vivienのＨＰ

久々の中国。

虹橋空港到着して、中国用の携帯電話を取り出すと、使用できない状態だった。

又、チャンがお金払っていないのだな、と思った。
仕方なく、日本の携帯で連絡をとる。

チャンは、ネットでチャージしようとしたら、出来なかったので、
窓口へ行って支払う、と言った。
チャンの携帯も、２，３日前から使用できなくて、チャージも
出来なかった、との事だった。


ところが、窓口支払いへ行って帰って来たチャンは、こう言った。


チャン　その電話番号は、解除されました。

vivien　なんで？

チャン　方針が変わったそうです。身分証明書の再確認が始まっていて、、、
　　　　私も、ＩＤカードを読み取り機にかざして、電話番号が復活しました。

vivien　私のパスポートが必要な訳ね。

チャン　あの窓口では、パスポート対応していないので、市内の窓口へ
　　　　行くように言われましたが、もしかすると、もう、その番号は
　　　　他の人のものになっているかもしれないそうです。

vivien　そんな。。。そこで、確認できなかったの？

チャン　解らないそうです。


犯罪に使用された電話の所有者が解らない事があるから、
登録は厳格に管理しなきゃいけない、っていう流れが
あったのは、聞いていたが、突然、こんなやり方。

会社で契約している電話であっても、使用者個人を再確認する、
という方針になった、との事。


チャン　市内の窓口行きますか？面倒ですよね。

チャン　私２台あるから、このＳＩＭカード１枚使ったらどうですか？

チャン　もう、中国の電話に連絡する人、居ないですよね？
　　　　一斉に、メールでお知らせしたらどうですか？

いちいち、イラッとする言い方だった。

あの電話番号は、会社を始める時、プラス料金払って、
下４桁を自分の誕生日にしたお気に入りだった。

確かに、頻繁に連絡を取る人には、既に、日本の携帯電話番号を
伝えてあるから、必要無い、と言えば、必要ないかもしれない。

だけど。。。何年も経ってから、って事だって、過去にはあった。

うぅぅぅと唸っていたら、LunaからＳＮＳでメッセージが来た。


ルナ　　お母さんに電話したら、男の人がハローって言った。
　　　　英語圏の発音じゃないし、大きな声だった。
　　　　焦って、直ぐに切った。


窓口に行かなくとも、既に、私の電話番号は誰かのものになっていたのだった。

このスピードには、チャンも驚いていた。


私は、中国が離れていくようで、何か寂しい気持ちになった。