美々庵

年と共に、涙腺がゆるくなった気がする。
もともとゆるいほうだが、
最近はかなーりゆるい。


私の涙のツボ


特に母への思い　＆　子を思う親の愛に
過敏反応し、涙が止まらなくなる。



昨日夕方から読み出した本は
そのツボのど真ん中を貫通した。



「東京タワー」　
　　　by　リリーフランキー


半分を過ぎたあたりから涙があふれ出し、
最後の3分の１はほぼ嗚咽状態。


読みながら、泣きながら、
親を、もっともっと大切にしようと
心から思った。強く思った。


深夜2時半頃。
まだ本を読んでいる私に気づき
わざわざおき出してきて


「明日仕事やろー。早よ寝～や～」
と、声をかけてきた母。


朝起きたら、
ちゃんとお弁当が用意されていた。


遅くまで起きていた私のためにと、
朝きっと起きれなくてお弁当作る時間もないだろうと、
夜中にあれからお弁当を作ってくれたんやわ。


私の「母を思う気持ち」は
母が「子供を思う気持ち」には
どうやってもかなわない。



母は偉大。



お母さん有難う。