|
カテゴリ:家族
今週日の午後、2日に分けて 小梅と伊織の定期歯科検診に出向いた。
理由は定かではないが(おそらくは医療保険の支払の関係上と思うけど)、一日で2人一緒に診療できない決まりになっている。 火曜日の午後が小梅、木曜の午後が伊織。 小梅の予約は当初 金曜日の午後だった。が、ドクターの都合がつかないので火曜にして、と窓口から夫の携帯に連絡が入ったそうな。 ドクター? ここ数回、子供たちのチェックは歯科衛生師の 若いお姉さんたちが 行なっている。伊織なんかデレデレだもんね。(← 先が思いやられる...。) しかし。 今回は本当にドクター(dentist)が 久しぶりに出てきた。 子供専門の歯科医さんだ。 小梅が3才児の頃、 初めてここに検診に連れてきて、 小さな虫歯ができていると指摘してくれた。 原因は 日本に里帰りした際、 実家の父に持って行った ゼリービーンズだった。 はじめて口にして、 病みつきになったようだった。 ...ので、アメリカに戻ってから、 一袋買ってみて、 開封してほどなく 歯科検診の予約日が訪れて、 子供を連れて行ったら... 虫歯が、あるよ。 何を最近食べていたかを 先生と話して、jelly beans、の箇所で ギーッッッッ!!! と手で首を掻き切る仕草をした。 それだっ! そいつは、歯にくっつく。子供に食べさせるんじゃないっ! ハハーッ! ひれ伏す思いでしたわ。3才児の歯に虫歯を作らせるなんて、 ああ、ダメな母親、という気持ちと、じゃあ あのゼリービーンズ 一袋、どうしろってのー! という考えが交錯しながら。(← 今でもゼリービーンズはそのまんま、缶に入って減りもせず、ある。) さて、この歯科医さん。ドクター D としておこう。 50代くらいの先生で、 なぜかイタリアが好きらしい。D の名字には どこにもイタリア系の響きはない。つまり、血の関係はまったくない。 が、ドクター D は、アモ~レ~、と言いながら、ほとんどセクハラにかからないか? と言わんばかりの冗談ばっかり言っているらしい。 らしい、と言うのは、早口でまくしたてるので 英語が苦手な私に 話の細かい内容がわからないのだ。 わからなくて 却って幸いしていたり するのだけれど。 ただ、毎回変わる アシスタントの歯科助手の女性たちが、みんな一様に 呆れた顔で苦笑したり目を回すのを見て、 なんかイヤラシそ~なこと、いってるなー。 と想像が着く。 おふざけはかなりだが、でも腕は確かなので 私は尊敬を込めて ドクター、と呼んでいる。 実習生なのか、研修生なのか、常勤なのか わからない 若い歯科医たちが多数を占める この病院内の歯科で、年配の経験を積んだ歯科医は 彼が唯一に見える。 歯科衛生師と 歯科助手が どう違うのか わからないまま、また新しい若い女性を見て、ハイと挨拶したら。 ○○(うちの名字)って、もしかしてジョンさん(夫の名前)の? 伊織を示して、言った。 彼そっくりだから、そうじゃないかと思ってた。 ...そーいう、あなたは、だーれ? と訊ねる間もなく、 彼女はいきなりベラベラとしゃべり出したのだった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007.05.20 12:19:59
コメント(0) | コメントを書く
[家族] カテゴリの最新記事
|