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我が家には五年前からフェレットがいます。 前のおうちで虐待されていた子を引き取って育てているので、今はもう 約8歳。人間だと80歳を超えています。 二年前に癌がわかり、ここ最近はもうダメかも・・という感じで、本日 かかりつけの獣医さんに連れて行きました。 先生も「もういつ亡くなってもおかしくない状態です」と仰られ、最後に なるべく安らかな状態で眠らせてあげたいとお願いしました。 もう出来る事は限られているけれど、点滴をすると少し楽になるとの事 で、なんとなんと!!自宅点滴を行うことに!!! しっかりバッチリ点滴レクチャーを受けて参りました・・。注射針怖いよぅ。 もちろん腕にチューブを入れて貰い、それに差し込むだけなのですが・・・ 注射内の空気を抜いたり、とても緊張します。 うちに来たばかりの頃はガリガリで、何かもう人間なんか大嫌いオーラ 満載だった彼女と格闘することしばらく・・噛まれたら噛み返し、威嚇さ れれば威嚇し返し・・自分もフェレットになったつもりで戦い、少しずつ うちに慣れてきて・・そのうち太りすぎてダイエットさせたり(笑)。 すっかり甘ったれのかわゆい子ちゃんになってしまいました。 でも、今の体重はうちに来た頃よりも少ない420グラム。骨と皮しか ありません。 「老いるということ」目が見えなくなって、ご飯の量が少なくなって、今 ではもう、後ろ足二本は動きません。 それでも生きていて、私はカワイイと思う事。もちろん寝れなくて看病が 大変な気持ちもある事。こんな小さなフェレットでも介護はとても大変。 これが人間であれば、もっともっと大変なんだろうな・・と思います。 うちの子には出来れば一日でも長く生きて欲しい気持ちと、無理をして 苦しんだりして欲しくない気持ちとの葛藤があります。 来年春でうちに来て6年目。そこまでもって欲しいけど多分無理なので せめて、年を越させてやりたいって思います・・厳しいかな~。 若かりし日のうちの子↓↓↓ 最期の瞬間まで、出来る事全部してあげたい。 一日、一時間でも長く生きて欲しい。でも無理はしないで・・。 命の尊さを今、深く感じています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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