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夫の勤務先の社長の息子（ああ、ながっ）が結婚式を挙げるという。 2007年7月7日... とか聞かされていたが、 実際には7月6日の金曜日の夕。 取れなかったんだろう、予約が。（笑）


問題は、父親である社長が うちに招待状を送っていなかった。
そのくせ 当人である息子が 夫にこう話し掛けたという。


近頃は困るよなあ、 R.S.V.P（出欠の返事）の期限も気にしないのがいて。


夫は結婚式の話は 当人から以前から聞かされて知っていた。 で、彼の言わんとすることがピンときて 一言。


僕は招待状、受け取ってないけど。



ウガアアアアア！ か それに近い音を発して、My father!!!（父親が招待状の責任担当らしい）とうなったらしい。


ところが、その後 夫が社長と話したりしたものの、招待状は依然 届かない。


社長曰く、


ああ、自宅の俺の机の上にあるんだ。 あ、今日も忘れた。 などと。


一向に送る気配が、ない。


夫もつい、当人にまた会った時に あの、別にいいんだ、 無理に招待しなくても...と やんわり言ったら、 アアア、僕の父ときたら! 招待したとも、君たちを! とか 変に力が入った返答だったらしい。


それで どっちでもいい、祝い金を払わずに済めば 何より、というくらいにしか考えていなかった夫も 招待されてるなら行く、（ま、一応私にも意向を聞いた上で）と返事はしてあった。



それでも、招待状が届く気配は、ない。



それで、昨日の夜 フッと結婚式一般について考え出した私は、リグリア地方（サンレモの近く）に3ヶ月いた頃、2度結婚式に招待されて イタリア語が何もわからなかった私にも 招待状がちゃんと渡されていたことを思い出し... 眠れなくなった｡



結婚式とか 披露宴って、 フォーマルなものだよな。


で、招待されたかどうか定かでなく､ 招待状も手元にない状態で 出席するのか?



で、そんな扱いを受けて､ 御祝儀を贈るのか？ Mafioso!!!（マフィオーゾ；ヤクザっぽいぞ!）


それで グースカ眠っている夫に 夜中だと言うのに その事で 話しを始めてしまって｡


なんだかなあ... 行く気がしなくなっちゃった。

そこから招待の意志の有無とか（向こう側の事情）招待状一つよこさない常識の無さ（向こう側の性格）とか、こっちで 何もできないことへの不満が出てきて｡


それでも、行かないとしても100ドルくらいは祝い金を出さないとしょうがないらしく。


Mafioso!!! と繰り返して､


いっそ、披露宴で カードだけ渡して御祝儀無しにしたら？ 半ば冗談､ 半ば本音で そう言ったら､

ああ そりゃいいな、そしたら次から招待されないだろうから 気が楽だ。 夫も半ば冗談､ 半ば本音で そう言って 互いに笑った｡


で、要は、Mr．John（夫の名前）のこだわりでないにせよ。

Mrs．ひなたぼっこ には招待状がいるのよッ！


と ファミリー経営で金持ちになって 王様気分の社長よりも 数段意地悪く、プライドの高い 女王のように、


そう むこうに言っといて、と夫に言って...


眠った｡





目が覚めたら


夫が一人 時間通りに起床して 会社に向かってから 悠々一時間以上過ぎていた｡ （爆）





でも私が思うには｡



招待状が届いていないと言っているのに 何もしないって、おかしくないか？
招待状無しで訪れるセレモニーなんて､ 葬式くらいよっ。 と、口に出してしまいそうで コワい｡


今朝､ 夫が社長に 今から自宅を出るなら 妻のために招待状を持ってきてください と言ったら､


いるのか？ と返したらしい｡


Costume.（慣習の問題で｡）と 夫はこう応じたそうな｡



Stiamo vivendo nella civiltà.（私たちは文明の中で生きているのでね｡） というのが 私の内の声。




ちなみに、イタリアでは 火曜と金曜には結婚するな と言われている。

私たちは火曜に結婚し、



後々、エラくトラブってしまったぞ。

それでも 彼らは結婚するのか、7月6日の金曜に。（笑）