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カテゴリ:Cuore d'Italia
昨日(1月19日)の日記更新の後、 郵便配達の車が通った。
一通の封筒の差出人の名前を見て、 ああ... と思った。 多分そうだ。ああ、とうとう...。 Cara Famiglia ... devo darvi una triste e dolorosa notizia. Il Maestro Giorgino ci ha lasciato serenamente il 10 di dicembre dello scorso anno (2005) alla veneranda età di novanta anni. E il ricordo del suo dolce sorriso e dei suoi occhi luminosi rimarranno per sempre nei nostri cuori. 夫に、 私に、 マンドリンを教えてくれたマエストロ。 小さな、 これ以上の田舎はないといった風情の 夫の家族の故郷である あの町で、 毎日穏やかにマンドリンを弾き、 気に入った音楽は町にコピー機が入るまでは ずっと譜面を手で写して大事に取っていた。 日本に私が帰ってからも、 クリスマスカードを送ると musicista Signorina、と手で書いた譜面のコピーを惜しまず送ってくれた マエストロ。 会えないことが 寂しくて、 それで泣いてしまう。 でも 家族が知らせてくださったことに、本当に感謝。 天国で、天使たちと一緒にマンドリンを弾いているかも知れない...。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007.01.21 13:18:29
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