|
カテゴリ:カテゴリ未分類
来週月曜日に更に検査をして、転移について調べて、
水曜日に今後の事を決める事になっている。 ネットで、5年生存率や転移や再発の事とか、調べた。 そして、精神的なフォローが大事である事が書いてあった。 DIANEは、癌である事が信じられない、どうして?と言った。 vivien ネットでは、タバコは良くないって書いてある。 でもさ、そんなの今更でしょ。 ジタバタしないで、生きるって事じゃないか? そう言うと、DIANEは、『ありがとう。』と言うので、こちらの 方が拍子抜けした。 尿管は表層が薄く、骨や他の臓器への転移がしやすい、と書いて ある事は伏せた。 もし、転移があれば、手術はせず、緩和ケアになる筈だ。 この先の事は解らないな、と思うと、緊張が走る。 vivien どこか、行きたいところがあれば、連れて行くよ。 vivien いっそ、飛行機の方が移動は楽かもしれないね。 vivien 北海道とか、沖縄とか、いいじゃないか? DIANEは、ぼそっと、『雲見へ行きたい。』と言った。 雲見は、西伊豆でダイビングでよく行ってた所だ。 直ぐに予約を取り、常宿だった民宿へ車を走らせた。 ガンセンターのHPには、『癌である事を隠さずに、家族や友人に話す方が 気が楽になる。』と書いてあった事をDIANEに教えた。 到着すると、女将とおばあちゃんが出てきて、大歓迎してくれた。 DIANEは、『私、癌になっちゃったのよ。』と言ったが、 『また、そんな事言って!』と笑い返されていた。 私が、後ろから、『本当なんです、おととい見つかったんです。』 と、言うと、 一瞬、神妙な顔つきになったけれど、 『今は、手術すれば大丈夫だもんね。』とか、 『隣の家の人も、何度も再発してるけど、 もう、10年以上大丈夫よ。』とか 楽しく言ってくれて、DIANEも、嬉しそうだった。 3回ほど、DIANEは泣きそうになったけれど、最後まで、泣かずに、 楽しくやった。 最後は、『快気祝いは、雲見!』などと言って、1泊2日の旅行を 終えた。 束の間の楽しいひと時となった。 今は、転移していない事を願うだけである。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016年11月06日 18時40分47秒
コメント(0) | コメントを書く |