カテゴリ:ヴェネチアの生活
昨日から気温がガックリと下がったヴェネチア、朝晩はコートを着た人が多いです。
我が娘達、ここ数年来愛用しているアメリカン・ブランドLands' Endのこのジャケットを、今朝は今シーズンになって初めて着用。 (写真は男子用。私的には今季出た女子用よりも、この男子用の方が機能的でお気に入り♪) *************************************: あっ、それから前回の日記にて語らせていただいた萬雅堂先生ですが、コメント欄にこんなお言葉を残してくださいました! いやぁ~… なんだか凄いことになってますねぇ! 私としてはこの展開には…ただ…驚き…照れ臭く…傍観するばかりですか。 でも、ブログの開設がそもそも情報発信目的でしたから、その意味では素晴らしい成果です。すべてはsaicuccioさんのおかげとしか言いようがありません。感謝!! そして同じ「ありがとう」の言葉を、ここに集われる親しきお友達の皆さま方にも。 (2005年10月14日 16時25分46秒) なんとも謙虚な先生なのでございます・・・。(T_T) あ、先生の昨日(10月17日)のブログを読んでみると、明後日から30年振りに「まんが日本昔ばなし」が再放送されるとのこと。 私も日本にいたら是非観たいのだけど、ここではどうにもなりません。 日本にいるお子様達には是非どうぞ♪ あ、それから先生がもしこの日記を読んで下さった場合のことを考えて・・・ アメリカ在住のAlanaさんが、アメリカの紀伊国屋に電話をして「メディチ家物語」のお取り置きお願いして下さったそうですよっ! ************************************** 先週末は(私達には珍しく)とてもバタバタとした週末だった。 土曜日の午後は、ヴェネチアから車で(高速道路にて)30分くらいの場所にあるPadovaという街に友人家族を訪ねて行った。 ここPadovaは、saicuccioと現在の夫が3年の同棲&半年の新婚生活を送った街である。 (その後saicuccioと夫は会社から、日本駐在を言い渡され東京へ。) 子供達を先週から習い始めたピアノのレッスンに連れて行き、その後、家から30分程は慣れた場所にあるヴェネチアの駐車場へテクテクテクテクテクテクテクテク・・・・と歩いていく。(^_^;) 夫が車を取りに行っている間、私の携帯が・・・ 「あれ。知らない番号だ。」と思って電話に「プロントォ~=もしもし」と出てみる。 電話の相手は、それはそれは可愛らしい声を持った日本人の女性だった。 そう。先週、家出を決行したIkukitoさんだったのである。 私と(大体。大体だけど・・・)同じ年とは思えないお声っ!かわい~♪ 日記からの雰囲気とは違ったIkukitoさんでした。次回の家出はヴェネチアで♪ねっ。 (いいのだろうか?こんな動機で誘って(・・? ) Ikukitoさんとお話して何だかうきうきモードの私、久々にPadovaへ行って・・・ びっくり! あい☆たいさぁ~ん、どうよ、このフォント110?爆 何がびっくりって、街のチェントロ(中心街)には 人、人、人、車、車、車が、うじゃうじゃうじゃうじゃうじゃびーびーびーびーうじゃびー と、なんともカオティックなのである。(ノ_-;)ハア… 普段、 普通の人々(爆)にも車にもすっかりご無沙汰している私達。 あまりのカオスにちょっとげっそり・・・。アセアセ( ̄_ ̄ i)タラー 子供達はヴェネチアでは見られない焼き栗屋さんに大興奮。 なんとも安上がりな偉い子供達なのである。 チェントロでアペリティーボ(=食前酒)を楽しんだ私達は、友人宅へお料理上手な彼女の手作り ディナーをいただきに♪ この友人夫婦、元々ご主人が我が夫の友人。 下手すると、その辺に転がっている石にも話しかける才能がある、なんとも楽しい男である。 