ひなたぼっこのページにようこそ

まだ家の中のカレンダーが いくつか、８月のページのまま ９月に突入して もう３日｡
ああ、時の流れは 本当に止まらない｡

北京オリンピックも あっという間に過ぎて、国の権威を賭けた ひじょ～に政治的なスポーツ大会だった... 巨費を投入したのも確かだが､ いったいどれだけ二酸化炭素を発生させたんだ、地球温暖化問題が抜き差しならぬ段階に入ってきてんのに。（← 私の個人的な感想｡）


Labor Day という数少ないアメリカの祝休日を過ごしている間に､ 故郷日本では 福田総理が辞任してしまっていたし｡


個人的には 子供たち2人とも やっと同じ小学校にスクールバスで通うようになって､ 朝の3時間だけ 一人になれる。 おお、すごい。
夏休みはきらいよ～ と言ったアメリカ人のママ友達の言葉が よくわかるような。
学校が始まって 習い事が始まると忙しいんだけれど､ 平日の日中は自由なのね｡
夏休み期間は べったり一緒だしなー。（私はそれも好きだけど､ 子供は何も学ばないような気が｡ やっぱり学校教育は大事です｡）


隣のおばあちゃまが 伊織に 野球用のプラスチック・ボールと 妹の家で採れたというトマトを5個くださった｡
化学療法はどう。 お礼を言いながら 彼女の癌治療の様子を尋ねたけれど､

もう効かないし お金も 月1,000ドルかかるから 続けていない という返事だった｡

気休めの言葉なんか かけられないので、 そう... と返すことしかできない。
彼女は本当に ずいぶん、痩せた｡
癌細胞に 身体の栄養を盗られているのだろう。


食欲もあまりなくてね。 いつも疲れているし｡


そんな ささやかな言葉を ありのままに受け入れて聞いているくらいしか、 できない。


伊織を見て、子供たちはすぐ大きくなっていく。 そんな言葉も。



時が 残酷なほど 流れ続けていく。 人の人生も洗い流して、また次の命に 生きる時を与えながら、そしてまた引き取りながら。