力を尽くしてくれた女性だ。
2年前には夫のDV問題で相談に乗ってもらった。というか、結婚無効の措置が取れるので心配しないように、その際には力を貸すから、と言ってくれたりもした。
今の私の状況を知っていて、さりげなく教職という 願ってもない形の仕事を紹介してくれたのだ。
ジョーさんとはイタリア語で話せることもあって、(でも彼女はいつもlei-あなた-の形で私に話す。私はいつもtu -君- の形を使ってしまう。年齢上の立場から言うと反対なのだけれど、leiは私には とてもよそよそしくて、堅苦しくて避けてしまう)何かあると 手短かに事を伝えたりしている。


校長先生に話をしておいてあげるから、この番号に連絡して、彼女に会うように。
そんな具合で、ジョーさんは連絡先を教えてくれた。



... さて その時から。

校長先生に会う → 履歴書作成のための参考資料を図書館で探して、借りる → ジョーさんに推薦状を依頼する → 御頼みできそうな先生方に推薦状を依頼する → application (求職申し込み用紙)に記入し、 履歴書作成にかかり、personal statement だの、コンピューター スキルだのと 説明やら、 自分にできることを書くべく、 奮闘する → まだ不完全ながら(推薦状3通が1通、ジョーさんのしか手元になかった)
提出する → そして今、 回答待ち。

他にも当たっている人材があるそうで、どちらを採用するか考えているとのことだった。

今日にも電話がある...はずなんだけど。



それにしても。
胃が痛くなる思いの 作業だった。特に personal statement、ここに自分の能力や可能性をアピールしないと、 教職のディプロマ(diploma)もサーティフィケーション(cirtification)も持たない以上、 何もならない。
要は売り込み。
これがきつい。謙虚な日本人には 自分はこんなに優秀です、なんてことは 自ら とても言えない。
でもここはアメリカ。 自意識過剰な人間がぶつかりあって職のポストをgetする、そんな社会で おとなしいことは言っていられない。 (涙)



先週末は 住んでいるこの町で イタリアン・アメリカン フェスティバル (去年から始まった)たけなわな中、 土曜日は缶詰状態で 書類を作っていたのだ。 ...ああ、つらい。でも今週末は夫が子供を引き取る番。集中できるこの時に やりおおせるしかなかった。



コンピューターでの書類の作成が終わって、コピーを取りに出る前に ふうっと一息ついて、思った。

Basta.Voglio sentire la voce di Luciana! (もうたくさん。ルチアーナの声が聞きたい。)


で、テルニに電話をして もう何ヶ月も連絡を取っていなかったルチアーナと話した。
いつもいつも、電話を本当に喜んでくれて、私のためにとたくさん祈ってくれる彼女に 今までの経緯を説明して、Non ti preoccupare! (心配しないで)と言ってもらう。 それだけでなぜだか 本当にもうこれで大丈夫、そんな気にさせられるのだ。

それに。明日、アッシジに行くつもりでいたの。甥っ子にはアッシジ訪問は初めての経験だし。


おおお!!! 急に光が見えた思いで、言った。
ルチアーナ、聖フランチェスコに 私の分も祈って来て! それと、そこにある祈りの言葉の紙とかあったら、できるときでいいから私に送ってくれる?


もちろんよ。心配しないで。(Certo! Tu, non ti preoccupare!)



何があっても、大丈夫だ。 そんな気がした。




それに溯る数日前の朝5時にも、 ハンガリーに戻られた恩師の神父様 (33年ほどの間、 宣教師として在日されていた)に連絡が取れて電話でお話ができた。

そうですか。推薦状、 はい、いいですよ。わたしのむすめのために、やりますよ。


私の娘、と言ってくださったことに、ひとしお感激してしまった。
そんな お父さんのような神父様に、いつも心配ばかりかけている自分が 妙に情けなくもあったけれど。







昨日に校長先生に会って、出来た分の書類を提出して、雇われた際には どの教材を使いたいのか、どの時間帯が都合がいいのかなど、仮定の話をして(先生の話し振りを聞くと、あたかも自分が9月から教え始める事が確定したかのような 錯覚を起こすが 実際には他にも候補がいる。) 帰って来たというわけ。




...電話待ちも、なかなか辛いもんだ。





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最終更新日  2006.08.03 04:25:03
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