vivienのＨＰ

今週の初め、半年振りに、ＭＣへ電話した。ひとつは、自分のこの半年間の状況を話したかった。もうひとつは、彼は、瀋陽の会社の総経理を辞めて、また、新たに、シンセンに会社を作った後の状況を確認したかった。

ＭＣ　：やぁ、vivien、今、どこ？
vivien：もう、上海に住んでいるよ。
ＭＣ　：そうか。どう？
vivien：工場出来たけど、実績無いの。
ＭＣ　：当たり前だよ。不景気なんだからさ。
vivien：そっちはどう？
ＭＣ　：台湾に居る。シンセンに２人置いて、実績待ちさ。あのね、ぼくの話、明日から北京へ行くよ。
vivien：あ、そう。
ＭＣ　：君ね、今は、良い事だけを考えて。
vivien：よ・い・こ・と？

ＭＣ　：そう、自分が上手く行く事を考えるんだ。そして、全ての事に、感謝するんだよ。そしたら、上手く行く。
vivien：何なの、それ？

ＭＣ　：僕ね、瀋陽辞めてさ、お金全然入ってこなくて、困ってたんだ。でも、今週ね、あー、こんな時、北京のマンション売れたらいいのになー、って思ったら、電話が入ってきてね。北京の不動産屋からだよ。
vivien：うん。

ＭＣ　：北京のマンション、２２,０００元（平米単価の事）で売りませんか？って。僕ね、２３,０００なら、いいよ、って答えたんだ。
vivien：うん。
ＭＣ　：そしたら、３日位して、２４,０００で売れました、って電話が入って、僕、それで、北京に行くのさ。

ざっと、日本円で５,０００万円が転がり込んだ事になる。

ＭＣ　：だから、君も、怒っちゃ駄目だよ。感謝して、いい事を考えるんだ。そしたら、そうなるんだよ。

それだけ、話して電話を切った。

私が怒っているって、どうして判るの？彼は、何も言わなくても、まるで、そばで見て居るように、私がイライラしている事を見抜いて居たのだな、と思う。そして、私を心配してくれている気持ちに、ありがとう、と思った。

私は、その電話の後、全てに感謝してみた。
けれど、現実とのギャップで、それは、数時間と持たなかった。
気が付くと、社員に当り散らしていた。

土曜日は、最悪だった。
休みだけど、日本から、Ｎ商社が５名来た。
約束の話が上手く行っていない情報を、私が別のルートからつかんで、進めている韓国系の会社の雲行きがおかしい事、７月に教えたのに、まだ、ケリを付けていなくて、しかも、その言い訳が気に食わない。
それでも、終始、ニコニコのvivienで、針は少しだけ刺した。

vivine：机に向かって居る人が、販売戦略なんて、立てられるかな？行動あるのみ、と、思います。

今日、モンモンとした一日を送り、、、、。
駄目かな、、、って考えたり、、、、。
震えた。

行動あるのみ、、、どうする？？？

台湾のリチャードに電話した。彼は、問題のＮ商社の販売店の人間で、知り合った。私より５ケ月年下、馬が合う、っていう感じ。

richard：やぁ、お姉さん。
vivien：教えて欲しいよ。

私は、７月からの韓国の話を説明した。
彼は、更に裏情報を知っていて、教えてくれた。
やっぱり、こちらが、アンダーテーブルを用意した韓国人は、権力を失ったようだ。

richard：僕は、台湾人だけど、韓国のこと、業界だから、勿論、知っているよ。あの日本の商社、おかしいですから、お姉さん、直接、韓国のアンに電話したほうがいい。
vivien：そう思う？
richard：その方が、上手く行く。勿論、別の韓国ルートも持っていて、紹介できるよ。でも、今の状況は、お姉さん、アンと直接話して、待ってあげて欲しいんだ。specialな事、発生したんだから、判ってあげてよ。

vivien：さすが、台湾人だね。私だって、本当のこと、知ると、待てるよ。でも、そういう話、Ｎ社から無いと、おかしいじゃないか？Ｎ社の言い訳は、社内の事情ばかりよ。それ、私に関係ないよ。もし、これ、駄目なら、私、首つらないといけないんだしさ。そんな社内の事、付き合っていられないジャン。

richard：判ってる。それは、僕も同じ。必死だよ。アモイも行ったよ。社員に言ってやった。先行投資するのは、君たちが、バカだから、仕方ないって。
vivien：凄いね、やるじゃん。経費出すよ。直接やらない？
richard：だから、待ってみて。そして、アンと話して。
vivien：ＯＫ。判った。ありがとう。

結果からすると、つまりは、未だ、可能性があるっていう事だ。

ＭＣの行ったとおりだ。

そして、行動しないと。
その事実によって、結果がある筈。
日々、現場は変化しているんだよ。その現場を見ないと、判らないもの。

死ぬ気になれば、何でも出来るよ。
まだ、死なないよ、私。