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カテゴリ:考える日々。。。
男が惚れる男だ
ワタミ株式会社、渡邉美樹社長のこと。 私の知人の何人もが、そう語っていました。 実物は・・・ 本当にダンディかっこいい そして、 語る言葉はさらに素晴らしかった 実は、この火曜日、ワタミ株式会社主催の「新卒採用セミナー」で スピーチを依頼されて行ってきたのです。 ワタミさんに就職したい大学3~4年生が、500名も集まるイベントで な、なんで私が・・・? という感じなのですが・・・。これも、人の縁。 渡邊社長が、 現代の教育では「幸せな生き方」「幸せな就職ができない」 というテーマについて、1時間ほど講演した後、 大学生たちは「なぜ、自分は働くのだろう?」「幸せな人生とは何か」を考える ワークを1時間ほどして、その後、私の出番です。 「なぜ、自分は働くのか」「幸せな人生とは何か」 を考えることの大切さについて、 カウンセラーとして、社会人の先輩として 今の若者達へアドバイスをしてほしい という、主旨のご依頼でした。 自分の中に2本の軸を持とう 【生きる上で便利で有利な軸】 【自分自身の価値観(真・善・美)を求め続ける軸】 というテーマで、お話させていただきました。 今、終わって本当にココロからホッとしております 渡邊社長の講演内容は、 私が話そうと思っているテーマと共通のことがたくさんあったことも、嬉しい発見でした。 彼の講演を聞きながら、 こんな素晴らしい理念を持った社長っていいなぁ~と ココロから思いました。 言葉と行動が見事に一致している素晴らしさ。 本音と建前、というのが見事にない爽やかさ。 好きなことしかしていない 「やりたい世界」を創ってきたら、今こうなっただけ 成功者の方って、皆さん、そのようにおっしゃいますよね。 私が一番ココロに残った言葉は、こんな言葉でした。 お金があって元気な人は お金がなくて元気じゃない人に対して責任がある 若い人たちが「払いたくない」と言って年金を払わずに 結局、日本はお年寄りになっても年金ももらえない国になる。 「自分さえよければいい」というのも価値観だけど、 僕は1つでも多くの「ありがとう」を集めたい。 でも、若い頃ってなかなかわからないかもしれません。 自分はがんばってるのに、なんでがんばってない奴の面倒まで みなくちゃいけないの? そんな風に思いがちです。 なんで、自分がもらえない年金を、今払わなくちゃいけないの? がんばれない人は怠け者かもしれないけれど、 もしかしたら、 いくら頑張っても就職できなくて フリーターになるしかなくて そのまま一度も正社員になれずに お金を稼ぐチャンスもないまま・・・ 元気を出そうにも出せない。 そんな状況にあるのかもしれない。 もし、あなたが幸運にもそこそこの仕事について 頑張っていられる環境にあって、 お金にも困っていない立場なら、 そのように元気がない人の分まで頑張ろう。 そのような気持ちって・・・ なかなか持てないかもしれませんよね。 渡邊社長からの5つのアドバイス ~これから社会へ出ようとする若者へ向けて~ I. 仕事とは、必要とされなければ消えていく 好むと好まなかろうと「ありがとう」を集めなければつぶれていく 君たちは「何についてのありがとう」を仕事にするのか、真剣に考えなければ この先、一番充実したよい時間を、切り売りしながら生きていくことになる。 だから、真剣に考えなさい。 何についての「ありがとう」を集めるのかを。 II. 好きなことを仕事にしなさい 大学生たちの三分の一が、就職したくない症候群 そうなってしまったのはなぜなのか? 毎週月曜日に疲れ果てて会社へ行く、父の背中を見続けてきたから。 III. 会社とは思いを形にする場所 理念の重なる会社を選びなさい 理念が同じならば、そこの社員は人生の主役になる。 理念の違う場所に行けば、永遠に君は人生の脇役です。 VI. 一番大切な「自分」を投資するのだから・・・ 一番大事なのはお金なんかじゃない。 【自分自身】だ! それほど大事な「自分」を投資するのだから、 会社を徹底的に調べなさい。 思い・数字、そして戦略について。 V. 「何となく・・・」の感覚を大切にする 学生たちの8割は「夢がわからない」と言う。 カンは、これまでの人生の経験値。 何となく好きだなぁ 雰囲気がいい あんな仕事ぶりの先輩っていいな ・・・こうしたカンを無視しないこと。 3年間はとにかく辞めるな! がむしゃらに夢中になってみよう。 芸能人並のお忙し人、渡邊社長は、時間ぴったりに車で乗り付けて、 颯爽と帰っていかれました。 帰りにエレベーターの前で、ご挨拶をさせていただきました。 こんな熱い理念を持つ社長の会社で働く若者達はしあわせだなぁ と、思った次第です。 また、5つのアドバイスは、新卒者以外の大人たちにも 十分に通用するメッセージです。 時間を切り売りしている大人たちの、何と多いことか・・・。 たった1回の人生なのに。 自分の人生に責任を持つことの価値を、またあらたに 考えさせられた貴重な体験でした。 つたないスピーチを聞いてくださったみなさま、 ワタミのスタッフの方がた、 本当にありがとうございました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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