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カテゴリ:身体・健康
昨夜は韓国人の友達の家に泊まった。
旧正月のため一時帰国する彼女を朝一番に 空港まで送り届けるため、泊り込み。 夜中遅くまで酒を飲みながら 色々と話し込んだんだけど。 適度にお酒も回ってきて、 お互い饒舌になった頃。 「将来お金いっぱい稼いだら、何する?」 なんて話に。 『私はじゃあ、あんたの子供やうちの甥っ子・姪っ子達 みーんな連れて東京ディズニーランドに連れて行ってさ、 豪遊させてあげるわー!』って私。 そしたら、彼女が笑って言った。 「じゃあ、もうひとつ、お願いきいてよー」 『うん?』 「もし私の目が見えなくなったらさー、 私に盲導犬を買ってよね。」 「韓国ってさ、盲導犬が すんごく高いんだー」 ・・・って。 突然涙が あふれた。 これが酒の力なんやろうか。 普段決して弱音など口にしない彼女が ずっと胸に秘めていた心のつぶやき。 ポロリとこぼした将来の不安。 『うん。うん。もちろん。 何十匹でも買ってあげるよ。』 『いいや!あたしが! あたしがあんたの手を引いて 目になってあげるよ』・・・って。 私もここんとこずっと、なんかしら こらえてきていたものがあったのだろう。 色んな思いが爆裂してしまい。 涙があふれてとまらなくなった。 二人して泣いた。 さんざん泣いた。 泣いて泣いて。 鼻水で顔中が ぐちゃぐちゃになるまで 泣いた。 思い切り泣いたら なんかすっきりして。 そして寝た。 今朝は爽快な目覚めとは行かなかったけど。 久しぶりに娘に会えると、朝からはしゃいでいた彼女の その横顔を見ながら、(お金をたくさん稼げなくても、 彼女には絶対私が盲導犬を買ってあげよう・・・)って 密かに心に誓った。 盲導犬が必要となる日が、いつになるかは 誰にもわからないけれど。 できるならずっと遅くきてほしい。 できるなら、その日が来なければいい。 今頃はかわいい一人娘と、愛する旦那さんと 親子三人川の字で眠っている頃だろうか。。。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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