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ここにも「究極のイタリア」があります(^^;) すべての俳優はベルガモの農村の人たち、つまり素人役者。 シチリアの漁村を舞台にした1948年のヴィスコンティ監督作「揺れる大地」と 全く同じ手法です。 5時間や6時間という上映時間の映画(「1900年」「輝ける青春」など)を 撮ってしまうというイタリアの特殊性もそうですが、北部ロンバルディア地方の 農民の生活を丹念に描くために素人役者を100%使い、3時間弱の長編映画を 撮ってしまうという、その価値を作る側、配給する側、観る側が理解し、 受け入れ、映画の古典として残していくというイタリアの文化的な土壌が スゴイと思います。 そして何と、これも非常にイタリア的ですが、全編ベルガモ方言で演じられ イタリア公開に際しては、同じ役者がイタリア語バージョンを録音し直したと いう経緯もあります(イタリア語の字幕ヴァージョンもありますが、誤訳など もあるそうです^^;) 19世紀末の農村の小さなエピソード集のような滋味な作風の映画ですが イタリアの食文化、特にサラミやワイン、あるいは様々なcucina povera 直訳すれば「貧しい料理」=イタリア文化のエッセンスを更に身近に感じ、 愛着を深めることのできる1本だとも思います。 撮影地でありオルミ監督の故郷であるロンバルディアのワインと共に 愉しみましょう!全体の流れとしましては最初の30分でワイン 2種類をテイスティングしながらの映画解説、上映後にさらに ワイン2種類(それ以上の時も)とともにおしゃべりタイムと なります。 ◆参加費用は?→映画鑑賞のみは0円。 ◆映画を見てワインを飲むなら?→ワイン数種類とこだわりのパンが付いて4000円です。 ◆飲めないんだけど参加したいな?→ぜひ!特別にソフトドリンクをご用意します^^ お申し込みは、Facebook上のイベントページで「参加」をポチ!または ブラヴーラ高岡へ viteitalia@gmail.com 090-3973-6688 ※返信を必ずご確認下さい!
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Last updated
2014/02/27 06:10:58 AM
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