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カテゴリ:知的美的好奇心
もうすぐGWですね
皆様は、何かご予定などたてられていますか? 私には、GWとか、お盆とか、国民の休日に遠出をする、という習慣がありません。 今年の休みも、エステに行ったり、実家に帰ったり、セミナーに行ったりして過ごします。 結局は、普段の日とあまり変わりないお休みを過ごしております。 昨日は、練馬区の老人ホームにてボランティアダンスを行ってまいりました 今回は、デイケア(昼間だけ、通ってくる方)と 入所(いわゆる老人ホーム)の部門と、2回に分けて踊らせていただきました。 このような活動を始めて、2年以上が経ちました。 最初の頃は、あまりよくわからずに ただ、緊張しないように踊らなくちゃ・・・って感じだったのですが、 さすがに10回を超えた活動になってきますと、 あらたな意識が芽生えてくるようになりました。 施設の方のご依頼により、写真掲載はご遠慮いただきたいとのこと。 私の気持ちとしては、とても残念なのですが、 すべての写真を、削除させていただきました アルゼンチンタンゴに限らず、ダンスをしている方たちの多くは 何を目指しているのかなぁ・・・ってよく思います。 最初の頃は、ひたすら「上手になりたい!」これですよね。 そのうち、少しずつ「踊る楽しさ」がわかってきて、 少し上達しては、壁に突き当たり、壁を越えるごとに 楽しさが増してくる・・・。 そして、 上達しなければ、本当の楽しさはないことに気づくんです。 そのうち、苦痛を感じるようになってきて、 もう踊りなんてやめた! な~んて思ったりして・・・ いつの間にか、またミロンガに顔を出しているんですよね。 始めた頃、(つまらん!と言う方も多いのですが)個人的に 「タンゴ」という映画が大好きでした。 この映画のメインテーマ「夕暮れのタンゴ」という曲が大好きで、 いつかこの曲で踊りたいなぁ・・・って、思っていました。 大好きなことって、いつしか苦痛・・・になってくるんですね。 それは、上達していることの【証】のようなもの。 今の段階で享受できる「楽しみ」はここまでだよって、心の声が教えてくれているんです。 タンゴのようなペア・ダンスに関しては、パートナーの存在が一番大きいと思っています。 私は、まだ「つまらない」って思う以前に、パートナーと出会いました。 今は、そのことに大きな感謝の念を抱いています。 私は人に「あなたは何のプロですか?」って聞かれたら 「ココロの専門家です」って答えます。 それでお金をいただいているからです。 (まぁ、今は会社からのお給料ですが・・・) 目指したのは、ずいぶんと大人になってからです。 しかし、それ以前の生き方が大きくモノを言います。 かなり幼少期から、私は「ココロを見つめる」生き方をしてきたから、 実際に資格を得てから、その道のプロになるのはとても早かったのです。 すでに、幼少期から、その芽は出ていたと思います。 一番の話し相手は父親で、アプローチは常に哲学的でしたから・・・。 アルゼンチンタンゴのプロにも、大人になってから目指すのは可能だと思います。 それ以前にどのような生き方をしていたかが、分かれ目でしょうね。。。 ステージを舞台に生きていくなら、やはり、子供の頃から本格的に、 何らかの踊りや、その他、武道 etc.. を志していなければ、おそらく充分ではありません。 公演やイベントを開き、人々へ感動を伝えるプロならば、 プロデュース力や演出力、人脈、人を集客する力が必要です。 先生としてのプロならば、 必ずしも、自分自身が一流のダンサーでなくてもよいと思います。 プレイヤーとティーチャーを同時に一流、ということはむずかしいのです。 古希を迎えた父から、もらった手紙に、こんな文面がありました。 何か特別なことを成し遂げた・・・という思いはないが、 1つだけ、子供に誇れることがあるとしたら、 「必死に生きてきた」ということだろう。 : : いまさら焦ってみても、もう遅い。 しぶとく生きるまでだ。 施設訪問をして、多くの表情豊かとは言えないお年寄りの方々と接するたび、 ふと、父からのコトバがよみがえるのです。 必死に生きてきた しぶとく生きるまでだ それだけでも、大変のことだと思うのです。 身体の痛みや故障 自分の意思では動かせなくなっていく 意識がぼんやりとしていく : : そうした恐怖感は、私にとっては、まだ未知の世界です。 いつか、誰しも経験しなければならないこと。 お年寄りの方々には、ココロからの敬意を表したいと思います。 夜は、【アートでミロンガ】(ミ・ブリン)に出かけました 東京タンゴクラブ主催。スタッフのMACHIRUDAさんは、マイミク仲間です。 渋谷の隠れ家とでもいうべく、アートな空間がオシャレなミロンガです。 こちらは毎回「タンゴとアートのコラボ」がテーマになっています。 今回は、陶芸家・山口雅円氏の作陶展を開催しておりました。 山口雅円氏の陶芸品・飾り皿。モチーフはすべて【鹿】。 ストーリー性があって、すべてタイトルはスペイン語。お仲間の、中西さんがスペイン語に訳されたそうです。 雅円さんに、ストーリーを聞いてみました。 2頭の鹿が目覚め、出会い、恋に落ち、家族になり・・・ ステキなストーリーがあって、そのモーメントがお皿に表現されているんです。 素敵だなぁ・・・ 生きることに責任を持っている人は、カッコいいんですよね。 それが、クリエイティブであるということなのでしょう。 プロフェッショナルということは、クリエイティブであるということです。 少し照れながら、ご自分の作品の前に立つ雅円さん。芸術家っぽいのです~ 仲間っていいですよね。 「We love gaen」のメッセージ入り、お手製ケーキも登場 こちらは、タンゴのお仲間のみゆきさんから。 雅円さん、ますます、円熟味の増した芸術品を私たちに見せてくださいね。 今年の両親へのクリスマスプレゼントは、【夫婦湯のみ】にします 雅円さん、ステキな作品を期待していま~す ということで、とってもステキな土曜日が終わりました。 : : 日曜日は、のんびり過ごします (_._)zzz・・・。 Love from Naho お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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