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カテゴリ:テレビ・映画
13歳の頃のあたしは、色んな経験をしてた。
彼氏、煙草、暴力、家出、死・・・・・ここで言えるのはこれぐらい。 子供のくせに大人ぶって、でたらめだったけど、それでも毎日が全てだった。 抱えるものは大きくて、傷は深すぎた。 逃げ出したくて、逃げ出せなくて、逢いたくて、逢えなくて、歩道橋の上で泣いた。 今考えると、驚く程強くて、危うい程脆かった。 あの頃に戻って同じ経験を辿れと言われたら、もう絶対に嫌だ。 多分きっと、あの頃の、あのあたしの13歳だったから耐えられたんだと思う。 あの狭い世界では、それが全てだったから。 そんな事を思い出したのは、この映画を観たから 【サーティーン あの頃欲しかった愛のこと】 『アメリカの西海岸。ポートラ中学校に入学した13歳のトレイシーは、 シングルマザーの母メラニー、兄メイソンとの3人暮らし。 父親は離婚後の家族にそっけない態度を取り続けていた。 トレイシーは母親に自分の作った詩を読むのが好きな多感な少女だった。 ある時、トレイシーは部屋に飾ってあったテディベアやバービー人形に急に嫌気がさし始める。 学校で一番人気のあるイーヴィに憧れ、彼女のようになりたいと思い始めたからだ。 トレイシーはそれまでの子供っぽい服を脱ぎ捨て、ヘソ出しTシャツやローライズ・ジーンズ、 スパイク・ヒールの靴に興味を示し、ボディ・ピアスや派手なメイクも始める。 それもすべて憧れのイーヴィに近づくためだった。 それまでトレイシーを仲間として認めていなかったイーヴィだったが、 トレイシーが出来心で盗んだ財布の大金でショッピングをした時から、その関係が変わる。 母の死後に保護者となったブルックとの生活から離れたいイーヴィは、 やがて、トレイシーの家に寝泊まりするように。 イーヴィの紹介する店で18歳と年齢を偽って舌にピアスをつけたり、ドラッグにも手を出し、 初めてのボーイハントにも成功するトレイシー。清純な天使から誘惑的な小悪魔へと変わっていく。 しかし、その心の奥には、傷付きやすくて、ガラスのようにもろい感情が隠れていた・・・。』 観て思ったのは「あ、これずっと前に観たぞ」と(笑) 前と同じようにトレイシーの苦しさも分かるんだけど、 今回はメラニー(母)も見てて辛かった。 そりゃあ、娘がこんな風になったら辛いよ! こんなに思春期こじらせた子供なんて、親からしたら面倒臭くてたまらんわ!! でも、本当にこじらせてるのは、家の中でだけイイコちゃんぶってる子だったりするんだけどね・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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