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2008.01.31
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カテゴリ:カテゴリ未分類
前にも書いたが、伊織にはイタリア人の 同い年の親友がいる。
ジャコモくん。
去年 彼はダンス教室と YMCAの水泳教室に通わされたんだが、今年度からは 空手教室と水泳教室に通っている。
ダンスは お母さんのジョルジャが好きだから だったんだけど、空手は ジャコモがやりたい(多分ダンスよりは空手の方が好き)ということで変更したみたいだ。


今月は ジャコモの5才の誕生日。 空手教室でのバースデイ・パーティーに 伊織が招かれた。
小梅も一緒に呼んでもらって、でもいざとなると 小梅はやらなーい。 そう言って私にくっつき、子供たちの 一日空手教室を眺めていた。


それで、どんなことをするんだろう と興味津々で観ていたんだけど。



い、いけないんだけど。


何度も 笑い出しそうになるのを 懸命にこらえた。



インストラクターの声太の青年と、助手の青年の2人が担当していたのだが、(助手は うらなり君タイプで、空手を嗜むというのが 隠し芸みたいだと思った)


左手で拳をつくり、 右手は開いて 両肘を直角にして 胸元でパシッと両手を組む。

この動作一つ一つに 加える言葉が


アイ・コンタークトォー! (Eye contact!)

リスペークトォー! (Respect!)

セルフ・コントロオール! (Self control!)

セルフ・ディシプリーン! (Self discipline!)


...戦時下の 軍事教練みたいだな。


母の、 大東亜戦争(← 第二次世界大戦)の頃の 軍人さんは、みんな そらぁ こわかったよ。 そんな言葉が 私の頭の中で翻っていて、


自由奔放な アメリカ人たちが


わざわざ 月謝を払って
嬉々として 命令に従っている その様が

余りに妙で、おかしくて 吹き出しそうになるのだ。


4・5才の子供たち(伊織も含めて)なんか、もうホント うっれしそーな笑顔満面で、それらの命令を後から連呼し、従っているのだ。


で、道場は dojo とか書かれていて、 人工畳に 父兄が土足で入ってたりするし。(私もその一人。 いいのか、それで? と思いながらも 郷に従った。)


子供たちは 一通りのレッスンを終えて ピザを食べ、バースデイ・ケーキとプレゼント開封タイムに入ると もうすっかりハジけてしまって、


その後まだ 板割り というクライマックスのレッスンがあったんだが、
インストラクターの青年は 彼らを統率するのに かなり苦労していた。(笑)


パシッと手を組んで リスペークトォー! と言うんだが、子供たちの集中力が もう切れてて。(笑)


しかも、足で 比較的柔らかい板を パンッと割るんだが、


女の子たちの方が 男の子たちより ずっと逞しく、

ためらいもなく


ドンッ! と足を踏み下ろし、 一度にバキッ と折っていた。


生来の強さなのか、女たちよ。



ジャコモのお父さんに ジャコモは去年ダンスで、今年は空手ね と話しかけると、

Non mi piace per niente, ne uno ne altro.(俺はどっちもきらいだ。)とイタリア語でボソッとぼやいていた。 (← 彼の本音)


最後には ジャコモは山のようなプレゼントをもらい、
ジョルジャは 私に イタリアで入手したエリーザのCDを渡してくれて、お金を受け取ろうとしない。

日本に里帰りしたら 何か伝統的な物を買ってくる

ということで 落ち着いた。




私は高校時代 剣道部に入っていたけれど、
今振り返ると あの経験は貴重だったな、そう しみじみ思う。
私の剣道なんて ヘボそのものなんだけど。


人生の中で、 間(ま)の取り方 というのを、剣道の対戦の時だけでなく 日頃の人間関係で どう取るべきか というのを学んだ気がする。
礼節もある。

先に書いた保育園での罵倒の件で、視線を据えて 相手を威圧する

というのも、剣道をやっていたときの

気合で負けるな

という事につながっている。



武道はやった方がいいかな。
そんなことを思いながら、チラッと伊織を見ると、

マシュマロがふわんふわん 弾んでいるような 彼の姿に


...あんたはダンス系ねえ。


本人は お風呂をパパにしてもらいながらも、
エリーザの歌を 口ずさんでいた。 (笑)












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最終更新日  2008.01.31 14:13:53
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