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その日を忘れないように、と8月が来ると心しているのが 広島と長崎の原爆記念日｡

ただ、日本とここでの時差が半日以上もあって、実際には1日前の日付で こちらの夕刻や夜が 投下時刻にあたる。

気がつくと その一瞬の祈りの時を逃していて､ ああごめんなさい という気持ちに襲われる｡


285,310人 が今年夏現在での 犠牲者の数らしい。これは広島の碑に収められているもので、長崎での犠牲者が含まれているのか否か、私にはよくわからなかった。


今年夏読んでいる、９／１１関連の本。 ＷＴＣ（ツイン・タワー）で亡くなられた方の数がたしか5,500人強だったと 朧げに頭に残っている｡ ペンタゴンや 4機の飛行機での犠牲者を含めて､ 6,000人弱だろうか。



昨日真夜中まで 夫と二人､ 硫黄島からの手紙 をＤＶＤで観て、
あらためて、あらためて、


こんな風に人と人が殺し合うことの 虚しさや 苦しみ、 癒されない悲しみ を思う。



今もまだ、イラクで、グルジアで、 こんな状況が現実に起こっているのか。



かけがえのない 一人一人の命なのに。