レッスンモニター2
休符から始まる開放弦のドリルを作った。それぞれの弦を弾くトルソーのフォームを覚える。このドリルはソルフェージュと筋トレを同時に進める。メトロノーム遵守。1回目のレッスンではピチカートする右腕を私が受け持ったが、今回からは@が自分で弾く。まず、私がバイオリンを構えてピチカートの指を@がつくる役割に交代すると、右指にどのくらいの力が必要かわかったようで@は驚く。そして体重移動とトルソーの緊張感を思い出し、右腕と指を強く保って発音する。すぐにそれなりにできるようになるが、腕の重さに慣れるために、リズムパターンを変えて少しずつ休符や音符を複雑にしながら続ける。(この段階ではまだ@はがチューニングをしないし弓も持たない。レッスン時には私がキモチ悪いので一応gdaeを合わせる。@にa,ad,dg,aeを書いた譜面を見せてピアノでそれを弾かせ、私が説明しながらチューニングする。)休符を早い段階に覚えることは、予想したよりはるかに重要だったことを実感。また、各部の名称は実際に使うときに覚えて会話するので充分。とりあえず、弓はまだ使わないので触らない約束でケースに入れたまま。@は弓を「知らない」ことになっている。ケース、バイオリン、肩当て、gdaeの弦、これだけが今のところバイオリンについて@の知っている名称であり、バイオリンをケースから出して肩当てを装着することと、触ったところを主に拭いて片付け、ケースの閉じられるところを全て閉じてストラップをきれいに懸けて抱えることを確認して終わり。ドリルの宿題山盛り。