朝は嵐のような雨と風！！！
幸いにも私たちのРУССКАЯ ШКОЛАは寮と1本の廊下でつながっているから、
濡れずに授業までいけました

1時間目の授業が終わりに近づいたころ･･･
「ОЙ! СНЕГ ИДЁТ!!（あら！雪が降ってるわ！）」と先生
みんな一斉に窓の外を見ると･･･
うっっわぉぅ！
ほんとに雪が降ってる！ってか、吹雪いてる！

･･･今日はウラジオストクで初雪が降りました！！！

この間まですごく暑かったのに！！
日本から飛行機で約1時間半で着くほど近いけど、やっぱりここはロシアだなぁ･･･
って実感しました。

先生はそのあと、
「МНОГО ЮКИ ИДТ!!（たくさんのゆき〔←私のこと＾＾;〕が降ってるわ！！）」
なんて言うの！

そして、2時間目の途中に（いつも現れない）校長先生が教室に来て私たちに・・・
「今日は絶対に寮から出ないように！」
と一言。


そんなことをいわれましたが、
冬が大好きな私とМАЮМИちゃんが校長先生の言うことを聞くわけないじゃない！

授業後すぐにコートを2人とも着込んで、
わずかなお金とデジカメを持って、

寮から歩いて5分ぐらいのところにあるКИОСК（キオスク）に行って
私はガムを　МАЮМИちゃんは卵を買いに
いざ出陣！！！

寮を一歩出ると10月とは思えないほどの猛吹雪・・・
なのに私たちは大喜びで出て行きました。
その喜びように雪の神様は怒ったのでしょうか？
私たちに向かって雪を
ビシバシビシバシッ
あててきます。
ひ～！！助けてくれぇい～。。。。
なんていいながら、それでも楽しそうにКИОСКに向かう私たち･･･

進んでも進んでも･･
何故でしょう？

5分でつくはずのКИОСКになかなか着きません。
しまいにはホッペはひりひりしてくるし、まつげが凍ってしまったのかなんとなく重いし････
「きゃ～。さむいね～～～～」
って2人で叫びながら･･･
やっとこさКИОСКに着いたときには私たちは寒さでおかしくなった人のように笑い転げてました。
無事、卵とガムを買うことのできた私たち、
往復15分ぐらいで寮に帰ってきました。
寮についたとたん、私たちを邪魔する風は一吹きもなく
2人して
「あったかぁい～。しあわせ～」と言っていました。

そして、自分の部屋に入って、自分の顔を鏡で見てびっくり！！！！！
うっわっぁぁあ。
マスカラ落ちて、パンダになってるし！！！！
さっき、外でまつげが凍って、中に入ったとたん溶けたから、こんなになっちゃったのね･･･

《結論》
ウラジオストクの猛吹雪は私のマスカラまで落としてしまうほどの威力でした。