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半年ほど前 からだったろうか、イタリアのニュース番組、 ＴＧ１ で 頻繁に エルアーナ という女性の写真とともに、17年前に事故にあって ずっと植物状態にある、家族は安楽死を求めて提訴、と 刻々の情報を伝えている。


安楽死の是非を巡って 議論が激しく戦われたが、 安楽死措置 承認 で決議が 最近下りた。


エルアーナは 生きている という意見も根強く、
生きるための栄養と水分の供給を断つ措置に 断固反対 という声は大きい。


ミラノの病院から 数日前、その措置のために移されたウディネの担当の医師だったか、


移送されて エルアーナさん を初めて見た時の心境を メディアに話していた。



エルアーナは 苦しむか（安楽死措置で いわば餓死状態に持っていく） との問いに、彼は答えた。


エルアーナは、 苦しまない。
彼女は 17年前に死んでいるのだから。




神様の御手に 委ねるしかない。
何が 真に正しいのか、 人には量り兼ねる。