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カテゴリ:家族
感じられて しょうがなかった、女優の三田さんの記者会見のニュース。
ネットで読んだだけなので、 詳しくはわからないけれど。 次男さんの 薬物依存症が 治らず、 鬱病も伴って、と どんどん悪い方向に 行ってしまったのだな。 親としての責任 という点で、いろいろ厳しく言う人もいるだろう。 でも ここで酷評することは、苦しんでいる人に石を投げる ような行為に等しい。 むしろ、親として 愛してやまない息子が 大変な状況に陥って出口が見えない ことに相当苦しんでおられるだろうな、と思うと 気の毒でしかたがない。 当の息子さん、27才といっても、10年くらい停滞して17才くらいの成熟度に 感じられる。 成人として 何か掴みきっていないような。 自分の身の置き所が わからなくて、迷っているような。 未成年の時は、寂しかった、とか 親が手をかけてくれなかった、とか 言えるだろう。 そんな状況で 育たざるをえない子供たちも、実際 世の中には多くいることだろう。 だけど、自分の人生の方向や 自身の内面の成長は 一人一人の 内から形作っていくこと。 自分が自分自身に向き合って、大人になる過程は 親任せにはできない。 彼にとっての不幸は、 麻薬が手に入ってしまった ところ。 そして 薬物の依存症は、本当に治癒が難しいらしく、またズルズルと引き込まれてしまいがち だという事。 親に迷惑をかけた、という事よりも、 かけがえの無い 我が子がボロボロになっていくことで 愛しているからこそ 共に傷つき、苦しんでくれている両親に もっと向かった方がいい。 謝るにしろ 泣くにしろ、苦しみを分かち合ってくれる家族に、顔と顔を合わせて お互いの思いを出す ことが大事に思える。 我が身を振り返って、思う。 いったい、自分の子供が 万が一 薬物に走ったら、 どこまで自分は その子をそこから抜け出させてあげられるんだろうか。 全力をかけて、といっても、自分に何ができるんだろうか。 本当に100% 更正してもらえるだろうか。 そう思ったら、 私には三田さんを責められない。 何となく 御家族の苦しみを思って、 でも発覚して逮捕されたことで 本当の意味で 良い方向にこれから向かえるよう、願ってやまない。 こんな時、やっぱり私の手元には 祈りだけがあって、神様に 助けてください と言っている。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007.11.19 13:42:59
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