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カテゴリ:アメリカ
11月6日に、滞りなく行われましたね。
その日は朝から、落ち着かない気分で過ごしましたが ホッとできた日でもありました。 キャンペーン中、両者共に中傷合戦と言われる状態(ネガティブ キャンペーン)が激しくて、テレビで流され続けた宣伝のひどいことったら。 何故そんな醜い戦いになるの?と思うわけですが。 現実には、第一回の候補者同士の直接討論会で 敢えてロムニー氏への攻撃を控えたオバマ大統領が 弱腰すぎる と批判され、支持率に影響したことから見て取れるように... とにかく攻めて相手を蹴落とせ 精神でいかないと、支持につながらないのが現実です。 オバマ大統領、僅差での勝利でしたからね。 両者、必死でした。 どちらも勝者は自分だ と信念を滲ませて迎えた当日だったようです。 家庭内では、私と小梅が オバマ支持、伊織が ロムニー支持。 で、唯一 投票権を持っているジョンはと言うと。 オバマに入れようと思ってたけど... 職場はみんなロムニーで... どっちも相手をなじるばかりで、どちらがよいのやら... (← ブレまくり) 投票前夜、僕はもう諦める! と言ってました。 何なんだよ、それって。 ロムニー氏、でも結局は 自分の発言が有権者の反応になって却ってきたんじゃないでしょうかね。 失言と言われますが、本音でしょ。 それに共和党の 期日前投票への妨害行為(勿論法に触れないやり方で)や投票への脅し、汚かったですからね。 これには私、憤慨しましたね。 公正な民主主義を掲げるアメリカが、そんな不正を通そうとしたら それはイカン、と。 トランプ氏も卑しい事をしていましたし。恥ずかしくないのかしら、金の力に任せた言動ばかりで。 ま、私が評価したのは クリント イーストウッド監督のパフォーマンスくらいです、共和党内の活動の中では。 あなたは本当は、オバマのために働いたのよね? Good jobだったわ! と溜飲を下げた次第です。 でも共和党、なんでこんなに ボロボロと落ちどころが多かったんでしょうかね。 お金はたくさん掛けたけど、何かこう... 随所に穴だらけ、ポカだらけの選挙運動だったように感じるのは、私だけでしょうか。 相手を蹴落とそうとしながら、自分で滑ってった という感じがして、それがどこか お間抜け に映った今回の共和党の活動に、今となっては笑いがこみ上げてくるんですが。 それでもハッタリが功を奏する事も充分に有り得るアメリカで、共和党のこんなやり方でも勝利を手に入れるかもしれない という気分は なかなか嫌なものでした。 自分なら経済を立て直す、雇用を守れる というロムニー氏に 実質、一つも具体案はなかったのが印象的でした。 具体案無しに終始する候補者が支持率を伸ばしていく、という事にも驚きでしたし。 第二のレーガンを望んでいる人たちが多いのかも知れません。 同じように、経済のスランプから 一刻も早く立ち上がらせてくれ、という 人々の焦りがにじみ出ています。 ただ、今は世界がもっともっと複雑です。 過去のやり方を踏襲するだけでは アメリカ自身が後退、衰退してしまう将来になる と私は思っています。 クリーンエネルギーの開発 という点でも、そこに向かわなければ 世界中が危ないことになる と見ています。 重い、重い舵を取り続けるオバマ大統領、頑張ってください。 全然関係ないけど、マリアちゃん、すらっと背が高くなって綺麗だわ〜。サーシャちゃんも可愛いけど。 などと、つい女の子の母親目線で オバマ大統領の勝利宣言を何度も観返す私でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012.11.08 13:33:38
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