カテゴリ:家族の話
別に私、ニワトリと永遠の契りを交わしているわけではございません。(^_^;) いくら私でも、それはちょっと無理な話で・・・。(当たりまえやっ!) 英語をお話しする方にはお馴染みの言葉、『チキン』。 日本語では『臆病者』とでも申しましょうか・・・。 よく 『オー、ユー・アー・チキンね。』 という使い方をします。(よね?) (あ、最後の“ね”と付けるのは、英語を話す時の単なる私のクセでございます~。爆) そして我が夫、健康や病気に関する限り、非常にチキンなのですよ。 いまは昔10年ほど前に、私の実家の両親の行きつけの内科のお医者様に 主人を連れて行ったことがある。 東京の大病院ではない。地方の小さな町医者である。 我が夫は背が高く、その当時は金髪の髪の毛も随分とあり (いまは寂しくなってしまったので、 剃ってしまっている。^m^)、その病院にいた爺ちゃん達&婆ちゃん達の注目を一身に浴びた。 彼らは病院で金髪のガイジンを見るなどとは思ってもいなかったのだ。 病院に足を踏み入れた瞬間から目立ちに目立っていた夫、身長、体重測定のあと、まず血液検査。 日本の優しい看護婦さんにブチッっと注射針を刺され、試験管にぴゅ~っっと入る自分の血を見て、 『ス、スミマセン、アイ・フィール・ア・リトルビット・ディズィー・・・(ちょっとクラクラします。)』 私と母、顔を見合わせて 『ま、マジかよ・・・。(-_-;)』 優しい日本の看護婦さん、ニコニコしながら 『あらぁ、気分悪くなっちゃった?身体は大きいのにねぇ・・・。(笑)』 私→ 『誰だよ、こんなやつ連れて来たの・・・。』 (あ、あたしだっ!) その後しばらく待合室で待機。10分ほど待ったあと、先生に呼ばれた。 この先生、全くの日本人で外国人の患者さんなど持っていないにも拘わらず、たどたどしいながらも しっかりとした英語をお話になる。 しかも腎臓の専門医。(ちなみに主人は腎臓に遺伝性の持病を持っている。) エコグラフィーをしてもらい、椅子に座って先生が(英語で)説明を始めた。 『うーーんと、両方の腎臓にね、えっと、のう胞があるね。それは知ってるよね? 左ののう胞が、随分と大きいんだねぇ。 どうしてか不思議だけど、キミの腎臓は今のところきちんと機能を果たしてるよ。(^_^)』 先生が、ひょうひょうと説明をしていると (私はこの先生の大ファンだ。このひょうひょう具合が 実に巧く私のツボをつくのだ!(^^♪ )、夫、おもむろに 『せ、センセイ、メイ・アイ・レイダウン・オン・ディス・ベッド?(このベッドに横になってもいいですか?)』 などと抜かしながら、診察室に置いてあったベッドにフラフラと横たわった。 10年以上たった今でも、我が夫がその病院の語り草になっている事はいうまでもない・・・。 つい一昨日の夜の事である。 私はもはや中毒になってしまったネットを楽しんでいた。 会社から帰ってきた夫、口数も少なくイライラしながら、決してフレンドリーとは言えない口調で 『ちょっとそこをどいてくれっ!調べ物がある。(`´)』とほざくではないか。(-_-;) ちょっと殺気立っていた夫の様子を見て、とても親切な私はPCを引き渡した。 30分ほど経って、この世の終わりのような顔をした夫、 『あぁぁ、やっぱりそうだ。僕は #%$&¥? だ・・・。(>_<)』 聞いた事もないイタリア語の固有名詞を言われ、私は 『は?なんや、それ (・・?』と聞き返した。 『だからぁ、僕は #%$&¥? なんだよっ!(--〆)』 そんなフォント5の赤文字で言われたって、知らない単語は知らないのだ。逆切れしそうになった私、辞書で調べてみた。 私の愛する夫が絶望した大病とは・・・ 私→『・・・・・。』 はぁ~、まったくチキンな夫を持ったものだ・・・。(自爆) 世の男性が妊娠&出産を出来ない理由を、私は目のあたりに見た瞬間であった・・・。 ************************************************ *追記 たった今、 トモりん。さんの日記を拝見しました。 もうね、可笑しくて涙流しましたよ、私は。(T_T) 私の一昨日の『なんちゃってツナ・パスタ』を早速お試しいただいて、 そのレポートなんですが、もう大爆笑です。 まだご覧になってない方は、上のトモりん。さんをボチッとやって、是非お笑いくださいませ。(^^♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年05月26日 07時30分03秒
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