その奥さんは、イタリアでは珍しく24歳で大学を卒業し、さっさと国家試験に合格して 会計士となり、数年前から友人の1人と共同で自分の会計事務所を持つしっかり者35歳の女性。 天は2物も3物も与えるのである。私も彼女が大好きだ。 (注:イタリアの大学を卒業するのは難しいらしく(実際に行った事が無いので私は知らない。)、 27歳や30歳になっても親元に残り、マンマに炊事・洗濯・掃除を任せ、本人は「大学生してます。」なんて、嬉々として言う そしてこの夫婦には、わが長女と同年同月生まれの双子の男の子と、なんとも 愛嬌があるラブラドール犬のミロがいる。 こちらで手作りディナーをご馳走になるので、私達はヴェネチアからフォカッチャ・ヴェネチアーナと、ジェラートを持参。 Padovaに新しく出来たというGROMというジェラート屋さんで、我が夫をもって「こんなにたっけ~ ジェラート、生まれて初めて買った。( ̄o ̄;)ボソッ」と言わしめたアイスクリームなのだ。 ちなみにこのジェラート・・・ う~ん、美味しいことは美味しいけどね・・・。何も1キロ20ユーロするほど(普通は13ユーロくらい?どう?在伊の日本人の方へ呼びかける私。(^_^;))のジェラートじゃね~べ。(←どこの人?) この晩のメニューは、前菜が『アーティチョークのアンチョビのソースグラタン』。 プリモ(第一皿)が、季節を意識した『かぼちゃのリゾット』。 私、イタリアのかぼちゃはあまり得意じゃないのだけど、とても美味しかった。 セコンド(第二皿)が、いろいろなチーズ盛り合わせ&ブリザオラ(馬肉の生ハムのようなもの?そう?) またまた呼吸困難なほど馬鹿喰いし、その上フォカッチャのジェラートのせまで・・・。(6 ̄  ̄)ポリポリ ともかく楽しい夕べを過ごし、11時半にPadovaを出て帰宅したのは12時半近く・・・。 駐車場からまた30分程てくてくてくてくてくてくてくてくてくてくてくてく歩いて・・・。(ノ_-;)ハア… そんな訳で日曜日の朝は(私だけ)ゆっくりと起き、いつも行く美容院のオーナおばちゃんが売りに出している家を見に行き(たったの1億5千万円だってさ。ははははは。)、お昼の後は娘達を サンマルコ広場に連れて行って、鳩の餌で遊ばせる。 鳩の餌は一袋1ユーロ。これをいつも2人で分ける娘達。よく出来た安上がりな娘達である。 ところでこのサン・マルコ広場の鳩野郎たちなのだが、餌を持っている人々を、ヒッチコック映画の『鳥』さながら襲うので、ご注意あれ。 夜は、先日美味しいフォカッチャを紹介してくれたシニョーラ・ボルゲーゼな彼女と、 我が夫と共に3人でフェニーチェ劇場へチェロ奏者・マリオ・ブルネッロのコンサートへ行った。 このマリオ・ブルネッロというチェロ奏者は、夏になるとドロミテ山脈の野外でコンサートを行う。 ろくろ山から義父母に連れられて、我が娘達(当時5才&7才)が野外コンサートに行ったのだが、 コンサートの後に彼は娘達のところへ寄ってきて、気軽に娘達の頭をなでつつ 『おりこうに聴いていたね。音楽は好きかい?これからも良い音楽を沢山聴くんだよ。』 と、話しかけてくれたエピソードがある。 だから私は彼のファンなのだ。(←単純な人。) 彼のコンサートは素晴らしかった。私も夫も舟をこがずに最後まで聴いた。♪~( ̄ε ̄;) このコンサートにはイタリアの俳優マルコ・パオリーニも来ていた。 普通の何処にでもいそうなオッチャンだった。 何だかんだとバタバタした週末だったのでした。 長々とつまらない日記を読んでくれて、ご苦労様でした。m(__)m お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年10月18日 20時54分31秒
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