もうすぐ結婚するカップル
今日、ウェディング シャワー に行ってきました。新婦の希望の品を皆でそれぞれに贈ってあげる(シャワーのようにふんだんに、って事らしいです)ためのパーティーです。今回の新婦は無邪気なんだか欲張りなんだか よくわからない(多分本人もよく判ってない)様子で、ざっと総額10,000ドル以上のウィッシュリストを登録していました。で、どっさり頂いて 幸せそう〜 (結婚式はすぐそこだし)な彼女。私の横には 新郎の祖母。実は 新郎の祖母の地下室部分で暮らしている新郎新婦。しばらくは(というか、お金が貯まるまでは)そこで暮らし続けるわけです。山のような贈り物は どこに置いておくか というと、なんと その祖母の寝室 だそうで。私はビックリ。そのおばあちゃまは イタリア語(方言)で嘆いていました。... 高価な食器もワイングラスも、キングサイズのベッドに使う品々も、当分は梱包状態で おばあちゃまの部屋を占領し続けるわけです。か、可哀想に。無邪気な孫夫婦のために 住む場所を提供してあげてるのに。新郎の母(つまり おばあちゃまの娘)は ポン、ポン、とおばあちゃまの肩を叩いて、みんな お母さんの寝室に入るからね、と念押ししてましたね。ま〜、なんて遠慮のない、近しい家族関係なんでしょうか。なんだか、あまりに遠慮なさ過ぎて 私は笑ってしまいました。おばあちゃま、かわいそー。でも 若い孫夫婦から頼られる93才、幸せな人生ではありませんか。私は横で、わかりますよ〜、すごい量の品々ですね〜、 大丈夫ですか〜 などとイタリア語で話し相手になっていました。おばあちゃまの嘆きと新婦のはち切れんばかりの笑顔 がすごいコントラストで、なかなか面白いウェディング シャワーでした。こういうのも、ホント微笑ましくていいものです。と、あくまで 自分の寝室を他人への贈り物の山で浸食されない身で そう言ってしまう私です。...いくらなんでも、あの量の贈り物を持ち帰った後の今晩、おばあちゃまの寝室に全部押し込めたりはしなかろう とは思うのですが。がんばれー、おばあちゃま。って、何をがんばるんだか。あちこち足をぶつけて、怪我しないでくださいね。その辺が ちょっと心配。