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頭の中が白くなった。
vivien 『他の手術方法はありますか?』 医者 『腹腔鏡という方法がありますが、ここでは出来ません。 どちらがいいか、来週までに検討して下さい。』 vivien 『治療をしない、という選択肢は、どうですか?』 医者 『まだ、元気で、若いので、それは勧められません。』 色々な想いが、こみ上げて、一時、混乱した。 本人は、何故か、ずっと黙っている。 最後に、DIANEは言った。 DIANE 『私は、他の病院は行きません、ここがいいです。』 病院を出てから、『癌だったんだよ。』と説明すると、 『はっ?』と、信じられない、という顔をした。 やっぱり、解っていなかったんだ、と理解した。 その夜、馴染みの居酒屋へ連れて行った。 私に出来る事は、取り敢えず、こんな事ぐらいだった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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