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私が2年を過ごした ペルージャで､ 事件が起きた｡

それは 殺人事件。 被害者が 英国人女子学生で ハロウィーンパーティーの夜が 人前で目撃された最後だった という。

翌日か翌々日に 彼女の借りていた自室で殺害されていた のを発見された という。


一週間ほどして 3人の若者が 容疑者として 拘束されたという｡

ルームメイトの アメリカ人の女子学生｡
その彼氏である イタリア人男子学生｡
学生か何だか わからないが、コンゴ人の若者｡


イタリア人学生の ナイフで切られた ということらしく、
アメリカ人のルームメイトというのが 誰かれなく ウェルカムで招く人らしく、そこから発展した怪しい交友関係と ドラッグ､ 乱痴気な雰囲気のアパートの中で 起きたことらしい というのがわかった。


...夫が､ 殺害現場となった 捜査中のアパート の外観の 画像を印刷して


ひなた、ここに住んでなかった？



と言い出したのが 私が その事件を知った 発端なんだけど｡


画像を見ると そうとも思えるし｡
一度だけ 外から私と一緒に 散歩がてら ここ､借りて住んでた と 彼に見せたことが あったから、記憶の良い夫のいう事も もっともに思えるし｡



でも、画像の解説文に student house （いや、それはいいけど） だの murder（殺人） だの と英語で書かれてあって（なぜか英語のサイトで見つけたらしい）


ひっくり返りそうな 気分になった。


被害者の女の子の事を思うと､ その御家族や友人も､ そしてペルージャの学生仲間も 本当に辛いだろうと思う｡
ペルージャの町も そんな事件が起きて､ 衝撃を受けているだろうし。


心が､ 痛い｡

それにも増して。



親として、子供たちが将来 留学したい と言ったら、どうしよう。
自分が そこにもう一度いて もし危ない目にあったら、 という不安感よりも、


自分の子供たちが 将来 こんな類いの事件に巻き込まれたら


と考えると、 不安でたまらない。


親の目がなくて、自由でいいけれど。
危険はいっぱいなんだろうな。


もう、二度と こんな事が 起きません様に。